天気予報では明日からひどいことになっているので、今日のうちにと・・・
田園風景方面に自転車を走らせても、いまいち清々もタソガレもしないなと、
やっぱり海が見渡せるところに行こうと考え直してペダルをこいでいたら、もうずうーと先から気になっていたおじさんが、盆栽に水をくれていました。
私が佐渡に来てから、お家の前を通るたびに玄関先で一人黙々と盆栽の手入れをしていました。時にはおじさん二人で盆栽談義らしきことを。気になってはや何ヶ月・・(やっぱりちと大げさ)
今日は外にいたから思い切って、話しかけたました。
おじさん曰く、
「盆栽は子供のようなもんだ」 そうで。あっ、可愛いという意味でね。
「自分が思うように仕立てられる、口をきかせんからの、世話しただけ返ってくるが」
「反抗もしないからいいね」 私
二股に分かれているこの大きな木はケヤキだそうです。
こぼれだねが出たので、もったいないからとこのように仕立てたそうで・・
もう何十年たつのかしら
2枚目の写真に見える柿をお土産にいただきました。これはおけさ柿ではありません。実が柔らかくぼたぼたしてきたら食べ頃だそうです。
「いいわ、おじさん。」とお断りしたのですが、
「どうせこうやっとってもカラスが食うだけだから、持って行けや・・」と袋いっぱいになるほどもいでくれました。
海に行かなくても、じゅうぶん清々しました。