韓国映画「神弓」、韓国時代劇、弓による決闘は見もの

おススメ度　☆☆☆
　　　　アクション好き　☆☆☆☆

神弓は韓国の携帯型ロケットなんだけど、ここでの神弓は、曲線を描いて飛ばせるので、どこから矢が来るかわからず、隠れていても射抜かれるというもの。

この映画は時代劇、１７世紀の丙子の乱が背景にある。

宣伝では、１０万人を相手に一人で戦ったとあるが、ちょっとオーバー。

反逆罪で殺された父の遺言、妹を頼むと言われ、弓を託される。

それからグダグダあって、養ってくれた家の息子と妹が結婚することに。

その結婚式当日、清の軍勢が押し寄せ、妹と婿も同時にさらって行ってしまう。

そこで奮起した兄が、弓一つで敵陣に乗り込み、敵の王子を虜にして、妹を救う。

しかしそうは簡単にいかない、敵にも弓の名手がいた。

そこで、馬で逃げたが、途中から徒歩で山中に、一人また一人と、弓矢だけで敵をなぎ倒し、崖を飛び越える荒業も見せながら、荒野での弓矢対決。

まさに、西部劇風で、そのアクションは目を離せない。

ラストの敵将との対決で幕だが、果たして勝負は？

イギリス映画「砂漠でサーモンフィッシング」、ほんとかなの話です。

おススメ度　☆☆☆
　　　　変わった映画好き　☆☆☆☆

ちょっと、題名から、嘘だろうその話と思ったのだが、

イエメンの砂漠に川を作り、鮭を放流しようという壮大な話。

ネタバレだが、これは、フィクションです。

だが、もっともらしい話の展開に、ドキドキする。

アフガニスタンで、評判を落としたイギリスが、中東に喜ばれるネタに取り上げられ、国家プロジェクトに。

映画の主人公は、魚博士だが、彼の膨大な話に政府が乗り、イエメンの富豪が資金を出すということで、プロジェクトが始まる。

そして、実際にダムと川を作り、鮭を放流するのだ。

で、話はこれだけではない。とうの科学者と政府のプロモーターの女性との色恋が持ち上がる。

まあ、一緒に仕事をすれば情が移るというもの。

ただ、それぞれに結婚した、約束した相手がおり、微妙な展開に。

まあ、そんなこんなで、結構面白い映画になっている。

アメリカ映画「最高の人生の選び方」、親子のロードムービーです

おススメ度　☆☆

劇場未公開

「最高の人生の見つけ方」とか「最高の人生の終わり方」とか、似た題名に注意。これって日本でつけた名前だから。

でこの映画のタイトルは、「Ｔｈｅ　ｏｐｅｎ　ｒｏａｄ」、一般道。

病気で手術を受ける前に、疎遠になっている父親に会いたいという母親の頼みを受けて、元彼女と、父を迎えに行く。

父は、有名な野球選手。簡単に、ＯＫしてくれたが、さて空港で身分証明書を携帯していないことに気付く。ために、飛行機に乗れず、車で移動することに。

途中、道路工事のため一般道を走らざるを得ない羽目に。

という具合で始まった、父と子、それに子の元カノの旅。

途中徐々にそれぞれの関係が明らかに、その件で諍いがあり、仲直りありで、ハッピーエンドに（中くらいか）

光っているのは、ジェフブリッジスの父親役。飲んべえだけど憎めないキャラをうまく演じている。

「人生の特等席のジャスティン・ティンバーレイクが、息子役で出ているがまだ駆け出しの感じ。

取り立てて魅力のある映画ではない。

イギリス映画「レ・ミゼラブル」、文豪の名作のミュージカル、その映画化！

おススメ度　☆☆☆☆

世界の文豪ビクトルユーゴの名作を舞台化した「レ・ミゼラブル」。

そのミュージカルを映画化した本作は、全編歌で進行される。

レ・ミゼラブルといえば、中学時代、国語教師がこの小説を読み聞かせてくれ感動した思い出がよみがえる。

世界共通の「無情」について、描かれた本作は、時代を超え、国境を越え人々を感動させる。

本作は、ミュージカルを、映画として描いた力作だ。

アテレコでなく、演技中にうたうという技法で、感情を豊かに表現している。

配役も、それぞれの役柄にふさわしく演じており、心地よい。

ただ、歌の表現のため、表現が冗長になり、２時間４０分の長尺はもたれる。

素晴らしい映画には違いないのだが。