せっかく ―挂甲の武人 国宝指定50周年記念『はにわ』―と銘打った展覧会なのに、
かわいい方が優先して、武人5人衆の紹介が最後になってしまったわ。いかん。
ずらり並んだ武人たち5人、なかなかにかっこよい勇ましい、リアルだ。
ガラスケースに収まっていておまけに人も多いから、その場ではなかなか違いが分からない。
が、こうやって写真トリミングして並べてみると正面からだけでも少しづつの違いが分かる。
『挂甲の武人』は6世紀後半に作られたもの。
ちなみに挂甲とは、上半身に表現されている小さな鉄板を綴じ合わせた防具のことを指すそうな。
頭から足先まで全身を防具で覆い、左手に弓を、右手に太刀を持ち、背には靫(ゆぎ/矢入れ具)
を背負った姿だ。
左端55が埴輪としてはじめて国宝に指定された武人 あとはお仲間
各地から集結して一堂に会したとのこと、中にはシアトルから来た武人も(59)
国宝の「挂甲の武人」を前から後ろから横から
頭から足まで甲冑着用
頭の兜(?)なんかすごいわね、がっつり覆っているもの。足は他の武人が布なのにこちらは
甲冑。後ろのリボン飾りがかわいい。細部まで立体的、かつ精巧な造りをしているってほんと。
背中の矢入れもしっかりと。
図録も何もないなか、脳みそ使い切ったから私も力尽きた。後はざざっといきます。
《船形埴輪》
《円筒埴輪》いやあ大きい 2mもあるんですって
《椅子形埴輪》
《馬形埴輪》
《旗を立てた馬形埴輪》
《子馬形埴輪》
《馬形埴輪》
《馬形埴輪》
《鹿形埴輪》「見返りの鹿」と言われているんですって
《犬猿の円筒埴輪》 拡大してみると いやあおもしろいわ
《猿形埴輪》
お猿さんの顔は昔からお猿さんだとわけのわからない感想 子どもを背負っていたとの説あり
お持ち帰りしたいひとつ
今まで土偶一筋だったけれど、埴輪も大好きになったわ。
「東京都美術館」
上野まで来たからには、と、こちらも鑑賞して帰りました。