イベリス
ここ数年散歩しておられる姿を見ないなと思っていましたが、先日配布された西洗自治会日限山いぶき会総会資料を読んでいたところ、「高木武栄様(2班)ご逝去」と会員の動静の項に書いてありました。
西洗自治会運営細則では、庶務部は、会員及び同居の家族が死亡したときは、会員及び配偶者の場合、10,000円、会員の同居家族の場合、5,000円、弔慰金をおくるとなっています。
この意味は、自治会の住民が亡くなった時は、自治会の人々はその人のことを思って冥福を祈るということです。自治会が、会員に知らせず、自治会だけで弔慰金をおくるという単なる形式ではないと思います。
まして高木氏は自治会初代会長でした。自治会創設、自治会館建設、日限山3・4丁目建築協定運営員会組織化など、初代自治会長としての重責をこなしました。
現代は自治会葬はやりませんが、仮にご家族が、静かに家族葬にすると言っても、自治会は弔慰金をおくる以上、逝去の情報を自治会員に流し、会員は心の中だけでも弔うことがだいじと思います。これが自治会の目的の一つ、会員相互の親睦・融和をはかることになると思います。
西洗自治会は、班会議を重視したい、班員のコミュニケーションを改善したい、班内(近所)の助け合いを大切にしたいと言いますが、班の中ですら会員の死亡に関する情報が流れないことが増えつつある実態を認識してほしいと思います。班の中ですら人間関係は希薄になりつつあるというのが実態だと思います。まずは自治会自身の情報活動を見直してみる必要があるのではないでしょうか。
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