昨日の空、ずいぶん高く感じられて。
今朝は雨。幾分か涼しくて助かる。
佐渡も大雨警報が出されていた。私がいた間も毎日ザァーっと激しい雨が降ったもの。
14日なぞ、何の気なしに裏の家との境を見たら、排水溝が詰まって雨水が溢れんばかりに
なっていたから驚いたのなんの、慌てたわ。手を突っ込んだら犯人のタワシが出てきて
びっくりよ、こいつめ、って投げ捨てたわ。
裏の家では、どこから湧き出たのか不明の水が三和土に6、7センチくらい上がって水浸し。
排水栓あったから助かったものの、初めてのことで奥様は首をひねるばかり。原因不明なんて
いやだ。これからも気を付けて見なくちゃと言うから、ついでに家も、とちゃっかり留守の
間の見張りを頼んだりして。
ほんとにこのところの大雨には、大本を蹴とばしてやりたい。
東京で寄り道して11時38分の新幹線に、新潟着ちょっとだけの買い物して路線バスで新潟港
佐渡汽船へ、高速船たった一つ残っていた座席は2階のど真ん中、満員のほんとにど真ん中。
お隣のママは4か月だという赤ちゃん連れ、人見知りしない赤ちゃんに遊んでもらって両津港
に着いたのが3時半過ぎ。
歩いて実家に帰ってよろよろしながら掃除機かけていたら叔母から電話。
「あんたどこにおるのん」と言うから、今ちょうど家に帰ったところだと答えたらいきなり、
「あんたの母さんの夢見たっちゃ。お墓の前で常になく長く手を合わせているんだや」と。
あちゃあ、叔母さんにはまだ仏壇処理の話をしてなかったから、実は、と伝える。
「まあ、母さん分かったんだねえ」としみじみ。そんなこともあるのね。
で、それなりのつもりで帰ったのに、かんじんのお盆の準備はお粗末そのもので。
提灯は下げ忘れる、供花は貧弱、お膳は出したと思ったら翌日には片づけなきゃ
いけないから簡略にして。きゅーりの馬と茄子の牛はうまくできたけれど、塩と味噌を
アカメガシワの葉にのせるのも忘れる。土産団子もなし。
何もかも適当で帰宅していろいろな不備を思い出し冷や汗流す体たらくよ。
まあ、3年ぶりにお墓もお参りできたから両親には勘弁してもらうことにするわ。
生きているものを優先、人生の大先輩ワタナベサンの言葉。
それにしても、暑さと年齢とのダブルパンチで疲れるのなんの。
「おばさん、悪いけど行かせんや」「はあ、来るなや来いせんでいいから」と自転車ギコギコで行ってた
おばさんちの仏さん参りも行かれない。
実り始めた稲の匂いを嗅ぎ、田んぼ風景を愛でていた清々場所にも自転車ギコギコができない。
遠く感じるの疲れるの。あああ。
マサチャンママと「年とるってこういうことだねえ」と嘆き合ったわ。