記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

おいしいものには目がない

2009年03月01日 18時25分42秒 | Weblog
たしか先週あたりの王様のブランチで紹介していた鯛焼きやさんの達磨。
なんとも不思議な出で立ちに目が点になったのと、具だくさんのとろーりつぶあんに一目惚れ。
たいやきのまわりにはみ出た生地が板のようにくっついているのだ。
是非とも食してみたい。早速ネットでしらべると、紹介された上野以外に神田と八重洲にあるようだ。神田が本店らしいが、八重洲に行くことにした。記憶違いでなかなかお店が見つからない。通りを歩いている人に聞いても場所が東京だし、週末だから、詳しい人が少なそうだ。しばらく途方にくれていると、鯛焼きらしきものを恥ずかしそうに食べている女性を発見!まるで獲物をみつけた獣のように逃してはならぬとすかさず近寄り、「すみません、その鯛焼きやさんはどこにありますか?」と聞いてしまった。ふたりして一笑した女性は私にたいやきを食べているところを見られた恥ずかしさ、私はそこまでしてでも手に入れたいという思いを知られた恥ずかしさだ
鯛焼きやさんはなんと私がかつて働いていた勤務先のほぼ目の前だった。
やはり列が出来ている。まわりの板がぱりぱりでおいしかったですよ~
このまわりの板をはがしているとこどもの頃お祭りでやった型抜きを思い出した。知ってますか?
あれって、かなり辛抱強くないとやり遂げる事ができない。私、大好きでした!!!






fine ART photographer Masumi
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アートな時間

2009年03月01日 13時55分27秒 | Weblog
二人の写真展を見てきた。
一つはマイケル・ケンナさん、もうひとつは土門拳さんだ。
マイケル・ケンナさんの写真は静寂感が漂っている。フランス北部、モンサンミッシェルを写した作品群はモノクロでしっとりとしたあじわいがあった。入口に何册か日本を撮影した写真集が閲覧できた。なんとも言えない、日本の厳しい自然を感じた。東京で生活を送っているとあまり感じないが、静寂の中に写し出される厳格な空気感が伝わってきた。たしかに日本だとわかる写真。
一方、土門拳さんの作品は酒田市の記念館を訪れたことがあるので、おさらいになるかと思ったが、なかなかどうして、様々なジャンルの作品を見ることが出来た。なかでも1番のお気に入りは藤田嗣治さんの写真だ。ミシンに向かっている姿、ウエスタン風な風貌でポーズをとる姿など見たことのない作品だったからだ。
古寺巡礼もすばらしいが、子供をみつめた作品が好きだ。その時の時代を表すキーパーソンになっているからである。

土門拳さんも、白洲次郎さんと同じように、一本筋の通った人なのだ。決して妥協は許さない、納得がいくまでとことん粘る。それは自分自身を信じているからこそなせる技なのだと思う。

そうそう、最近気になっていたモノクロの橋の写真、てっきり外国人が撮った作品かと思っていたら土門拳さんの作品だった。永代橋かと思いこんでいた私は近くに住むOさんに行き方を教わったばかり。ところが実際は清洲橋だった。ならば私の永代橋を撮ってみようじゃないか。







東京大丸の入り口でかわいいチューリップたちが迎えてくれました。

fine ART photographer Masumi
コメント (4)
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