おすすめ度 ☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 1979年製作
ガンで亡くなったマックイーンの遺作前作。
19世紀末の西部を舞台に、その名を轟かせた名うてのガンマン、トム・ホーンの厳しくも孤独な生涯を描く。
かつて賞金稼ぎとして名を馳せたトム・ホーン(スティーブ・マックイーン)は、老いを感じる年齢となり、ワイオミング州のハガービルで牛泥棒を始末する仕事を請け負った。
昔ながらの早射ちで泥棒たちを射殺していくトムを、町の人々は冷酷な殺人者と見なし、敬遠した。トムは、小学校に勤める女教師のグレンドレーネ(リンダ・エヴァンス[3])と恋仲になるが、グレンドレーネも、生き方を変えないトムから離れて行った。
14歳の少年が無残に射殺される事件が起こった。目撃者はいないが、犯人は200 m離れた位置から、ライフルで命中させる腕を持っていた。トムの名声を妬む連邦保安官のジョー・ベルは、トムを罠にはめ、トムが犯行を認めたと言い立てた。
そして絞首刑。
移りゆく時代に取り残されたガンマンの最期。