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福井・石川の旅 一面緑の絨毯 苔寺『平泉寺白山神社』と一乗谷朝倉氏遺跡

2018-06-04 09:24:11 | 旅行

私が歴史に興味があり宗教心を持ち合わせていたら、
今度の旅はまたいちだんと奥深いものになったに違いないと思うの。
訪れたどこの寺社でも「白山信仰」「一向一揆」「焼打ち」「焼野原」の語句がキーワードになって。
地元のボランティアガイドさんが熱心に説明してくださった。さすが詳しい。

私は、ただただその寺社の佇まいや周りの風景に惹かれて訪れたのだが、今回巡ったどこもかしこも
その興味を十分満たしてくれて本当に満足よ。静かだったしね。

2日目 2番目に訪れた今回のツアー一押しの『平泉寺(へいせんじ)白山神社』

いただいたパンフレットにもツアータイトルにも「白山平泉寺」とあったからそう思い込んでいたけれど、
昨晩録画しておいた「ぶらぶら美術館」を見直したら山田五郎さんが
正式には「平泉寺白山神社」とえらく強調していたから、やはりね、正確に覚えておかねば。
ではではご一緒に(またまた長くて申し訳ありません、適当に端折って下さいませ)。


確かに「白山神社」 精進坂を歩いて一の鳥居


一の鳥居をくぐって二の鳥居までの長い道 神聖な場所に踏み入れた感ありあり この距離がとてもいい


途中横に折れて少し降りていくと池が、717年平泉寺を開いた泰澄(たいちょう)が祈っていたら
白山の女神さまが現れて泰澄を白山へと導いたそうな。この池の名が「平清水」とっても大事な場所ですって。


そして二の鳥居(額の上に屋根、神仏習合の名残りでとても珍しいとのこと)をくぐると


拝殿 
拝殿までの故司馬遼太郎さんも絶賛したという苔の美しさ 
息をのむとはこのことかしら 雨上がりだからなおのこと鮮やかに美しいのよ


拝殿の額 「中宮平泉寺」の文字


当時拝殿は三十三間以上あった大きな建物だったそうで それを物語る礎石が横並びに残っている


拝殿の裏を回ると本社 急な階段の上に


本社横の道をゆるゆる下って また苔を堪能して


時間をかけてゆっくり見ることができてとてもよかった。
それにしても、地元の方々の奉仕がなければ、この景観は保たれないことを思うと感謝の念しかないわ。

 

そして最後の見学地 『一乗谷朝倉氏遺跡』
私は2回目 初めて訪れたときは雨に降られて往生したけれどこの度はお天気に恵まれたわ。

田んぼの下に眠っていた遺跡を発掘して

資料を元に当時のままを復元した場所

 

道路を挟んで反対側に殿様の屋敷


土塁は当時のまま

ツアーのうたい文句には「戦国時代を感じる隠れ里」とあるけれどほんとにそう。
ぼんくら頭の私でもちょっとだけ当時にタイムスリップしたわけよ。

いやあ長々しくなってしまいました。お付き合いくださいましてありがとうございます。
泣く泣く掲載を諦めた写真の数々、ごめんよと謝ったことを報告します。

 

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