横浜市港南区は、人口減少、老人割合高止まりと予測されています。少子化との予測です。港南区では、市立の小中学校の統廃合が嵐のように吹いており、学校の消滅を嘆く町の人々の怨嗟の声が聞こえてきます。
戸塚区南舞岡、港南区日限山は隣接した町で、約50年前、山林を開発して大規模宅造成が行われて誕生した新町で、主に東京に住んで働いていた30代の家族が移住してきました。
この二つの新町のため、1974年、市立日限山小が開校しました。生徒数766人でした。5年後の1979年にはなんと2110人のマンモス校になりました。市は対策として、1981年、南舞岡小を開校し、南舞岡の生徒を吸収しました。
それから43年が経過しました。しかし、近年は、人口減少、老人割合高どまり、少子化が顕著におこり、南舞岡小は、学年一クラス、日限山小は3クラスなどと、小規模化が起り、御多聞にもれず、ここ数年、市教育委員会は統廃合案を提示してきました。会議は、統廃合を実行するための住民との情報交換でした。町づくり、ふるさとづくりにおいて学校が非常に重要な役割を果たしてきたことを教育委員会は一顧だにしていません。
古くさい一クラス35人でしょうか、35人という生徒数にこだわり、強引に南舞岡小廃校案実行に走り、統合反対住民の発言を封じ、上に弱い住民による会議で廃校を決め、決ったとして廃校を実行に移しています。町づくり、ふるさとづくりに市は役立っていると言えるでしょうか。南舞岡小卒業生の悲哀に深く同情します。現住民の悲哀に深く同情します。なにか奇跡がおこって南舞岡小存続になれと祈ります。
一クラス15人という考えは検討に値すると思います。先生の過剰負担軽減になるのではないしょうか。横浜の教育水準改善に有益ではないでしょうか。今の横浜、優れた人材を育む市になっているでしょうか。政治家がカジノなど、市を暗くするようなことを考える元気がない市になっていないでしょうか。
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