ちょっとだけ野趣あり。
ふだんほったらかしの通路、家裏にもひっそりと、でもなくそれなりに風情を見せて。
佐渡から嫁入りして来た*オカトラノオ 耐えに耐え 馴染んでます家風に
*半夏生 今朝の顔 ここにも夏が来た!なんてしつこく中井貴一さんふうに
*ホタルブクロ まことに丈夫です
それにしても、庭いじりをしているととんでもないことも起きる。
先日よ。食事しようと椅子に座ってズボンの太ももに触ったら。
なんと、指先にぬるっとした感覚、気持ちの悪い感覚。
見もせず「ひぇーーーーーっ!」と振り払ったら、隣に座っていた夫のシャツの袖先にそいつが飛んでった。
「ひゃあああーっ!」よ。見たら。
まさかのナメクジ。ナメクジよ。
ナメクジが我がモンペに這いつくばっていたのよ。ずりずりずりずり移動してたのよ。
私の紺モンペにはっきりナメクジの移動痕跡。うぇーです。
夫のシャツ袖口にもくっきりナメクジ跡。一瞬なのにべったりナメクジ痕跡。
レンガや鉢裏を見るときは、いちおう「あいつ、いるかな」との心構えはできているからどうってことないけれど、
予想もしなかったところから出現すると倒れそうになるわ、ほんと。
狭かろうがなんだろうがいるものはいる、はい。
この方たちが住んでいる通路を通ると必ず蜘蛛の巣が髪の毛についてくる。はい。
庭いじりとはそういうもので。なんて。