記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

お取り寄せ

2010年06月08日 06時22分35秒 | Weblog

決まったお取り寄せがある。
自分だけでなく家族やお世話になった方、友人に贈る時はお煎餅を選ぶ。
以前の勤務先で患者さんがお中元のご挨拶に必ず持ってきてくれたお煎餅。気に入ったのでお取り寄せが出きるように中に入っていた紹介リーフレットをいただいてきた。
それ以来年に2回は注文する。暮れとちょうど今の時期だ。
パンは去年訪れた北海道でたまたま入った天然酵母のパン屋さん。そろそろまた食べたくなった。
固いしっかりとしたパンが苦手な人はクロワッサンやクロッカンがいいかも。
実家ではさらにお漬物や丹波の黒豆、紀州のほんのり甘くてそんなに酸っぱくない梅干し、そして季節ごとに採れるお野菜がはるばる北海道からやってくる。
美味しいものには目がない。今回初めてお肉のお取り寄せをした。ヒレ肉二枚、ハンバーグ2袋。ハンバーグは一袋に五枚入っている。
医歯薬系の予備校で友達になったMちゃんは晴れて獣医になったのだが、結婚して北海道の白老に移ってからは約120頭ほどの白老牛を飼うオーナーになっていた牛の健康管理や予防接種はしたりするものの、犬や猫などの治療は全くしていないとのこと。
そしてその牛のお肉の販売を行っていたのだ。
初めてお肉を頼んでみた。知り合いでもいなければお肉のお取り寄せおすることはなかったと思う。
まだ食べてはいないがヒレ肉はきれいな霜降り。ハンバーグは草履みたいに大きい
今週末にヒレステーキ作っちゃおうかな今回はいつもよりいいヒレ肉だったと聞いている。楽しみだ


北海道のおすすめパン屋さん

ヴェルジネバッカーノ

https://www.instagram.com/vergine_b/

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モンスターペアレンツ

2010年06月07日 22時26分06秒 | Weblog
先週はどんより寒空の鎌倉だったが昨日は暑いくらいのお天気。
Akkoの家は七里ヶ浜の駅から歩いて10分ほど。海を背にして坂を登ったところにある。新築の白壁の可愛らしいお家が現れた。玄関を開け靴をぬいだあと階段を上がっていくAkkoについていっていいのかわからずNaoちゃんと立ちすくんでいた。一般的にリビングが一階だと思い込んでいたが最近は二階の傾向だそう。ふんだんに陽射しを取り入れることが出来て部屋が明るくなるからだ。広々としたシンプルな部屋はとても居心地が良かった。室内もオフホワイトの白壁にダークブラウンの梁がパリのおしゃれなアパルトマンを彷彿とさせる。ああ、私もこんなお家に住みたい想像力が常に刺激されそうだ
そんな部屋で交わされたのはモンスターペアレンツといわゆる問題児の話。Akkoは小学校2年生と年長さんの子どもの母親である。一方Naoちゃんは小学校2年生の担任。子どもと同じクラスにいる問題行動を起こす子どもとその親の話題で盛り上がった。そのどちらにも関連性のないわたしは聞き役に徹した
理解出来ない行動をとる子どもは必ずクラスに2人ほどいるようだ。生育環境がそうさせるのだと私は思う。そんな子どもに我が子が苦しんでいたら、たまったもんじゃない。指導する立場だって一筋縄ではいかない。大抵そういう子どもは親の前ではいい子を完璧に演じきる。だから騙された親はいくら担任から事実をこんこんと聞かされても信じることが出来ない。あるいは気付いていても事実をうけとめられない親。親子で芝居ごっこだ。
そんな私も結構問題児だったかもただいわゆる問題児とは違って直接人に迷惑をかけるようなことはしなかった。ただ集団行動は苦手だった。それはいまも変わらない。人と同じことをして安心するたちではなかったのだ。
人に手を出さない分、あまり先生に叱られたこともなかったが、母子家庭だからとねこっかわいがりされた時は子ども心に不愉快だった。確かに愛情に飢えていたかもしれないが哀れみなど必要なかった。

たとえ、アスペルガー症候群や、ADHDのような病的原因があって問題行動を起こす場合だとしても、教師側で受診をすすめることは出来ないとのこと。最悪人権問題に発展することもあるからだとNaoちゃんは言う。言葉も注意を払う必要があるのだ。例えばお母さん、お父さんという言葉も「おうちの人に伝えてね」と、言った具合に特定することが困難な時代なのだ。私たちが子供の時はたとえ事実じゃなくても、そんなコトバに親たちは敏感になんかならなかったし、子供でも気にもしなかったが今は違うのだ。そんなに繊細な心なのか?と疑いたくなる。傷付くことに恐れる一方で相手には平気でコトバのナイフを突き付ける。

子供にとっても親にとっても、傷付くことを知って初めて人にやさしくなれることを学ぶことが必要なのだ。
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携帯で録画

2010年06月05日 23時35分21秒 | Weblog
テレビ付きの携帯を使用しているが滅多に見ない。私が見るのは目覚まし占いくらいだ。
しかしそれも、ついつい見逃してしまうことが多い。先日ネットでも見ることが出来ることを知り更に使う頻度が減った。
そんな時、携帯で録画が出来ることを知った。(今頃???と呆れられそうだ)早速今日テレビ初登場のSATCを録画予約した。

遅くなっても構わないことに安心して出掛けた
明日訪ねる友人宅に持っていくパンを買いに銀座へ向かった。アンティークの天使のチョコリングだ。閉店9時ギリギリセーフで着いたが完売の文字ガックシきて帰ろうかと思ったがもうひとつ好きな店のキャトルセゾンに寄った。焼き菓子を買った。好きなアーモンドボールは自分にも。

さて帰ろう。地下鉄のホームで電車が来るのを待っていた。 ふと気がついた。今録画しているのだと。
電車に乗っているときは圏外になるからメールは届かない。テレビだって同じなのでは…
とすると録画されない恐れがあると気づいた。試しに携帯をみると×印が表示されている。やはり。
でも電波が通じるところに戻ればいいかと思いそのままにした。
だが初めにテレビ優先に設定したことによりメールが出来ないことに気づいた
二時間近くメールが出来ないと知ると無性にしたくなる。
結局初録画体験は無惨にも崩れ去った。

私には必要のない機能だったようだ。
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モノクロ

2010年06月05日 22時15分54秒 | Weblog
先月から、かかりつけの歯科医院に写真を展示させてもらっている

医院のイメージカラーがアースカラーなので、似たような色合いの薔薇の写真を持参した。
馴染んではいたが溶け込みすぎてインパクトに欠けていた。

今日、診療が終わった後にモノクロ写真2枚を持参した。
地元で入選した写真と、パリ、ポン・デ・ザール(芸術橋)の写真だ。

エントランスの壁に無事2枚の写真が掛けられると、薔薇の写真の時とは異なりインパクトのある壁となった。
院長のI先生もかっこいいと喜んでくれて私も嬉しい
自分でも薔薇の写真とは違ってこちらの写真のほうが私を表していると感じた。

時にひとは選択を誤る。
今回も本当なら好きなモノクロを持参しようと思ったが、クリニックのイメージに合わせようとして本心ではない写真をセレクトした。
でも大きな間違いだった。自分が好きで自信のあるものが第一選択なのだ。
あまり周りの環境は考えなくてもいいのかもしれない。唯一芸術だけは周りとけんかしないのだと気づいた。
ガラリと表情を変えたエントランスを外からも眺め、納得。
クレジットもお手製のを作った。院長先生に薦められたのだが、これがあるとぐっと引き立ちメリハリがつく。ないと非常に寂しい。あくまでエキストラであるが主役を引き立たせる重要な役どころなのだ。と同時に見る側へのメッセージとなる
いままでそういうことに無頓着だったように思う。現物だけがよければそれでいいと思っていた私は間違っていた。飾り立てるのとは違う。決して出しゃばったものではない必要不可欠な要素であったのだ。
身の丈に合った佇まいだけがまっすぐ伝わるのだ。
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依存症!?

2010年06月05日 00時35分08秒 | Weblog
I先生とアフタヌーンティールームに寄った。

写真の賃料というわけでもないが、ケーキをご馳走になった。
先生とは今の歯科事情ばかりを話すわけではない。それでは退屈すぎる。I先生が短期でパリに留学していたこともありパリ談には花が咲くのだ。
パリを知っている人としゃべっていると無性にパリに行きたくなる。あのときの心地よい緊張感がよみがえるからだ。

「恋をすると依存するくせがあるから、ひとりでいたほうが強くいられるんです。パリにいたときはこんなことなかったのに。」と言ったら、「日本だからよ。」と先生は言った。
パリにいたときはそれだけで満たされたし、異国という場所ならではの緊張感を保ち続けた生活も私は好きだ。言葉が十分に伝わらなかったり理解出来ないことが、一層相手を解ろうと努力する。日本では決して味わうことは出来ない。すべてが至れり尽くせり。不自由なことがないことが不自由なくらい。人に対しては、日本だとコトバの壁がない分、不足しがちになる。わかってくれるだろうという勝手な思い込み、甘えが生じる。受け止めてくれる両手に身を預け、まるで羊水につかっているような気分に浸りたくなる。でも気付くと自分ひとりの足で立つことさえ出来なくなっている自分がいる。

最近気付いたが、闇雲にぶつかっていくこともパリなら出来た。身の程知らずが良くも悪くも自分を成長させる。日本では余計なコトバが嫌でも耳に入る。そんな根拠のないコトバに左右されて行動に移せない自分がいる。

人生折り返し地点をまわった今、躊躇している暇などないのだ。時限爆弾を抱えているのとなんら変わらない。
「死ぬまでにやりたい10のこと」に向って一歩ずつ、すすまなくっちゃ

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記憶のとびら

2010年06月04日 22時13分30秒 | Weblog
今日みたいな天気のいい日、青空に雲が浮かび心地よい風が耳もとを吹き抜ける。
そしてヘリコプターの音。
こんなシーンは決まって保育園のお昼寝時間を思い出す。

私がいた保育園では、お昼ごはんのあと、外で少し遊んでからお昼寝の時間があった。
確か3時までの2時間ほどだったように思う。
入園時に持参した敷き布団を、教室いっぱいに敷きつめみんなで寝る。2つの部屋を解放したから全部で40人以上はいたと思う。
はじめのうちは隣どうし小声でおしゃべりしているが仕舞いに私だけが目を爛々とさせたままひとりぼっちになっている。私が眠れずにいることを知っている先生は教員室に私をそぉーっと連れていき、遊び相手をしてくれた。毎日というわけでもなかったが今思えばせっかく先生たちがホッと出来る貴重な時間を私は奪いとっていたのだ。手のかかる子供だったようだ恩知らずの私は先生の名前が思い出せない
Tさんにこんな話をしたら、Tさんは牛乳がどうしても飲めなかったそう。だからお昼寝の時間は寝かせてもらえなかったという。ひどすぎる子供は寝て育つのだ。(眠れない私が言うのもおかしいが!)ただ飲めないから飲むまで我慢比べをさせるなんて進歩のないやり方だ。なお一層嫌いになりそうだ。牛乳とは違った形で摂取出来る方法を考えてもよかったと思う。創意工夫がポイント!

みんなが寝静まって友達の寝息の間に聞こえてきたのは渇いたヘリコプターの音。寝ながら青い空を眺め姿が見えないヘリコプターを想像した。

あれから何十年もたった今でもあの頃の敷き詰められた布団と寝ているみんなの姿がよみがえる。

お弁当を食べながら過去のとびらを開けていたのだ。


fine ART photographer Masumi
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履歴書

2010年06月04日 06時28分28秒 | Weblog
自分の履歴書に自信ありますか?

Hさんは人事関係の仕事も兼務している。毎日たくさんの履歴書とにらめっこしている。
「いろんな人の履歴書を見るのは楽しそうですね」とSiさんが言った。Hさんは、「仕事じゃなければそうだけど。でも、見る側にたつことで、どういうふうに書けば好印象が得られるかが判るようになった」と答えた。

今まで履歴書を書いた経験は少なくないがあまり深く考えたことはなかった。
あくまで事実を書くものといった感覚。
B4のたった一枚きりの紙に相手を惹き付ける切り札はあっただろうか。

多くが書類選考ののち、面接という形態をとっていることを考慮すれば気を遣うべきだった。
私が気にしたのは写真くらい。あとは楷書で丁寧に書くこと。パソコンが使えるいまでも履歴書は手書きで仕上げたい。なぜなら字体は人柄をも表すからだ。
写真については普通なら写真屋さんできちんと証明写真を撮るのだがなかなか自然な表情に撮れないのが常だ。だから私は自分で撮影したものを使った。今だから言うけど今の仕事に就くために使用した履歴書の写真は実は2年ほど前の写真。おそらく時効と思われるので告白した。
これは部屋でセルフタイマーで撮ったもの。自然な表情は慣れた場所、居心地のよい場所でなければ現れない。また撮影する人との距離感、慣れが必要。私は特にそうだ。こないだ撮影したウェディングフォトだって20ショットほど撮ったのになんとか顔がやわらかくなっているのはたったの二枚。あとは眉間にシワが寄っているではないかこれでは台無し。写真には重きを置きたい。
自分が納得いく表情でなければ履歴書に貼ることは決して出来ない。だからあまりにも残念な写真が貼られている履歴書はそれだけで選考外だと言うHさんの意見に同感
顔だけがすべてではないが、生まれ持った顔にその人の人となりを示す表情を刻むのは紛れもなく自分なのだ。


fine ART photographer Masumi
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