突然の福田総理の辞任。
ああ、やっぱりね。
といった感想だ。
福田総理の発言に「私は自分を客観視できる人間。あなたとは違う」とあった。
そもそも自分を客観視なんてできるのだろうか?
今までの首相の顔を分析してみると、安倍総理は見るからに気弱そうで、国民一人の発言で胃に穴があきそうな感じ。小泉さんは、いま私が「さん付け」をしたように、親しみがあった。ふたりにくらべると全く表情が違う。毎日テレビで見る総理の普段の表情がまわりに影響を及ぼすのだ。
不安の入り混じった顔は必ず伝わる。小泉さんの場合、喜怒哀楽を上手に表現していたと思う。だが、安倍総理も福田総理も、どこかしっくりこない、奥歯にものがはさまったような表現ばかり。白黒ハッキリさせてくれなきゃこっちも賛否つけられない。
国民にとっては表情からくる印象が1番強くのこる。あくまで表情だ。誤解されないために加えるがイケメンという意味ではない。
客観視が出来るのであればわれわれ国民の気持ちがわかるはず。
だがあの表情からはこれっぽっちもうかがえない。
どこまで自分をさらけだせるか?そして確固たる意志から湧き出る自信が、その人の面差し、ひととなりを作り上げるのだ。