まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

イワタバコ

2016-06-10 12:21:14 | 建築物

「今日がいちばん若い!」
こうなったらこの言葉を励みにして無理やり。

いやいや昨夜、例によって床に引っくり返っていてさて寝ましょうと起き上がった途端猛烈な腰の痛み。
まいったね。
壁や手すりにつかまりつつようよう二階のベッドへもぐりこむ始末。
朝だって着替えすらままならず。
それでも湿布をべたべた張って用心に痛み止め飲んで。
*イワタバコに会いたいばかりに北鎌倉 東慶寺へ。
なぜか時期が合わずの花。
来年に回したら確実に見られます、という保証はどこにもないからね。
よかったわ、行ってきて。

 

 

居合わせた一眼レフのおじさんが「晴れ過ぎてよくないね、昨日にすればよかったね」なんて。
「梅雨の花は雨の日に」と私も口だけはいっちょ前のことを言ったりして。はい。

でも私のコンデジ、頑張ってくれました。褒めて遣わす。

なにしろ興奮しているので似たかよったかの写真ですがフォトチャンネル作ってみました。

イワタバコ

 

それにしても帰り(9時半過ぎかしら)の北鎌倉駅ホームの混みようが恐ろしい。
11時特別公開の*岩がらみ 見られなくてもいい。早めの行動が正解よ。

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趣味は?

2016-06-09 09:30:29 | くらし

 

母は生前顔を合わせれば「趣味を持て趣味を持て」と言っていた。
そんなことを言われてもね、と少しは若かった私は苦笑い。
80を超えて、何をするでもなくただ家事をこなして日々を過ごしていた母の実感なのだろう。

 *シラネアオイ

「趣味はある」と返答していたけれど、今はそんなもんない!
あれこれがんばっている友人知人の話題から「趣味なんてない」
と言ったら横浜友が二人して「ブログがあるじゃない」ときたからびっくり仰天。
いやまブログは趣味か?これは趣味か?そういう認識に目からうろこ。
じゅうぶん趣味じゃないの、あっち行っておじさんと話をして写真撮って楽しんでいるんでしょと冷やかされたわ。
そっか。そういえば他にも陶芸やってる友人に言われたな。
「いいわねあなたの趣味は。溜らないもの」
そういうもんか。

趣味ってもっとこう創造的で少しは社会貢献して、なんか前向きなイメージがするけれど。
私のそれなんて消費といおうか消耗といおうか、身も蓋もなく言うとただの暇つぶしに過ぎないから
なんとなくどことなく後ろめたくて、別に誰にというわけでもないのにね。
ま、いっか。そんなにごちゃごちゃ小難しく考えなくても。

シンチャンママんちに回覧板を持って行った。
シンチャンママが某体操教室に行っているけれど、なかなか行かれる日がないのよこぼして。
「○さん、お庭のほかに何かやってる?」と聞く。
やっているわけないじゃないの、ね。

「私、縦になったり横になったりしているだけだから、何かしなくちゃと思うんだけど」と嘆く。今度は私が、
「あなた毎日お経読んでいるじゃない、だんだん上手になっているから。習おうかと思ってるくらいよ」
シンチャンママびっくりして「あんなんでいいの」と。
そうよ、あんなんでいいのよ、2階からはご主人のトランペット、1階からはあなたのお経が聞こえてきて
なかなか賑やかよ。ほんと。
大笑い。シンチャンママ「やっぱり聞こえてるんだあ」 そりゃあ聞こえてるわ。いいのよ。

別に何にもしなくてもいいのよいいわよ、もう充分われらやってきたんだから。
ま、月に1回くらいこんなんでいいのか自分!と思うときもあるけれど、いいのよ。
縦になったり横になったりして行こうよ。
とエールを送りあって家に戻った。
けれどほんとにいいのかね。

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引き締め効果

2016-06-08 09:25:08 | 

ようやくの青空と光、ありがたや。
ほんと、梅雨空が続くと鬱陶しいものね。

本名 *リシマキア・アトロプルプレア‘ボージョレー‘ 舌を噛みそうな名前。
いいの、*リシマキアで。


(5月8日)

濃赤色の花穂がすっきりしていて細目のシルバーリーフがおしゃれで。
苗が出ると速攻でお買い上げ。
宿根草とあるけれど、我が家で年越ししたことはないのが悔しい。

好みの花が、薄い色、小花、花数少な目とまことに地味で締まらないうちの庭。
それをこの濃い臙脂色が邪魔にならない程度に何本も直立するから、ぐっと引き締めてくれるのよ。
またもや自己満足の世界だけれど。


(5月18日)

こんなに伸びたら・・・と切り戻したら2番花を咲かせた。

 

 


(5月28日)

引き締め効果をそれなりに頑張ってくれたけれど、もう私のお仕事は終わりです、と言っているので、
日曜日にお引き取り願いました。

あっ、1本だけは年越しできるかお試しします。はい。

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松島 円通院

2016-06-07 10:04:18 | 旅行

パンフレットには『松島の名庭園 円通院』とある。ほんと、うそ偽りがない素敵なお庭。

3日目の最終日はゆったりのんびり日程、松島滞在3時間。
遊覧船のオプションもあるが、50分も乗っていたんじゃねいつもの佐渡航路新潟近くまで行くのと変わらないじゃん、
とどこまでも松島には厳しい。

で、コンダクターさんに勧められて円通院へ。いやあ、これが拾い物。よかったわ。
瑞巌寺は松島観光から外さないけれど、その山内にあるこのお寺は素通り、だいいち知らなかった。


山門をくぐってまっすぐ延びる参道 すぐ脇に石庭


「天の庭」と「地の庭」 天の庭は松島湾の七福神の島を表しているんですって
先に渡されたパンフレットをもっとしっかり読んでおけばよかったと 今頃後悔

さらに進んで三慧殿 なんでも伊達政宗の嫡孫を祀っているそうな
この建物が素朴でなかなかいいのよ 好きです
そして中にある厨子には支倉常長がローマから持ち帰ったとされる洋バラをはじめ水仙やアカンサスが描かれているんですって

苔と竹の美しいお庭 

おまけに大きな蕗の葉まで

そして珍しやお寺にバラ園 先の支倉エピソードからね

そして小堀遠州作と言われている庭

最後に本堂    飾り気がなく簡素でいいわ

松島観光の折はぜひとも訪れてください、おススメです。

 

 

 

 

 

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「心の防波堤を高く」

2016-06-06 09:11:50 | くらし

 「心の防波堤を高くすることが大事、作られた防波堤を頼ってはいけない」
今回も偶然お世話になった語り部ガイドの新沼さんのお言葉です。
いかに常日ごろから災害に対して注意おさおさ怠りなく準備しておくか。それが命を守ることになると。

今、陸前高田で建設されている防波堤です。
台形型で上部が幅4メートルの下部が幅50メートル、そして高さが12メートル。

  

今回の津波は海に近いここら辺で15,1メートルの高さまできたそうだ。「セルフ」の看板の上青い矢印まで。
それなのに今建設中の防波堤は12メートル、って変。だからそれに頼ってはいけないと。

陸前高田は町が根こそぎ津波に持っていかれたから、
復興の在り方には大きく意見が分かれたりすることはなかったとのことだ。

 

がれきの山だったところは平らになり、かさ上げ工事が進んでいる。
陸前高田には4つの震災の遺構が残されることになったそうな。

 
①道の駅 高田松原                     高田松原7万本の松の根っこ

 
②下宿定住促進住宅                   ③気仙中学

(web ブログからお借りしました)

 「なぜ、こんな海のそばに学校が」
 陸前高田市気仙中の越恵理子校長(56)は2009年4月に赴任し、窓越しの風景に違和感を覚えた。
堤防を挟み、校庭の向こう側に広田湾の白波が見えた。 内陸部の奥州市出身で津波には詳しくない。
知識が少なかったからこそ、素朴な不安から避難経路の見直しを始めた。

 津波を想定した避難場所は、学校近くの駐車場だった。
3階建て校舎の高さとほとんど変わらず、安全には思えなかった。
 周辺を調べると、高台に通じる小道があった。急勾配な道を通り民家の脇を抜けると、かなり高い場所まで登れた。

 防災訓練に関連し、1960年のチリ地震津波を経験した地域住民の菅野昌雄さん(78)を講師に招いた。
 「津波は気仙川の水位が下がった後、川沿いにやってくる」
「校舎の屋上は駄目だ。さらに高い所に逃げられる場所に避難しないと」。
どの話も示唆に富んでいた。
 3月11日、生徒86人と教職員はいったん駐車場に退避した。
しかし気仙川の川底が見えたため、5分と待たずに、小道から高台を目指した。
間もなく、川をさかのぼった津波が堤防を越えたのが見えた。その後、校舎も駐車場も濁流の下に沈んだ。
 

 

山の土を運んだ巨大なベルトコンベアーの左下の④ユースホステル、。
(向うの山が削られていった。ダンプで運んだら9年間はかかるのが2年で運び終わったそうな)

いずれの建物も犠牲者が出なかったことでこちらもすんなりと決定したとのことです。
それにしても見るだけでもその凄まじさに言葉が出ない。

2012年に来たときはバス車窓から見る景色が、岩泉町から南三陸町までいたるところ瓦礫の山だったが、
今回は目に入るところすべてが土の山と工事車両が行きかうところになっていた。


防波堤工事 残っている松の細さが何とも言えず


高台にある住宅との違いが胸に迫ってくる 1メートルでも高いところに の先人の教えが重い


真ん中 塔が立っている向うに海が ここもすべて持っていかれたのだろう

バス車窓から

津波は家屋敷、田畑、漁業での暮らし等々の目に見えるものだけでなく、
人々の心もみんな根こそぎさらっていったように思われる。
部外者が言うのは簡単だが、それでも言わずにいられない。1日も早い復興を。

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東北の海4景

2016-06-05 09:26:23 | 自然・風景

2012年6月22日に東北復興応援ツアーに参加して被災地の被害の一端を見たり聞いたりして以来、
何年後かにもう一度来なくては、との思いが強く、それから4年がたってようやく実現した次第でして。

今回もほぼ同じコースをたどるツアーに参加。
1日目 三陸鉄道陸中野田駅から普代駅まで、車窓からの風景を見る。 その後北山崎からの風景を見る。岩泉泊。
2日目 龍泉洞見学。浄土ヶ浜観光。陸前高田でガイドさんの説明を聞く。
3日目 松島見学。

肝心な部分については、まだまとまらないので後回しにして、とりあえず美しい東北の海を紹介。
と、いってもね、たくさんの観光絵葉書があるのに図々しいなと、ちと赤面。まそれなりに。

北山崎

先回来たときは雨風強く見学どころではなかった記憶が
この度も小雨だったのが一瞬晴れて

浄土ヶ浜

先回はお天気悪しでいったいに暗く、何が浄土だなんて悪態ついていたのが
いやいややっぱり浄土ヶ浜の名が示す通りの極楽浄土の美しさです 感動

大船渡湾

大きな被害にあった大船渡
先回はガイドさんが港のそばで説明してくれたけれど
バスガイドさんによれば 今は行っていないのではとのこと

南三陸 ホテルから


部屋の前にいつもいます


朝焼けの志津川湾

言い古されているけれど こんなに穏やかで美しい海が一瞬にして恐ろしい牙をむくとは

 

そして 松島

日本三景だというのに仲間外れな気分 ごめんよ 私はちと厳しい


でもね、このたくさんの島々が天然の防波堤となって松島の街を守ってくれたことには本当に感謝するわ。
いまなんて街を散策しても津波の被害にあったことが信じられないくらい。
「なんでも自然にできたものは強いです、人工で作ったものはもろい」とはバスガイドさんの言葉。ほんと。

 

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ゲラニウム

2016-06-01 08:41:36 | 

風薫る5月が過ぎました。
めずらしく充実した月だったので、1年がもう終わった気がしてちと淋しい。もうです、はい。
庭では大好きな*ゲラニウムがしっかり花開いてくれて。
基本、大好きな花を植えているのだから当たり前かしらね。

いやいや*ゲラニウムはお馴染みの*ジョンソンズ・ブルーはじめ何回か挑戦しているの。
結果、みんな嫌われてしまって。
家の庭では育たないんだと半ば諦めていたのよ。
それが去年植えた*ゲラニウム・プラテンセ’スプリッシュ_スプラッシュ(舌を噛みそう)が今年も咲いた。
いやあ、感激。よく見える場所に席替えした甲斐があろうというもの。

実物以上に器量よく写っています はい
いまや、葉も増えて来年がますます楽しみになってきました

 

今年、横浜イングリッシュガーデンで見つけてすぐに購入 *ゲラニウム・オリオン
こちらも今グングン成長しています

あれ?ゲラニウム気難しいと思っていたけれど案外に大丈夫そうだわ
養生場所に植えてあるから、来年は居間の前に席替えだな

そしてわりあいに失敗する*クロバナフウロ 今年は2年目

 

 

6月の庭も楽しみ。
なんといっても我が家の庭はこの後は淋しくなるのだからね。


明日から3日間東北に行ってきますのでブログはお休みします。

 

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