横浜イングリッシュガーデン。
アーチの両横の庭、中央の芝生広場周りに、ほんの人ひとりが通れるほどの小道が幾本も。
すごく広いガーデンではないけれど小道のおかげで・・・
くねくね小道をたどって行くと 曲がるたびに この先にはどんな植栽がされているかな、とわくわくする。
ガーデナーの方の本領発揮。
素敵!
横浜イングリッシュガーデン 小道の奥には
横浜イングリッシュガーデン。
アーチの両横の庭、中央の芝生広場周りに、ほんの人ひとりが通れるほどの小道が幾本も。
すごく広いガーデンではないけれど小道のおかげで・・・
くねくね小道をたどって行くと 曲がるたびに この先にはどんな植栽がされているかな、とわくわくする。
ガーデナーの方の本領発揮。
素敵!
横浜イングリッシュガーデン 小道の奥には
横浜友定例会、6月は横浜イングリッシュガーデンに 行こう、と計画しましたが
雨でおじゃん。ならばリベンジ、と昨日。
季節としては微妙な端境期でしたが楽しめました。
それにしても植物はえらい!
開園の年に行ったきりでその時は、うーんちょっと思ったけれど、いい具合に成長して・・・
今はあじさい。 *雨に唄えば なんて名付けられていて、タイトルはそちらからいただきました。
アーチの下にずらっと並んでいました。どれも素敵!
偶然写りこんでいたお三方、ごめんなさい、あまりに楽しそうなので採用させてもらいました。
居間で寝そべって見ている夫が、
「あれはニンジンの花か?」
と言う。そう言われれば似てなくもないわ。
*ホワイトレースフラワー
なんてったって私と同じくらいの背の高さだからフェンスに立てかけて目隠しにしているけれど、
好きか?と聞かれれば、ま、可もなく不可もなし。すまぬ。
先日の大雨に当たると。
長い茎をダラリンと、だらしないと言えばだらしないが・・・
なかなか芸術的じゃない?!と言われればそんな気がしないでもない。
それが晴れてくると、
ほら、しゃんとして。げんきんなものよ。あやかりたい。
ちなみに和名は*ドクゼリモドキ おしゃれ感0
友人に連絡メールを送ると、折り返し返信が。
「強気のメールでおかしくて笑ったけど、どうしたの?」て書いてあるから、
「今、私の中で第二次佐野洋子ブームが来ているから強気が移ったのかもしれない」
と再返信。すると、今度は電話が。
「ね、佐野洋子って誰?」だって。我らの友人にそんな人がいたかって。
自分だけ忘れているのかと思ったら気になって気になってお使いにも行けないなんて。おいおい。
「ほら、谷川俊太郎と結婚してたことあるでしょ、その人よ」ミーハーな私はそっち方面から迫る。
「知らない!」そうきたか、それならばと、
「絵本に『百万回生きたねこ』ってあるじゃん、あれ書いた人よ」
と、文学部出身の彼女にそっち方面で迫る。
「絵本は興味ない!」
そっか、枕草子や源氏物語に浸っていたもんな、興味ないか。そういう私も読んだことないけど。
「ま、ま、その人が描いた『役に立たない日々』 を読んだのよ。そのせいかも。」
「なにそれ」と聞くから、
「あのね、癌になった後、苦しくてベッドに横になってひたすら韓流ドラマ?あれに嵌って1日13,4時間観てたんだってよ。幸せだったんだって。そしたら1年間あんまりおんなじ姿勢でテレビばかり観ていたから、あごの骨が外れたかずれたかしたってそんなこと書いてあるよ」
「まだあるのさ、再発して医者に余命と今後いくらいるか聞いて、ああそれならって病院帰りにぱっとジャガー買ったような人よ」
「変な人!」と友人は一刀両断。
「でもね、歯に衣着せぬっていうの?そういう向こうにあの人の孤独感が透けて見えてさ」
なんて私は佐野さんの心中なんて知りもしないのに分かった気になって、物言いが感傷的になる。
今日は を読み終わって図書館に返却してきた。
『役に立たない日々』は一次ブームの時に読んでいるけれど、こちらは初めて。
長くなるけれど、ちょっと引用。
役に立ちたい
私の人生は無駄だろうかと考えることもある。私は人の役に何も立っていない。
友人の妻のようにパッと起きやるべき事をさっさとやって、きりっと仕事を次々にして、
有意義に生きた方がいいにきまっているが、ある日ふとふとんの中で思いついた。
人生に目的を持ったら、一生は短く、時間は足りないだろう。
目的を持たなかったら、一生は実に時間があまって長い。
目的を持った人は死ぬ時やり残したことを無念に思うだろう。短い一生に違いない。
でもだらだら生きていたら、死ぬ時、あーやれやれたっぷり生きたなあと思える。
時々友人が「さっさと仕事しちゃいなよ、さっさと」と言うが、さっさと仕事したら私金持ちになっちゃうよ。
死ぬ時金があまったらどーするの、もったいない。
しかし私は、人の役に立ちたい。でも必要とされていないのが老人なのですよ。
佐野さんは2010年11月5日、72歳で亡くなっている。
けれど、もしそこに立っていたら私は駆け寄って「ほんとね、ほんとにそうよ」と言って抱きつきたい。
低木、中低木、高木などなど植えてあるさまざまな樹木を、居間の前からあげてみると。
*ベニバナトキワマンサク*エレガンテシマ*ミモザ*蜜柑
*ヒメシャラ*カシワバアジサイ*ジューンベリー*メラレウカ
通路へ行って。
*メラレウカ*蜜柑*エリカ
裏へ行って。
*海棠*木瓜*山アジサイ
もうひとつの通路へ行って。
*南天
和室の前。
*モッコウバラ*利休梅*ヤマボウシ*シロヤマブキ*雲南黄梅
はああ、我が家の狭い庭に植えも植えたり。
で、いちばんのお気に入りはジューンベリーね。
春先の可愛らしい白い花。柔らかな黄緑の葉色。
初夏の真っ赤な実。
秋の紅葉。
冬、葉を落とした後ののびやかな幹。
春夏秋冬、それぞれに楽しめる優れものよ。
剪定しようかなと思ったけれど、いやいや西日ががんがんあたる居間に少しでも影を作ってもらわねば、
とそのまま伸び放題にさせて。
風にそよぐさまを楽しんでいるというわけ。
収穫。これの10倍くらい。
今年はよく実って。
我らのヨーグルトのお供。
ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラの、時にはハチの食糧に。
まことにお役にたちました。
天気予報とは違って、空高く風も爽やかで午前中は気持ちの良い天気。
ごろごろしていちゃいかん、舞岡公園に行こうと思ったけれど、今ひとつ気乗りせず。
街中じゃなく広々しているところに行きたい気分はあって、そうだわ久良岐公園に行こう、と原チャリとばす。
舞岡公園よりはうんと近いけれど、子供たちが保育園時代に行ったきりだから、道はうろ覚え。
適当に団地の中を走って、犬と散歩していた方に聞いて。
あらあ、こんなに広かったかしら、なんて。
来たからには、ってんで外周道路の案内に沿って歩いたわ。
小学生たちが 写真撮ってたり、ジョギングやランニングに励んでいたり散歩の方も多数で。
私はかすかな記憶にある池や能舞台に行きたかったのに、思い立ったが、と来たからたどり着けず。
家に帰ってから地図を見たら、歩いたところは公園のほんの端っこの部分だったのね。
まあいいや、また今度にしよう。
それにしても大きな木がたくさんあって木陰の涼しいこと。なかなかだわ。
久良岐公園
魚沼地方ツアーでバス車窓からの風景をを楽しんでいたとき、なんといっても目につく。
林に森にヤマボウシの雪をかぶったような白い花。まことに自然、雑木そのままの姿で伸び放題。
いいわいいわ、こうでなくっちゃ、雑木は。
ああすまぬ、大きいだの小さいだの広がるだの伸びるだの言って。当たり前だわ、木々にとっては。
それなのに、狭い庭に何の考えもなくただ好きだからって植えちゃったりして。
そして時期も考えず大剪定、ヤマボウシにとってはえらい迷惑だわ、ほんと。
100坪もあるならいざ知らず、雑木を庭に植えるなんて無謀だった、謝るしかない。
それはさておき。
館林トレジャーガーデンで見た植栽。白+白。
アークトチスの白+ナデシコの白 (写真写りが悪くて分かりにくいけれど) 白+白、うんおしゃれ。
そっか。
アークトチスは大好きだから、来年は我が家のこの方*スイセンノウ
のそばに植えてみようかしら。それとも 白の*アグロステンマを後ろに持ってきてもいいか。なんて、忘れなければね。
盛り 今
そして我が家の庭は白い花ばかり。
淋しい気がしないでもないが、
梅雨のこの時期、しっとりと落ち着いてこれもまたよし と言い聞かせている。
シレネはたくさん種類があるそうだが我が家のそれは *シレネ・ユニフローラ
地味、まことに地味、存在感も薄い。
我が家に来て2年目、よくぞ消えないで大きくなってくれました、と感謝よ。
いやいや、地味でなんも主張もしないけれどよくよく見れば可愛いのよ。
その色味も穏やか、目にも優しい。こんなに幅とるとは思わなかったけれど、いいわ。
ほおら、何とも言えない形でしょ。
寝そべりたがるのを無理やり起こしています。
寒さには強いが暑さと蒸れには弱いとあるからな、大きくなったから気をつけねば。
紹介したからとりあえずの切り戻し作業開始。
今回のツアー、東京駅の集合場所に着いて驚いたのなんの。
見事に女性、女性、女性。思わずツアコンの方に聞いたね。
「男性は何人ですか?」
私は別にいいけれど、夫がね、ほら私優しいから、気になったのよ。
「ご夫婦は二組であとは男性おひとり。33人中男性は3人ですね」って。
30対3で団体行動。ま、いっか。
苗場
新幹線は3人掛けシートに我ら二人とそのもうおひと方の男性が座る。
途中まで夫婦の会話だけれど、お隣の男性が気になる。ツアーなのに双方黙って座ってていいのか。
耐えられず話しかけました。はい、定番ご挨拶。「どちらからですか?」
ひとり参加の男性氏。82歳で有料特別老人ホームに入居なさっているそうな。
毎日入浴契約。
飲酒許可契約。
外出時間延長許可契約。
旅参加契約。
ホームの規約以外はなんでも契約。
「僕の場合は選択肢がなかったんですよ、家事は一切できなかったから」っておっしゃる。
で、月に2、3回は旅行に出かけるそうな。温泉連泊多し。あれ?今回は。
もう40年も前に奥只見に行ったことがあって、もう一度行ってみたくなって申し込んでしまった、そうだ。
天気が怪しいから行かれるといいんですがねえ、と願ったけれど・・・
夕食のフレンチもビール1本でひとりテーブルで悠々と。
気になるけれど、まさか旅慣れて上手に過ごしている先輩に「ご一緒に」とは言えない、いらぬお世話というものだ。
只見線
幸い足腰に支障がないからとさっさと歩かれて。残りの人生を自由に過ごしていらっしゃる。
先輩氏はおっしゃった。
「老人施設は僕は勧めませんよ、優しすぎてすぐに病気になる。歩いて入ってきた人があっという間に車椅子になる。二人揃っているうちは助け合って暮らすのが一番ですよ」
私は夫に聞こえよがしに言っってやったね。
「妻が弱っても助け合って暮らすのがいちばんだってよ」
それに比べると女性群の賑やかなこと勢いのあること。
6人グループ、5人グループ、あとは・・・分かりません。
部屋で夫が報告。
「部屋のドアを開けてしゃべっとったぞ。あれ、行ったり来たりするんだろな、みんなで集まってしゃべるのんか。おっきい笑い声が廊下に聞こえてきたが」
そうよ、なんたって女は元気なのよ、せっかくなんだからもったいなくて寝ていられない。
できるなら私も混ぜていただきたかった。
そこここのトイレ休憩で「洋式トイレじゃないと膝が痛くて」という女性も多数。
腰をかがめて歩いている先輩女性だって、重い一眼レフカメラを首から下げて参加、ぱちりぱちり。
いやあ、膝が痛いと弱気になっていたけれど、つくづく引っ込んでいられない気分になったわ。ほんと。