やっぱり相撲はいいなあ、ってテレビ観戦している。
ずっとずっと前のように横綱土俵入りから弓取り式までしっかり観ることはなくなったけれど。
そこそこ見ている。
相撲は何と言っても勝負が短いもんね。
ああああって力入れてるうちに勝ち負けが決まってしまうなんて、せっかちにはもってこいよ。
そりゃあ若かりしときにはラグビーもよく観ていた。
新日鉄釜石、神戸製鋼、大学ラグビーetc、心ときめかせたものよ。
また国営放送がよく中継していた。
ああ、でももうダメ、ラグビーはまだしもサッカーなんて観ていられない。長くて。
あんなあっち蹴ったりこっち蹴ったり、どこが面白いんだろ、なんて。あきれ顔される。ま、いっか。
「あたしはあたし」「人は人」違うか。
で、相撲、テレビ観戦。
いやあ、白鵬が西から土俵に上がるのがどうにもこうにも慣れない。
いつも画面左手から上がってたものね、何もかもの動作を左手白鵬で観ていたもの。
それが右手で観る、どうにも違和感があって。本当に勝ったのかいなって気になってくるのよ。
賞金持つ手も見えない。つまらん。
そういえば、やぐら投げ勝利はすごかった。あんな勝負手があるんだと驚いた。醍醐味満喫。
白鵬関、どうかいつもの定位置、東の花道から入場してきて東の土俵下に座ってちょうだいね。
花道といえば。
テレビで観ると。
花道の奥の方に元琴欧洲(今は鳴戸親方になってるのね)が紺色のジャンパーのような制服を着て、
両手後ろに組んで、あれは警備をしているのかしら、立っている姿がよく映る。
何となく場違いな、どうもそこだけ空気が違ってようで、違和感ありののよ。
大きないい男が突っ立ているんですもの、ばかに目立っておかしいの。ひとりくすくす笑っているわけ。
現役時代と似ても似つかないの、だから映るたびに「なんか変」とか思いながら笑っている。
ごめんね、鳴戸親方。真面目に一生懸命お仕事しているのに。
そして、テレビに映るといえば。
それこそこんなこと言っちゃいけないとは重々承知の上で。
ときどき、ちっちゃな大イチョウがちょこんと頭にのっかっている後姿が映る。
そのたびに、我ら夫婦して「おっ○○」と喜ぶ。
「髪の毛もっと薄くなったらどうするんだろうなあ、床山さんが苦労するだろうなあ」
と、けっこう本気で心配する。
○関、すまぬ、いらざること言って。こんな外野の戯言など気にせず相撲だけがんばってくださいませ。
と、勝負の間に、違和感すら面白くて楽しみはいくらでも見いだせるから好きだわ、大相撲。
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