「秋日和」小津安二郎監督の映画
例によって小津監督のこだわりで撮影がどんどん遅れてスタッフもいい加減あきあきして。
スタッフ、脚本のタイトル「秋日和」の日の字に縦線1本書いて「秋田和」あきたわ。
小津さん関係の何かの本で読んだ私の鉄板ネタ。おかしくて。
秋日和が続く日。
なんだかタガが外れたようにちょこちょこと近場散策、あくまでも近場ね。半日ね。
だってね、「今日がいちばん若い」ってどなたかが言ってるじゃないの。
いちばん若い日に動かねば、明日はどうなるか分からない。ままま。
この日は地下鉄新羽駅で降りて西芳寺へ。
ヒガンバナで有名なことは他ブログで拝見していた。でもな、でもと躊躇していて。
ま、10月も末ならゆっくりお邪魔できるだろうと思い立ったわけでして。
駅を降りて歩くこと数分。うっかりすると見逃すところだったわ。
本堂へと。創建が江戸時代 享保六年(1721)300年前か。
両横がヒガンバナ
山門は四脚門で、江戸弘化年代(1844~1847)屋根は茅葺き
このりっぱな茅葺きの屋根にほーっとなって
茅葺きの屋根の美しさにため息
外回りの雨戸は舞良戸(まいらど)
私が勝手にお寺に持っているイメージにピッたりな佇まいなので嬉しくなった。
少し空いている隙間からのぞこうかなと思ったけれど、なんとなくでやめた。
いいお寺。思っていた通りの静けさ。続きもあるけど、それはまた。