ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」妻を亡くしても涙の出ないサラリーマン!

2017-10-16 19:36:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

再生物語好き ☆☆☆

出勤途中、妻を乗せた車が事故る。妻は死亡。

葬儀の時、涙が出ない。

そんな中、義父に壊れたものは一度解体して組み立て直せばいいと言われ、周りのものを壊しだす。

一方、自動販売機で飲み物が出てこなかったことで、苦情の電話をすると、係の女性から真夜中に電話がかかってくる。

彼女は結婚していて、夫も子もいる。

夫の出張中に、彼女の家に居候。

子供と仲良くなり、家を壊し、壊し屋に就職。息子と壊してカタルシスを。

やがて、妻の不貞と妊娠が発覚。

結局、悩んだのは何だったのか。

なかなか意味深長な出来事や話が出てきて、奥深い。

二度見するとよくわかるとか?

「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャン=マルク・バレ監督だけに、ひねりが効いている。

それにこたえる、ジェイク・ギレンホールがなんとも言えない味を出している。




 

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「シャドウ・エフェクト」、要人を暗殺する男、その後、アパートのトイレでゲロを吐く。

2017-10-16 16:04:52 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

サスペンス映画好き ☆☆★

WOWOW公開後、DVD化。

無意識の中で殺人を犯す男。

だが、実際に要人が殺害されていた。

海軍特殊部隊の狙撃名手。

ある組織に利用されていた。

前半は、何が起こっているのかわからぬまま、狙撃手の暗殺現場に付き合わされる。

そのアクションの的確さと、何がなぜの興味が、この映画の肝。

後半は、そのネタ晴らしだが、これはもうどうでもいい。

迫力あるアクションを楽しめれば。

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「スウィート17モンスター」、17歳こじらせ女の悲喜こもごも!

2017-10-15 17:04:13 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

青春映画好き ☆☆☆

PG12 

第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ヘイリー・スタインフェルド)にノミネートされたた青春映画。

監督は本作で第82回ニューヨーク映画批評家協会賞初監督作品賞を受賞した新人のケリー・フレモン・クレイグ。

なにしろ、こじらせ率100%のちょっとかわいくブスな少女の成長物語。

愛していた父の死と、愛している兄と親友の恋愛に、ショックを受けて、疎外感満杯に。

韓国系青年との交流や、教師と交流を重ねて成長していくが、

片思いの男性に「セックスして」のようなメールを送り、こじれた関係に

ますます、落ち込む彼女だったが、周りの温かさに気づきはじめ、自らがこじらせなる自覚が芽生えラッキーなエンドに。

この映画の良さは、ヘイリースタンフォードの天真爛漫な魅力を十分に引き出したこと。

題材が、どこにでもありそうな、身近さを感じさせること。

自ら、こじらせ時期を経験済の女性には共感を呼ぶだろう。

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「エンドレスマーダー」、殺し屋と殺しの依頼人の不思議な関係!

2017-10-15 11:04:20 | オーストラリア映画

おすすめ度 ☆☆

心理サスペンス好き ☆☆☆

劇場未公開

パケージから察するに、サディスティックアクションだが、実は、練られた心理サスペンスだ。

アメリカではサンダンス映画祭に次ぐ規模を誇るオースティン映画祭で観客賞を受賞したのをはじめ、ダンス・ウィズ・フィルムズ映画祭では審査員賞を受賞、メルボルン・アンダーグラウンド映画祭では、最優秀助演男優賞、最優秀撮影賞、審査員特別賞を受賞! 巧妙に練り上げられたプロットと先の読めないストーリー展開で、世界中を魅了し高い評価を受けた至極の一作! 

だが、アクション映画好きには、肩透かしの感じ。

まあこの手の映画は、日本では少数派。

何しろ名うての殺し屋と、自ら殺しを依頼する自殺願望者のコンビ。

いくら殺しても死なない依頼者と自殺願望者、そのうち親しくなって、「運命」論を披露する有様。

それぞれが恋人を失った喪失感。

ところが、その殺しに意外な関係が。

自死を考える映画でもある。

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「不倫する肉体」、エロチックな映画です。

2017-10-14 19:14:56 | 映画

おすすめ度 ☆☆

メキシコ映画

R15

孤独な女と妻を持つ男の激しい欲望を描いた官能ドラマ。同じビル内で働くピナとイゴールはひと目で惹かれ合い、激しく求め合う。

だが、男は結婚していて、彼を愛する妻がいる。

女は、離婚して、小学生の息子と二人ぐらし。

ビル内で、身体をむさぼりあうが、それでは、欲求は満たされず、ラブホでのデートを約束するが、お互いの事情で、片方がよければ他方が悪く、実現しない。

男の妻は、男が自分に欲情しないことから、女の存在に気付く。

女の息子は、女が男を作ったことにいら立つ。

それぞれが、家庭を壊さないよう努力するが、お互いの肉体は、男と女を欲している。

淡々とした、日常生活の描写が続き、

ラストにやっと、二人がめぐり合える機会が。

主演のイレーナ・アスエラは、メキシコ映画ゆえ、お目にかかることはないが、中年の色気ぷんぷんで、たいして面白くない映画に色を添える。

ラストの全裸シーンは、見事なものだ。



写真は、グラビア雑誌のイレーナ・アスエラ。

 

 

 

 

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「ホームレス ニューヨークと寝た男」、マークレイ、188センチのナイスミドル、ホームレスの優雅な生活!

2017-10-14 14:58:43 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

ニューヨークスタイリッシュ好き ☆☆☆

アメリカ・オーストリア合作。

これは、マークの友人が撮った今のニューヨークを語るドキュメント。

マーク・レイ、52歳。職業:ファッション・フォトグラファー。時々俳優。

もともと、ファッションモデルをやっていただけあって、なかなかダンディ。

スーツもびしっと決まる。

ただ、宣伝文句のように、ホームレスを満喫しているわけではない。

ニューヨークは家賃が高い。まあ、主たる原因はそれか。

だが、この映画、ファッションモデルやきれいな女の子を引っかけては写真を撮る。

まさにニューヨークらしき一面。

さらに、金もないのに飲み歩く、そこは夜のニューヨーク。

ビルの屋上で暮らすが、朝のニューヨークも気持ちいい。

優雅な音楽に乗せて、フォトジェニックなニューヨーク。

ホームレスとは言っても、スラムではない。

上級社会でのいわば、もったいない生活だ。

ただ、地下鉄を無賃乗車したり、ちょっと危ない生活。

来日して、ホームレス東京を撮りたいらしい。



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「アウトレイジ 最終章」、『アウトレイジ ビヨンド』から5年、武が帰ってきた!

2017-10-13 17:51:11 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

やくざ映画好き ☆☆☆★

R+15 やくざ映画だし、殺しもふんだん

アウトレイジ3部作の最終章。

前作を見ていなくても。話は分かるが、人間関係を理解するのに時間がかかる。

基本、花菱会と張グループとの争いだが、花菱会の内部分裂と、大友組の組長の因縁の抗争が絡んで話は進む。

日本人は、やくざをやらせると誰でも似合うそうだが、前作に続き大御所二人の顔面雄たけびの迫力は健在だ。

その二人は、花菱組の跡目相続で対立。

西野を演じる西田敏行と中田を演じる塩見三省。

ただ後で知ったが、二人は、大病を患った後の出演らしく、痛々しい。

おまけに、大友を演じるビートたけしの舌まわりも衰えを見せ、前作「隆三と七人の子分たち」の老人パワーが後を引く。

大友が、マシンガンを持って大暴れする後半は、ド派手だが、今時では生ぬるい。

ラストはショッキングだが、最終章にふさわしい。

ジャパンプレミアに勢ぞろいした役者の面々。

いずれも、その凄みの顔相は、負けず劣らす。

最終章だから、一応やくざ映画はピリオッドを打ったが、さて武の次回作は?(初恋物語らしいが)

 

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「こころに剣士を」、エストニアの小学校教師、子供達にフェンシングを教える!

2017-10-12 19:02:53 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

小国で起きた実話の映画化 ☆☆☆★

フィンランド・エストニア・ドイツ合作

エストニアという国。

フィンランド湾に面している。湾を挟みフィンランドと面している。(90キロ南)

西はバルト海、南はラトビア、東はロシアと接している。現在はEUの一員。

面積は九州の1.2倍。

ロシアで、一番近い都市は、サンクトペテルブルク。ソ連時代は、レーニングラードと呼ばれていた。本映画ではその名前が。

第一次世界大戦後、ソ連に占領されていたが、第二次世界大戦でドイツの占領下に。戦後ソ連に占領された。

小国故、争いに巻き込まれ、当映画の時代、ソ連占領下で、ドイツ占領下に参戦した兵士は、刑務所に監禁された。

そんな背景下の映画で、実話だという。

取り上げられるスポーツがフェンシング。太田選手の活躍でちょっとは知れたスポーツだが、ヨーロッパでは、特にドイツ、イタリア、フランス、ロシアで盛んらしい。

本映画の主人公は、もともとフェンシングの選手だった。

学校へ赴任した矢先、校長から、課外活動を指導するように求められる。

ほかの競技も試みるが、道具を買ってもらえず、自分の特異なフェンシングを、麦わらで細工する気の入れよう。

ほかに、スポーツもなく、飽きていた生徒たちに大評判。

そして、ロシアでの大会に参加。

ロシアへ行けば、逮捕されるのがわかっていながら、生徒たちのために参加する教師の心意気。

なかなか、感動の映画だ。

ただ、非常に淡々と進むため、静かな映画だ。

 

 

 

 

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京都シネマで映像の不具合

2017-10-12 14:51:06 | 日記

今日。10月12日、映画鑑賞に出かけた。

京都シネマ 「エルネスト」 朝一回目の上映。

凡そ30分ほど。

チェコの軍人が、広島の原爆跡を訪れるシーンが終わり、オダギリージョーが登場したとたん、映写が打ち切られた。

そして、映写に不具合があり、これ以上上映できないといわれ、

鑑賞料金の払い戻しと招待券一枚が手渡された。

今の時代に、起こりえることなのかとびっくり。

ここは、アート系映画の上映館で、貴重な存在だが、不祥事は、残念だ。

ホームページを見る限り、このことは触れられず、明日からの上映予告もそのまま。

わたしたちだけが不意を食らった感じ。

まあ、数十年前は、よくあったことなのだが。

残念

 

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「22年目の告白 私が殺人犯です」、藤原達也が、名乗り出た殺人犯を好演!

2017-10-11 17:44:56 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

殺人シーンなどかなりやばいシーンがありますが、R指定なし

時効成立で、犯人が名乗り出るという設定は面白い。(韓国映画が原作)

おまけに、テレビに出演して、堂々の演技、さすが、この役は藤原達也。

追いかける刑事に伊藤英明。

この二人の役者に、ニュースキャスターの仲村トオルが絡む。

そいう意味では、演技合戦でもあり、どんでんがえしのミステリーである。

韓国映画に比べて、カーチェイスやアクションシーンは少ないものの、心理ドラマとしてふくらみを持たせている。

犯人がわかってからの展開は、やや、迫力を欠くが、前半はなかなかのもの。

それにしても、警察の存在感の薄さが気になる。

 

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