魚は駅前のひまわり市場にある魚屋さんで買う。
この魚屋さんが扱う魚が新鮮でおいしいのよ。
威勢よく売ってるお兄さんたちもいろいろ教えてくれるの。
いつぞや、鍋にと鱈を求めようとしたがないので、仕方ない甘塩たらを購入した。
でもな、塩加減が分からないからとやっぱりやめて無難なムニエルに。
北海道産のプリっぷりしたたっぷりの大きさの鱈、いやあ美味かった、十分満足して。
先日は鯖半身を味噌煮にして。お店販売の味噌煮だれを使って、これも満足した。
ってくらいの品ぞろえ、いや魚揃え。
ってなわけで、ついこの間、魚屋さんショーケースの中のシラスを手に取っていたら、
横から同じ年くらいのオジサンが、
「シラスだったら向こうのシラスが断然美味いよ、全然違うからあっちの方が美味いよ」
と突然ご指導。指さすケースには上品に選ばれた細かい細かいシラスが。うーん。
「一度食べてごらんよ」と勧めるオジサンの手には私が求めようとしていたシラスが。
ん?オジサンはどうしてと底意地悪く聞いたら、何となくですって。まいっか。
で、おじさんお勧めの100円高い上品なシラス購入。
でもな、上品すぎてシラスの味が分からない、今度からはいつものやつでいいやと後悔。
で、今度はオジサン、のどぐろのかまぼこを手に取って「これきっとうまいよ」って。
家、練り物あんまり好きじゃないんですよ、と言うとすかさず、
「練り物はデパ地下の○○屋のが美味いよ。あそこの食べたら他は食べられないから」
と、お勧め。うん、○○屋ね、そう確かにうまい。
わが家もおでんはそこのごぼう天使用だわ。その後○○屋の社長さんのお話も。まあ。
「ご主人、料理するんでしょ」と言うから「しませんよ」と速攻で。
「僕は料理しますよ、寿司も握るから」「そりゃあ羨ましい」
「男も料理すればいいんだよ、どうせ暇なんだから」うん、そうだそうだその通りだ。
「俺んちは掃除、洗濯、料理全部別々だよ」って家庭内事情までご披露。
こんな話を魚屋さんの前で。いいのか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます