昨日、布施氏の突然の訃報に接し、驚きました。日限山4丁目にNPO総ぐるみ福祉の会という社会福祉組織があり、ここに所属し、長年働いてきた人は、自分の命より、困っている人の命を重視して行動します。布施氏はその一人でした。2024.11.26、85歳で亡くなられました。
布施氏は、2014年、西洗自治会老人会(日限山いぶき会)ゲートボール'(GB)部に入部しました。非常に忙しいNPOの仕事の合間の息抜きだったと思います。GB道追求というGBではなく、部GB練習日時、NPOの仕事がなけれが、GB練習に来たという状態でした。練習中、NPOの仕事が入ると、GBをやめ、すぐNPO活動に出動しました。
しかし、GB練習中はGB練習に集中していました。たるんたるんではなく、きびきびとしていました。
80代になっても彼の行動力は失われず、NPOが、まちなかの空き家を借りて開設した、町の人々の居場所「こぶし」を運営し、また、食事に困っている人々のために、「こぶし」での食事提供や、お弁当の配達サービスに注力していました。
今年も8月下旬の西洗自治会夏祭りまでは、元気にNPO活動をやっていました。しかし、突然、お祭りの前日、彼は夏祭りでNPOの模擬店で予定していた「鯛焼き」を中止しました。「鯛焼き」実行困難と決断する体の異変を感じたのでしょう。それから3か月、快復を期し、休息をとり、養生をしてきたと思いますが、11月26日、死の危険を感じ、病院に行き、そこで瀕死の状態と診断され、すぐ救急車で対応できる病院に向かったが、その救急車の中で息をひきとられたそうです。
80代とはそういう年齢ですが、悲しいものです。私より1年先輩です。非常にNPOの仕事で忙しかったのに、GB部運営について気を使ってくれました。昨年の夏祭りで、GB部はゲート通し遊びをやりました。人手がなくて、私がボール拾いをやっていると、彼は自分の鯛焼きの手伝いに来てもらった若いお手伝いの人をゲート通しに回してくれました。彼の鯛焼きの仕事はきつくなってしまったと思います。夏祭りの終わりには、自分が焼いた鯛焼きをゲート通しのグループに差し入れてくれました。生き生きと生き、自分より人を助ける人でした。
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