美容師さんの話。
彼は早朝5時頃、いつもランニングしているそう。
ランニングコースは決まっていて、道路をおよそ10キロくらい走るって。
その日もいつものコースを走っていると、向こうから歩いてくるシニア女性が
遠くでばってんをするんですって、大きく手でね。「来ないで」って合図。
確かにマスクを着けていない自分にも落ち度はあるかもしれないけれど、
「なんだかねえ」と言う。
走っている道路は広いし、すれ違う時は体の向きも変えているし、
だいたいほとんど歩いている人もいない時間だものね、って。
そんな手でばってんしないで、言葉で言ってくれればいいのに。
「僕ランニング用のマスク買いましたよ」と続けた。
ああ、くさくさする世の中になってしまった。
緊急事態宣言解除が出る前の24日、日曜日。
スーパーに行く前に立ち寄った児童公園の横に川が。下りられるのね。
私が住んでいる区には大岡川の支流が何本かある。
(そのひとつ 時々利用する橋の上から)
私が横浜に出て来た当時は、この川沿いに捺染工場が2,3建っていてスカーフを染めていた。
間借りをしていた家のおばちゃんは、スカーフの縁を嗅がる内職をしていたんだっけ。
あれ、50年も昔のことを思い出してしまったわ。
で、川に下りてみた。
数家族が水遊び、楽しそう。
ほら、水もきれいでしょ。
うん、和む風景。