まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

自立せよ!

2012-03-04 13:02:14 | くらし

精神的自立、経済的自立。
の他に『防災自立』っていうのがあるのね。

東日本大震災からほぼ1年が経とうとしている。
このところ、テレビでも特集番組が多く組まれていて。
いろいろな角度から検証がなされ、被災地の様子、被災された方々の心境に、今更ながら新たにこの震災のすさまじさを再認識。

大揺れ直後の閖上地区はとても静かだったこと。
川を見ながら普段のようにのんびり話をしていた人たちも少なからずいたこと。
津波が来るから逃げろ!と叫んで回ってもなかなか逃げようとしなかった人たち。

放課後だったにもかかわらず、一人の犠牲者も出さなかった小学校。
「自分の命は自分で守れ。お父さんお母さんが帰ってくるのを待たなくてもいいから、一人で逃げろ」と日頃から言い聞かせていた父親。
逃げなくていいと言う祖母を小学生の孫が説得して命が助かった話。

海外諸国への原発情報がたった一人の人のツイッターが発信するそれでしかなかったなんて。アメリカはその情報で80キロ圏内避難を決めたなんて。信じられないこと多々。

そして、いつも冷静に被災地の今をレポートしてくれるNHK仙台放送局の津田さん。

何も行動しない自分に後ろめたさを感じる。
忘れない。被災地被災された方々の現状に想像力を働かせ共感する。
せめてそのくらいはしないと。

で、防災自立。
これもテレビ番組「首都圏直下型地震」で観たこと。
ゲストの大学教授の提言でして。一番我らがしなくてはならないこと。

「3日分、誰もどこも頼りにせず自分で生活できる備えをしなさい、自立してください!」旨。
そんなお言葉。もう横っ面張り倒された気分になったわ。

その教授、常に背負っているリュックの中から携行品を見せてくださった。
水、空のペットボトル、ティッシュ、日本手ぬぐい、スーパーのビニール袋(簡易トイレにもなる)薄型の簡易トイレ・・・・
もう手品のように次々と出てくる。これらが入ったリュックを背負って日々移動しているわけだ。

それを観ていて、今の今まで何とかなるだろう気分から、にわかに目覚めた私。
水は、横浜友の家に貰いに行けばいっか、なんて言ってたものな。
ああ、甘えちゃあいかん。人様に迷惑かけちゃあいかん。

家の中にもの品が増えるのが嫌だ、行政が、避難所に行けば当座の食料は配ってくれると言ってたものな、なんて頼っちゃいかん。
当座3日間の自立生活。準備せないかん。


取り敢えず、水だけは買ってきた(今更)。
遅かりしの感、特大(小さくなる)。

 

 

コメント
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