まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

なごりの秋

2012-11-20 15:00:28 | 自然・風景

新潟に住む叔母からの携帯メール。
いつも前向きな叔母なのに、このところの新潟の天気にちょっとブルーな様子。
大雨、雷、曇天続き。無理もない。
今日の雲ひとつないこちらの青空をおすそ分けしてあげたい・・・

それでも、佐渡の紅葉は素晴らしかった。大佐渡スカイライン、紅葉山。
それだけではない。
町中いたるところで見上げて、いいなあって、しみじみ。

もうだいぶ前になるから名残りとは言えないけれど、私にとっては名残りの秋。

実家近所のお寺。山門の上の桜の紅葉。

こちらもすぐそばのお寺。イチョウとの対比が美しくて。

国分寺。山門を入るとすぐ。雨の中。

萩だよね、って意見は一致したけれど。黄色が冴え冴えと美しい。

     

春には見事な桜の花を見せてくれる。

叔母のメールでも11月もあと10日とあった。
秋はあっという間に過ぎていった。

 

 

 

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ひとりで食べる

2012-11-19 12:39:19 | くらし

横浜の自宅に帰ってくれば、ま、二人で食べるのは基本のき。
佐渡にいれば当然のごとくひとりで気楽に、好きな時に好きなように好きなものを食べる。
うん、これはこれで悪くもない。なんたって期間限定だからね。

で、佐渡の薬局談義。
マサチャンが、突然、

「じいがさ、この頃、朝はっええ時間にひとりでご飯食べとるんだや。5時半だや、5時半。信じられる?」
と言うからさ、「信じられん!」に決まっとる。
「自分でワンプレートなんか作ってこじゃれて食べとるがさ」なんて。どうしたんだろうねえ。
マサチャンママ、
「うるせえから、ひとりで食べてえんだねえかっちゃ」と我関せず、知らん、好きにしたらの態。
そっか、何しろ6人家族だもんな。

   渋い黒い実。何でしょう。

それを聞いていた河崎オジサン。
「俺もそうだがさ。昼飯はさっさとひとりで食べてしまうし、夕飯はみんなはテーブルで食べとるけど、
俺はこたつに運ばせてテレビ観て食べとるが。そうでなきゃ食うとる気がせえせん。
あっちへがちゃがちゃこっちへがちゃがちゃ落ち着かせんもんな。何食うとるか分からんようになる」
と目を丸くして意気込んで述べ立てる。
いつもお孫さんを保育園に送り迎えし、目に入れても痛くない風情なのにね。

   こちらオオバギボウシ

真打はあの方。
「まって、若いもんと一緒に食うとられん。その鯛は私が釣ってきた私が釣ってきたって何回言うっちゃ。
うるせえ、ちっと黙っとれって箸投げとうなるが」
「そらし、俺も若いもんが食べ取る間は、りんご食うたりして腹だまかして、その後テレビ観てゆっくり食うっちゃ。その方がいくらいいか分からん」

うーーん。分からんでもない。
私は自分しかいないから必然的にひとり食べをそれなりに楽しんでいるけれど、
高年オジサンたちは自らひとりを選んでいるのね。家族食卓の喧騒に耐えられないのね。
ま、繊細なっ、つえば繊細、我儘と言えば我儘。
高年オジサンは、常日頃、ぐっと腹に虫を飲んでいるだけ気難しいわね。分かる!分かるよ。

 

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分かっちゃいるけれど・・・

2012-11-18 12:38:18 | くらし

そうなのよ。そんなの聞いたってどうにもならないのよ。
うん、分かってるっつうの。
私だって天気予報見たり、ネット検索したりはしますよ。
だけどやっぱり実際に乗っている船員さんに聞くのが一番じゃない。
だから、矢も盾もたまらず聞いてしまうわけ。はい。

今日の海はしけているのか、波は高いのか、揺れるかって。

しけています、荒れてますと言われたからって、ね、引き返すわけにはいかないし。
ま、それでも、それなりに心構えと準備はできるってえもんで。
今はまだ大丈夫ですよ、てな返事が返ってくると、そっか、と得した気分になって。
そういうわけで、ここ3回の佐渡と横浜行き帰りもしっかり確認。

10月の母呼び出しの日。船員さん。
私が、ジェットフォイル前の座席に変更できないかと交渉したら、
「今日は揺れるから後ろの席の方がいい」ときっぱり。
そっか、周りに人がいてもその方がいいのかと素直に従いましたよ。
はい、揺れました。
白波が窓を洗うくらい。後ろ座席の女の子がキャーッて悲鳴あげるくらい。

このたびの新潟からの最終便。
私が問いただす前に船員さんの方から、
「揺れるから後ろの船室に行ってください」って。
私、その前に別のもので酔っていたから、ま、いっかと思ったけれどいちおう、エチケット袋は準備したわね。
信濃川出て揺れたのまでは覚えていたけれど、後は爆睡。
もう、先に酔っておく方が勝ちね、絶対。

そして昨日。フェリーで帰ろうかジェットで帰ろうか迷って。
なんたって、今月で土日割引が終わりだからね、利用せねばと欲を出したわけ。
今新潟から帰ってきたジェット船員さんに確認。
「沖に出れば少し波があるけれど大丈夫だよ、夕方からは荒れるな」
と、心強いお返事に大船に乗った気になったわ。
ええ、大丈夫でした。

冬の海を渡るのにはそれなりの気苦労が付きまとうのよ。ほんと。

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眼福

2012-11-17 07:13:26 | くらし

真野町に来るたび横目で見ながら通っていた気になるお宅。由緒ありげなお宅。
それがそれが。
行ってくれえや、というマサチャンママの要請に応じたら、なんとこちらの旧家訪問だったから、願ったりかなったり。
 
門の額さえどう読んだらいいのか皆目見当がつかないでいたのよ。
『荏川草堂(じんせんそうどう)』と読むそうな。

さっそくお屋敷に上がらせていただく。 
玄関横のこの備前焼の大甕に度肝を抜かれる。
なんでも400年も前の作。銭甕で、江戸時代、輪銭を入れたものだそうな。

そして座敷には、
会津八一書の額。

江戸城で書いたものを佐渡奉行行列とともに運んで、本陣のこちらのお宅の門口にかけておいたお宿札。下は槍と火縄銃。

欄間だって立派。

そして、司馬遼太郎さんの色紙。絵はこちらの土人形を(ぼけぼけ)描いたもの。

 

そしてそしてお祖父様(だったと思う)が収集してらした土人形がズラリ。
大好きな土人形が並んでいた。

土人形

眼福、眼福。

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今日の自転車散歩

2012-11-16 14:53:29 | 自然・風景

4日間も雨に降りこめられた後の今日の空。
  貴重。

おまけに虹まで出現して。 


明日は横浜に帰ると思うとなおのこと、背中をぐいぐい押されている気分で前のめり。
掃除して(今までしてないの)、洗濯して、荷物を送って、墓参りして、母のところ。

ささ、出かけなくては。
今回初めてのチャリンコ散歩、私にとっては気合を入れねばのコースを回る。
両津山側コース。
加茂湖に映る金北山から出発。

毎度おなじみの風景。だけど。
晩秋の美しさにため息ついてこぐこぐ自転車。

清々場所いちばん山ふところから一気に海に向かって下る。

午後はのんびり4本足につかまってごろごろしようとしたけれど・・・
空見たら、そんなのいつでもできるな気分でタソガレ場所に前のめり。

 

チャリンコ散歩


あああ、気が済んだわ。
なんだかんだの淋しい気持ちに陥るけれどやっぱり佐渡はいいなあ。

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十月桜

2012-11-15 13:22:28 | 佐渡の花

10日に佐渡に来てからというもの、紅葉山に行った次の日から連続雨。
叩きつける雨、ザーッとくる雨、ぽつぽつの雨。おまけにひっきりなしの雷。
まあ、空も忙しいこと忙しいこと。
おまけに、今朝は大佐渡のお山が初冠雪。いよいよか、冬の到来。

         
今朝。珍しく青空を見たわ。    10日。今年はお山全体が薄赤紫で美しかった。

で、今頃十月桜。
先月、大佐渡スカイライン紅葉観賞の折り、相川金山への道すがらひらひらひっそりと咲いていた。

 何と清楚な。

 

10月は鬼門。父は10月に1回目の脳梗塞を起こしている。
母に会いに行く予定日の前日、せっかちな母に呼び出された。
尿路感染症で入院するからすぐにおいでって。

幸い薬がよく効いて経過は順調だったが、それでも約1ケ月の入院生活。
入院中、スーパーで会った介護士さんに「待っているからね」と励ましてもらい、
火曜日はお風呂にも入れてもらい、
昨日は、また、別の介護士さんに「退院おめでとうございます」と温かい言葉をかけてもらう。
ありがたさで胸がいっぱいになった。

なにしろ、「高齢ですから」が常套句。
これからも、こんなことが何回かあって送るんだなと覚悟が決まったような・・・気がした10月。

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念願の舞台

2012-11-14 12:56:11 | くらし

『ぼくに炎の戦車を』

苦節何年かのツヨシクン舞台初観劇。
10日昼観劇だったけれど、いまだに余韻に浸っているのよ。
でも、観劇後の感想なって何をどう書いてよいのやら皆目見当つかん。
ま、しょせん、役者なツヨシクンを観たかったのでツヨシ目線でしか書けん。

赤坂actシアターロビーは花で溢れかえっていたわ。当然のごとくツヨシクン関係が多い。共演者からの名前見つけると関係ないのに嬉しい、なんて変。

場内満員。
この日の観客はのりがよく、韓国の放浪芸一団男寺党の披露する芸と一体になって手拍子やら拍手やらで盛り上げる。
後半、淳雨役のチャ・スンウォンさんの綱渡り、場内かたずをのんで見守る中、往復とも1回で成功したときは、舞台の上の役者さんはじめ場内割れんばかりの拍手で。そこからクライマックスへ。

  

ツヨシクンって役者はほんとに不思議だ。
日本人の柳原直輝を演じ、主役のはずなのに。
男寺党の演者淳雨(チャさん)と二人の民族の歴史や憎しみや苦しみを越えた心と心を通い合す強い結びつきがストーリーの芯になっているはずなのに。

話はキャストほぼ全員のそれぞれのエピソードに強い光があたって。
香川照之さんはじめ、キム・ウンスさん、青木さん、成河さん、不夜城の女給、安寿さん、馬渕さん,etc。
それがまた皆さん熱演かつ芸達者で泣かせる。笑わせる。惹きつける。
っていうか、むしろこちらの方たちが物語の軸になってるんじゃないのと思うくらい。

だから、おい!ツヨシクンほんとに主役なんのか?って気分になるが、じゃあツヨシクンなしで成り立つかというと全くそうではない。
いくらそれぞれの星が強く光っても、月が光を放たないと、夜空が物足りないのと同じような存在な気がする。
中井貴一さんが三谷幸喜さんにぼやいたそうな。
いくらいい演技をしたとしても(あいまい)最後クサナギツヨシに持っていかれると。
そんな感じがぴったり。

舞台最後。直輝の、ウイリアムブレイクの詩を含む長台詞。

明日が、輝いている!
いつも胸に「炎の戦車」をだいて
たくさんの苦難と戦っていこう
100年後、200年後、
今日のことを笑って話せる日がきっとくる
未来は、すでにみんなの手の中にある!(引用)

この演劇のメッセージがストレートに伝わって来て。
温かいものが胸を満たしてきて。
不覚にも涙が出たわ。
3時間半の舞台。
日本人である私にとって苦いものがある台詞。
ハングルの字幕。
ハードルが高かった。
前半はやや退屈したが、後半、一気にたたみかけてきてあっという間に終わっていた。
皆さん、スタンディングオベーション。
カーテンコールのツヨシクンの可愛いこと。
チャさんとハグすると、チャさんにすっぽり抱かれるのよね。おかしくて。

もう1回観劇できることはまことに幸せ。

 

 

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大イチョウ

2012-11-13 16:15:52 | 自然・風景

公孫樹って感じでもなく、銀杏じゃあ食べるぎんなんになるかなとも思い。
やっぱりカタカナでいくわ。

いやあ、今日は1日じゅう雨、晩秋の雨。
この季節の日本海側の気候はなんともでして。
そんな中、マサチャンママのお伴で文化財探訪お出かけ。
朝から夕方までのお出かけ。
ブラブラするでなく文化財探訪だから、日ごろ使わない頭を使って疲労困憊。
ゆえに、その件はまたにします。はい。

で、今日はイチョウ。
母の介護施設に行く折、毎日通る神社のイチョウ。堂々と辺りを睥睨し風格満点。

 

常日頃は、苦しい時の神頼みで。
ほんと、困ったときのみ立ち寄り、柏手打ちぶつぶつお願いする。
何と罰当たりな。

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やっぱり紅葉山

2012-11-12 14:51:50 | 自然・風景

昨日の魚祭りで偶然遅刻友ご夫妻に遭遇。
紅葉狩りに行く予定があったら連れて行ってくれえやと図々しく予約入れる。
おおっ!なんと「明日から雨だから今日の午後行くや」って。嬉しや。

紅葉山。
紅葉狩りには惜しくも曇り空だけれどそんなのいいの。

途中の道で。
本州がばっちり見える。びっくりするくらい間近に見える。
弥彦山、角田山、八海山、苗場山・・・
感激だわ。今も興奮して話せるくらい脳裏に焼き付いている。

で、紅葉山。

もう葉が落ちていた木もあるけれど贅沢は言いません。
くだくだ私のたわごとも言いません。
どうぞご覧になってください。

 紅葉

 黄葉

 林

(やっぱり泣きごと・・・言わせてください)

せっかく3つのテーマに分けてフォトチャンネル作ったのに(ーー゛)見ることできませんでした。
やむなくです全部一緒です。

紅葉・黄葉・林

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イカさばき競争

2012-11-11 16:16:18 | くらし

昨夜10時に佐渡到着。
やっぱり嫌だわ、夜の新幹線、夜のカーフェリーに乗るの。

で、今朝母の施設に行った帰り、落ち葉掃除をしていたコシオサンに会う。
「あんた帰ったのんか、今日魚祭りやっとるし、寿司でもこうて来いっちゃ。どうせお昼ひとりなんだからそれ食べればいいねかや」
とアドバイス受けて行ったわ、漁協の魚祭り。

真ん中あたりに人だかり。覗く。
何しいてるんですか?
イカのさばき方競争だがさって。

 お父さんが参加

 皆さん真剣な顔 一度に5人

「3分間に何杯さばけるか競争だがさ」とはいえ。

審査基準はいろいろあるらしく。
審査の方も「むずかしいっちゃ」っておっしゃる。

 終了!さて、結果はイカに?

 あちゃあ。

 1番2番さん決勝進出。

私、無料サービスのエビの味噌汁頂いて帰りました。

 

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