7月に横浜に帰ってから3週間くらいしかたっていないというのに、我が家のある通りだけのことなのに、それでも目に見えるような大きな変化がある。
前のお家のご主人が亡くなっていた。
長い間闘病生活を送られていたが、とうとう力尽きた。何回も救急車が来ていた。何とか歩くことが出来るようにとリハビリのため歩いている姿を目にしていた。我が家を建て替えして、荒地のような庭にカラーを下さったのが、私が庭作りを始めたきっかけだった。
まだそんなお年ではないのに・・・
通りの突き当たりの家はそれこそ建て替えのため、解体の真っ最中だ。
ここら辺りも皆が越してきてからそろそろ30年になる。
ほとんどの家が子育て真っ最中だったから、子供たちの声がそれはそれは賑やかに聞こえていた。今、二世帯家族はいないからお孫さんの声も聞かれない。代わりにせみが賑やかに鳴いてくれている。
半径50メートル以内の中にだってこんな変化があるのだから、駅から家までの中で見るともっともっと大きな変化がある。佐渡に行ってから2年になろうとしているが帰るたびに、へぇーと思うくらい変わっている。
駅前のスーパーは他のスーパーと合併するとか
ドラッグストアがコンビニに変わっていたとか
銀行の行内が改装されていていたとか
衣料品関係のお店が閉店していたとか
確かコンビニがあったよなという場所が、また、貸し店舗になっていたりとか
大通りに信号が取り付けられたりとか
社宅が壊されてマンションに変わっていたりとか
一軒の家が2件に分割されて若い家族が住んでいたりとか
ほんのちょっと中にも、世相を映すような変化が多々見られるのだから、我が身の体にあちこち故障が出てきてあれっと思うような変化が見られるのも無理ないことなのね。(ちょっとこじつけ気味か)佐渡と横浜の道中がくたびれることがあるのですから。情けなや。