遅刻友のご主人は「あそこは花が咲いとらせんだろうな、そんな山じゃねえもんな」と断言した。リーダー鞄屋も「今年は花が早いからもうダメだろう」と宣言した。
諦めたわ、なんか行きたくないなと内心思ったけれど、連れてってと頼んだ以上、やっぱり止めます、なんて言ったら女がすたる。
ま、森林浴で我慢するか、とそちら方面で満足することにして・・・
とてもとても、写真撮ってる余裕なんてない。
中ごろを歩いていて、写真撮りますから、と後ろの人を待たせることなんて恐れ多くてできない。
かといって、写真撮りながら行きますから、一番後ろでいいですからとも言えない。
そんな能天気なお山でなかったし、最後尾は休ませてもらえない。追いついたと思ったら、ハイ、出発ってなるのは目に見えているものね。
金剛山は確かに「花がすごいよ」とは言えないけれど、さすがに大佐渡山系、中腹辺りから顔を出してくれた。
オオイワカガミ、チゴユリが最盛期で群落を作って
カタクリは終わりごろ
ユキワリソウも少し
シラネアオイが2本
そんな感じかしら
平場ではとっくに消えている アラゲヒョウタンボク さすが標高900メートル
ユキザサか 花が咲かないと断定できないのが悲しい
旅から来た人がドンデンよりこの山の方がよい と言ってた ユキワリソウ
名前で惚れそう ヒトリシズカ
こちらも名前負けしそうな ニシキゴロモ でもとても可愛い
アケビ
余談ですが、前太腿がパンパンです、歩けません、腰も痛くて曲げています、この2日。疲れて不機嫌になっています。父に八つ当たりしています。
そこここから「遊んできてなんだ!」という声がしないでもない。そういうことです。