おすすめ度 ☆★
タイ映画 劇場未公開
メタボ体型の巡査、ヨイ、カン、アオ、プルムの4人は、体重が重過ぎて車が坂を登れず、追跡中の強盗犯を取り逃がしてしまう。さらに、その様子がネット上で拡散され、4人は署長命令でダイエットをすることに。
運動、食事制限、サプリなどダイエットに取り組むが、所詮食の誘惑には勝てず。
ゆるーいギャグの連発。
一応、お色気やアクションもあるがあくまで添え物。
笑い飛ばすほどもなく、くすくす。
おすすめ度 ☆★
タイ映画 劇場未公開
メタボ体型の巡査、ヨイ、カン、アオ、プルムの4人は、体重が重過ぎて車が坂を登れず、追跡中の強盗犯を取り逃がしてしまう。さらに、その様子がネット上で拡散され、4人は署長命令でダイエットをすることに。
運動、食事制限、サプリなどダイエットに取り組むが、所詮食の誘惑には勝てず。
ゆるーいギャグの連発。
一応、お色気やアクションもあるがあくまで添え物。
笑い飛ばすほどもなく、くすくす。
おすすめ度 ☆☆
アメリカ・イギリス合作
「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
ユマ・サーマンとティム・ロスが詐欺師夫婦役を演じ、500万ドルの宝石を巡る争奪戦を描いたクライムドラマ。
詐欺師であるピーターとハリーのフォックス夫妻は、元仕事仲間のイリーナから横取りした大金をギャンブルで失ってしまう。賞金首となった夫婦は追跡を逃れるため、ロンドンからロサンゼルスへ高飛びする。
ロサンゼルスにはピーターの元妻でセレブの映画監督と再婚したジャッキーが暮らしていた。フォックス夫妻はジャッキーが夫から贈られた500万ドルの指輪を奪い取るべく、彼女の豪邸に忍び込むが……。
駄目夫は、終始酒とドラックで全くの役立たずで、ユマ・サーマンが孤軍奮闘する演技がとても愛おしい。
終始下品でハッタリまみれのやり取りや出来事が面白く、ちょっと汚い笑いがたっぷり。
ただ、展開がへたくそで、興味をなくす。
おすすめ度 ☆☆☆★
ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世と伝説のバレリーナとの許されぬ恋を描いた恋愛ドラマ。
1800年代後半のロシア・サンクトペテルブルク。ロマノフ朝ロシア皇帝アレクサンドル3世の息子で、ロシア王位継承者であるニコライ2世は、マリインスキー・バレエ団の世界的なプリマ、マチルダ・クシェシンスカヤに一目ぼれし、恋に落ちる。
史実を脚色した映画。
エカテリーナ宮殿、黄金に縁取りされた扉が眩しいサンクトペテルブルクの宮殿や、バレエの殿堂として栄えたボリショイ劇場やマリインスキー劇場の作りは超豪華。
特に皇帝の結婚式は、まさに最後の皇帝らしく、金ピカ。
また衣装も豪華。
バレーシーンは少ないが、その舞台は豪華。
まあ、金のかかりようは、大変。
賛否両論あったらしいが、皇帝のなさぬ恋。ロシアらしい荒々しい恋だ。
ラース・アイディンガーが、マチルダをを演じ、男を手玉に取り、自分の意見を通す立派な女性像を作り上げている。
華やかな歴史絵巻、それも許されぬ恋物語。どっぷり、宮廷恋愛ごっこを楽しむがよい。
おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
ちょっと背伸びしすぎたかな。
でも、この映画めっぽう面白い。
生きるために盗みを働きながらも真っ直ぐな心を持ち、人生を変えるチャンスをつかもうとしている青年アラジンと、自立した心と強い好奇心を抱き、自由に憧れる王女ジャスミン。
中東や中央アジア系の多彩な人種を擁したキャスティング(フレッシュな若手二人がとてもいい!)、現代に合った設定のアレンジなども気が利いている。だがもっと気が利いているのは、やはりジーニー役にウィル・スミスを据えた恐れ知らずとも言える決断だろう。
そしてこの映画は、ミュージカル。歌と踊りが満載。
やはりそこは、アラブの血が入ったのかな。
単純なストーリーながら、魅せてくれるのは脚色と演出。
時間的に吹き替え版しかなかったので見たが、結構違和感なく見れた。
おすすめ度 ☆☆☆
文学作品に関心のある方 ☆☆☆★
イギリス・ルクセンブルグ・アメリカ合作 PG12
ゴシック小説の古典的名作「フランケンシュタイン」を生み出したイギリスの女性作家メアリー・シェリーの波乱に満ちた半生を描いた映画。
19世紀のイギリスで小説家を夢見る少女メアリーは妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。2人は互いの才能に惹かれあい、情熱に身を任せて駆け落ちするが、メアリーは数々の悲劇に見舞われてしまう。
その失意の中、メアリーは詩人バイロン卿の別荘で「みんなで1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。
だが、当時の出版界は、一少女の物語など見向きもされない。
だが、夫の手を借り出版。
世に現れることに。
18才の少女を同年齢のエル・ファニングが好演。
監督はハイファ・アル=マンスール。
フランケンシュタインの出版秘話を作者の半生から描写した佳作。
おすすめ度 ☆☆☆
猫好き ☆☆☆★
人気作家・有川浩の同名ベストセラーを実写映画化。
元野良猫のナナは、交通事故に遭ったところを猫好きの青年・悟に助けられ、それ以来5年間、彼の飼い猫として幸せに暮らしてきた。ある事情からナナを手放すことになった悟は、新しい飼い主を探すため旅に出る。親友や恋人など、これまで出会った大切な人々を訪ねまわりながら、自身の人生を振り返る悟だった。
猫旅物語でありながら、結構悟の家庭事情が丁寧に描かれる。
幼くして父母を亡くし、叔母に育てられる。叔母が忙しいので、一人でいることが多い。そんな複雑な家庭に育ちながら、心優しい青年に育った悟。
ある事情は、後半に明かされるが、猫を飼ってくれる人を訪ねて、学校時代の友達を訪ね歩く。そして最後は叔母のところへ。
猫のナレーションを高畑充希が好演。ダブル主役だ。(悟は、福士蒼汰)
最後はお涙頂戴の設定。
ちょっと、ほかの展開が欲しかった。
おすすめ度 ☆☆
中国・香港映画
前作「アイスマン」がもともと前後編だった、その後編なのだが、製作が中途半端で、87分の短い尺に無理やり押し込んだ作品。
おかげで、ストーリーは、駆け足。
1624年、明朝末期と現代の香港を行き来し、おまけに日中戦争時代の列車の中がはさまり、壮大な歴史物語なのだが。
メインは、倭国の武将北条とホー(ドニー)との対決。
この北条に日本の俳優倉田保昭が扮し、日中対決の構図だ。そのチャンバラが本編のメインで、お楽しみを。
ドニー・イェンも55才。もういいおっさんだが、映画では恋愛沙汰も。
おすすめ度 ☆☆
劇場未公開
ジョージ・ハラ原作「悩み多き哲学者の災難」(早川書房)を映画化したミステリー。
大学で哲学の教鞭をとるエヴァン・バーチ(ガイ・ピアース)は、妻エレン(ミニー・ドラーヴァー)とゼルダ、アダムの2人の子供い恵まれ、幸せな日々を過ごしていた。ある日、女子学生のジョイス・ボナー(オディア・ラッシュ)が行方不明となり、失踪現場の湖畔周辺でエヴァンの車が目撃されたという情報が出る。マロイ刑事(ピアース・ブロスナン)とキリアン刑事(ショーン・ブレイクモア)が早速エヴァンのもとを訪れる。そして、車の中を見せてほしいと云うマロイ刑事に対し、エヴァンは頑なに拒んだ。夫への不信感をあらわにする妻エレン。捜査が進む過程で、エヴァンには複数の若い女性の影が浮かんでくる。そんな折、ジョイスの遺体が発見される。
出だしはいいが、しりすぼみの映画。
まあ、俳優が良いので、見られはするのだが。
大学教授が、なんともいい加減で、疑わしいのだが、どこまで本当なのか。
いかにも、犯人らしい映像も見られるのだが。
両ピアスが見られるだけで良しとするか?
おすすめ度 ☆☆☆
木内一裕による小説をきうちかずひろ(原作者)が映画化。
ヤクザ上がりの探偵(矢能)、血のつながらない小学生と事務所を開いている。
一本の依頼の電話が入る。矢能は指定された場所に向かうが、依頼人はすでに拳銃で撃たれて死体となっており、矢能が容疑者にされかねない状況が作り上げられていた。
後は、遠藤憲一の芝居で持たせる映画。
ヤクザ上がりだけに、仲間もどこかやくざ風。
言葉の脅しで、暴れまくる。
だましだまされ、国会議員がこの一件の黒幕だが、相手が弱すぎる。
竹中直人ら曲者が参戦して盛り上げる。
中で、小学生の娘とのやり取りが泣かせる。
おすすめ度 ☆☆★
志駕晃の同名ミステリー小説を「リング」の中田秀夫監督のメガホン、北川景子の主演で映画化。
予告編がめちゃおもしろそう。
私も、スマホを盗まれて、焦ったことがあるけれど、確かに必需品となったスマホ。落とせば大変なことに。
それも、個人情報をたっぷり、入れていればまずい。
ただこの映画、ひねりすぎで、話が分散してしまっている。
続編が作られるらしいが、もう少しすっきりした話にしてほしい。
中田監督だけに、精神破綻者の存在が恐ろしいのだが、いまいち乗れないのは残念。
複数少女殺人遺棄事件。
それを追う刑事がもう一方の主役。
母に無視された子供の悲劇とか、借金トラブルで自殺とか、輻輳。
おかげで、ラストもとってつけたようで、残念。
現代、スマホを落としただけで、十分話が組み立てられると思うのだが。
北川景子のイライラ顔に惚れる人はいいが、ちょっとイラついてしまう。
恋愛話が一方の線だが、あまり活かされていない。