5年ぶりのパリは、到着4日前まで滞在先が決まらないと言う事態となった
コロナ禍でひと月の滞在を断念した2020年春、借りる予定だった6区のアパルトマンに打診をしていたが、確かな返事が得られる7月まで、呑気に構えていた事
そう!必ず借りることが出来ると、自信過剰な解釈をしていたから
7月初めにその根拠のない自信は打ち砕かれ、慌ててBooking.comやAirbnbで探し始めた
8月になり、高層マンションのバルコニー付きのお部屋を見つけた
バルコニーからの眺めはモンマルトルの丘、エッフェル塔まで見渡せる夢のような世界
喜び勇んでここに決めたが、その数週間後に、このエリアは治安が悪いと知り不安になってきた。
そこで、再びふり出しに戻り新たに探し始めた。
若干高くはなるが、モンパルナスの近くのアパルトマンを見つけた。
これもAirbnb。
ところが、希望した所は長期滞在者向けだったとのこと。オーナーは、Airbnbには掲載していないが、他にもアパルトマンを持っているから紹介するよと言い、同じくモンパルナス近くの広くてきれいなアパルトマンを教えてくれた。
既に決めていたバルコニー付きのマンションをキャンセルし、ホッとしたのも束の間
そのオーナー、「アパルトマンの管理者が旅行者を歓迎しないから貸すことはできない」と言う始末
あり得ないと思いつつ、メールを読み進むと、「でも大丈夫!僕の友人がAirbnbに掲載していて、そこを貸すことはできるよ」と。
見てみると同じモンパルナス界隈だが、バスタブ付きではなくシャワーのみ
バスタブ無しは避けたいポイントだったので、シャワーは希望していないことを伝えると、「安全な地域で、交通の便もいいからおすすめだよ!」と取り付く島がない。
日本人と違って、バスタブを必要とするパリジャンはごくわずかなのだ。
結局、すぐには決めることは出来ないと伝え、また新たな宿を探し始めた。
この時、すでに出発4日前
もし、決まらなかったらパリで路頭に迷うのか
必死で探した挙げ句、翌日にモンパルナス近くのホテルを見つけた
初めのマンションの2倍以上もしたが、背に腹はかえられぬ
ホテルから予約完了のメールが届き、やっと心に平和が訪れた
2023年パリ滞在記!、はじまります
思い出しながら綴ってまいります。しばらくお付き合い下さいませ