おすすめ度 ☆☆☆
とくに、マネなどの絵画に関心のある方向け。
マネがモデルにした美人画家の半生を描いているので、その向きの興味のない方には退屈。
当時のフランスで県知事もした父親の元、姉妹は絵画を学習していた(モリゾは妹)。
そして、絵画展に出品。
妹は姉が合格してなぜ、私が見たいなプライド。
その彼女が、マネにモデルを頼まれてから、腕を上げていく。
普仏戦争がはじまり、その間もモリゾは田舎で絵を描き続ける。
マネの名に隠れてあまり有名でないモリゾを題材に当時の画壇の雰囲気を丁寧に描いていく。
結局、マネとは結婚までいかないが、マネの弟と結婚している。
カメラマン出身の監督だけに絵がきれい。
モリゾを、マリーヌ・デルテルムが演じている。