記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

日本のうつくしいもの

2011年09月20日 21時13分02秒 | Weblog
新宿高島屋で、Yakiちゃんが生けた花を見に行った。
山村御流いけばな展だ。

エレベーターで11階に降りると、なにやら厳かな家紋入りののれんが目に入った。
(これ、のれんって言わないかな?)
今日が最終日。展示している先生方も見にきているようで、あちこちで自分の作品について述べる姿があった。

どの作品も、見る者に向かって来るようなスタイルが多い。だから見る者はそれを受け止めるか、スルーするかのどちらか。

Yakiちゃんの作品は、完全には開ききってはいないピンクのすかし百合と、唐ごまが、可憐でもあり力強くもあった。そしてテーブルに映り込む影も綺麗だった

家元の作品は白の岩しゃじんが銀製の花器に生けてあり、究極のシンプルさが見事だった

ファッションと似てるけど、色は三色が美しい。
もしくは、三色の中の同系色の異なるトーンのものが、いちばんスッキリして見える。
花の色、葉の色、幹の色。もちろん花器の色もその中に含む。
なんか、惹かれない作品は色が多いか、花の組み合わせが悪い場合だ。
それ自体に強いインパクトがある花は、他のどの花とも打ち解けないから。

でもこの生け花は日本ならではのもの。
ふぞろいさ、自然のつくる曲線、いける人が生みだす空気感、たたずまいは、世界に誇れるものだと思う。



ランチは銀座に舞い戻り、G-Zoneのモンスーンカフェで
850円で前菜はバイキング、デザート付きは天国です

デザートは好きなカットフルーツとあずき、ナタデココ、タピオカをた~っぷり
入れてココナッツミルクをよそって出来上がり
コメント
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