おすすめ度 ☆☆☆
犯罪映画好き ☆☆☆★
1980年代、史上最大規模とも言われる犯罪帝国を築き上げたコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル。
アメリカ連邦政府関税捜査局のベテラン捜査官ロバート・メイザーによるおとり捜査を実施。
そのメイザーが、作戦の実態を事細かに描いた回顧録を出版。これを映画化。
実録映画らしく、ラストのタイトルバックでは、演者と実際の人物を並列した画面に。
ロバートメイザーを「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」でアカデミー主演男優賞にノミネートされたブライアン・クランストンが好演。
麻薬の取引現場だけでは、根っこが捕まえられないので、架空の大富豪に扮して、マネーロンダリングを持ちかけるという用意周到な計画。
それこそ、麻薬組織のトップにまでつながる潜入。
いつ命が狙われるか?
女をあてがわれとっさに婚約者がいるという嘘をついて、にわか仕立て。
最後は、婚約者との結婚式の場での、大捕り物。
親族のように付き合ってきた相手を御用とするジレンマ。
緊張感の途切れないサスペンス巨編だ。