まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

*マヤランに会いに そして古民家には*白萩

2020-09-15 08:58:08 | 舞岡公園

昨晩など雨戸立てまわして窓を閉めて。
めっきり涼しくなった。
過ごしやすくて心地いいけれど、なんだかなそれはそれでちと淋しい。
困ったもんだ。

そういえば舞岡公園の*マヤランは今頃だったよな、と昨日原チャぶっ飛ばす。
去年、通りかかったオジサンに教えていただいたんだ。
春にも別のオジサンに教えていただいたんだ。
勇んで行った。あらあらあら。

1本しかいない。
どうしたのかしら、来るのが遅かった?!
それならそれで痕跡があってもよさそうなものなのに、いささかがっかりよ。
ままま、気を取り直していつもの通りぶらぶら散策。

 トランペットを吹く女性

 元気溌剌 園児たち

実っているわ
案山子もたくさん立っていたけれど みんなマスクしているからちょっと写真はパス



田んぼを区切るかのように1列に並んでいるこげ茶色のお名前は

頭を垂れて 私のようだわと思ったことは内緒

ススキもちょうどいい具合

古民家の入り口でお出迎え

いいわあ
他にも


*男郎花


*女郎花


*ウメモドキ


*コムラサキシキブ

朝晩は涼しくなったとはいえ、日中はまだ暑い。
一回りしたら汗びっしょりになった次第。

 

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川上未映子著 『夏物語』

2020-09-14 08:57:37 | 

川上さん、ずっと以前に読んだ『ヘヴン』からの2冊目だと思う。
もう忘れているので何とも言えないが、かなり衝撃的な小説だったことはかすかな記憶にある。それ以来。

 いい小説だった。ずっしりとして読みごたえがあった。

手に取ってからかなり日数をかけて読み終えた。
読みづらいというのでもなければ、どうも好きになれないというのでもない。
共感とか理解するなんて次元を通り越していて、ただただ小説の世界に浸るだけで。
読み進めるのが惜しいような、1日にこれ以上の頁数を読むと沈んでいきそうな、
何とも不思議な気分に陥って少しづつ読んでいった。


小さめの文字で543ページの長編。
第一部 二〇〇八年 夏
豊胸手術をすると大阪から上京してきた姉の巻子、巻子とは一切話さない姪の緑子と
三輪のアパートで過ごした3日の夏の話。
死んだコミばあ、母との思い出が絡まった話に、読んでいる間中切なくて泣きたい気分が
ひたひたと胸に押し寄せてきた、変。それは第二部にも続いて。

第二部 二〇一六年 夏~二〇一九年 夏
夏目夏子は38歳、初めて刊行した短編集がヒットして、どうにか文筆業で身を立てるようになっていた。
けれどー。
ーつまり毎日のなかでふと、この「けれど」が現れるようになって。

大学ノートに綴られたメモ。

いいけど、わたしは会わんでええんか
わたしはほんまに
会わんでええんか後悔せんのか
誰ともちがうわたしの子どもに
おまえは会わんで いっていいんか
会わんでこのまま

第二部は、ほとんどこの命題で話が進んでいるから面倒と言えば面倒だが、
川上さんの圧倒的な筆力と詩情溢れる筆致で物語は豊かに膨らんでくる。

夏子は、自分は普通のそういう手段では子供が生めないと特殊な方法を検討している。
AID(第三者の精子を使った人工授精)

そういう手段で生まれた逢沢潤。インタビューで呼びかけている。
「身長百八十センチと大きめで、はっきりした二重まぶたの母とは違って、一重まぶた、
子どもの頃から長距離走が得意です。現在は五十七歳くらいから六十五歳くらいのかたです。
心当たりのあるかたは、いらっしゃいませんか」
同じくそういう手段で生まれた善百合子。百合子は夏子に言う。
「あなたは、どうしてそんなに、子供が生みたいの」(川上さんは「生む」を使っている)
続けて、
「自分の子どもがぜったいに苦しまずにすむ唯一の方法っていうのは、その子を存在させないことなんじゃないの。
生まれないでいさせてあげることだったんじゃないの」

二人は鍵になる重要な存在。

そして、私とならもっといい作品を一緒につくれるという編集者の仙川涼子。
同業の売れっ子作家遊佐リカが登場して、物語は広がり厚みを増してくる。

夏子が住んでいる三軒茶屋や生まれ故郷、今も姉の巻子と姪の緑子が住んでいる大阪
笑橋の日常情景の描写が素晴らしく、生活音や匂いまでが漂ってくるようでいっそう引き込まれていった。
そしてなぜか川上さんが使う「寂寥感」に襲われる、それはいつまでも続いて。

結末は、私が願う通りに運んでいってあたたかな幸せな気分でいる。
昨日読み終わったばかりとはいえ、毎度のことながら文章が取っ散らかって。
いやいや川上さん、素晴らしい作品を書いてくださいました、と頭下げたい気分。
静かな興奮はまだ続いているんですもの、次の本が手に取れない。

 

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公園の寄せ植え

2020-09-13 08:48:21 | 植物

どうも落ち着かない毎日。
何もかも中途半端で気持ちの持って生きようがない。
ぼんやり過ごしているのにね、いやぼんやり過ごしているからかしら。

猫の額ほどもない庭を見ては、
来年の春はどうしようかな、まだ苗は売っていないだろうしな、なんて。
生い茂る雑草や乱れている植木を見ては、なんとかしなくっちゃね、と思いつつ放置。
単にやりたくないだけなの。でも、やらねばなの。それが困る。

早く秋バラも見たいな、鎌倉のお寺にも行きたいな、なんて。
どこかに何かをで暮れる毎日。

先週の日曜日の広々公園。
大きな鉢の寄せ植えが素敵、生き生きと咲いている。
夏の暑さの中でも汗水たらして手入れしている姿をよく見かけた。


*コリウスと*ブルーサルビア

 

 

 

 

 

 

*コリウス*インパチェンス*ベゴニア*トレニア*ペンタス*ブルーサルビアなどなど

ごく身近な植物を使ってセンスある色の組み合わせがほんとに素敵だわ。
なにより花が枯れていないのよ、葉っぱがしなびていないのよ。
なかなかできることではない。感謝。

公園利用の人たち。

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再び充電かねての早朝ドライブ

2020-09-12 09:31:33 | 自然・風景

ただいまです。

早朝4時ころ、幹線道路を走る消防車のサイレンの音で目が覚めた。
随分な台数。ようやくおさまったと思ったらもう起きる時間。
突如夫が、
「今日は雨だからドライブ行くか!」ですって。
うん?!ふつう逆でしょ、ね。
「晴れてるからどこか行こうか?」よね。
天気がいい日は自分の趣味があるからそんな気はないの。
私は頭がぼんやりしているから行きたくなかったけれど、優しいから
「そんなら行くか」と。
車洗ってくるわと夫。いつぞやの光景が浮かぶ、そっくりそのまま雨の日に洗車。

まるまるひと月車を動かさないからね、こういう時に充電しておかないと気を揉む。
洗濯物を干し終えたから小雨の中を出発よ。
この間は金沢文庫で帰ってきたから、横須賀の三笠公園まで行くことに。
例によって道を間違え間違えして、それでも公園にたどり着かず半分の「三笠」の写真を
撮って帰ったわ。
ま、どうせはっきりしない天気なんだからいいの公園は。
充電たっぷりできたから良しとしよう。ポジティブ!

 

行き過ぎて岸壁で撮った猿島 そこから見た光景

戻って またもや間違えてたどり着いたどん詰まりから見た「三笠」奥の船

横須賀は隧道が多い

ちゃっと行ってちゃっと帰る。
あくまでもどこまでも我らの流儀。余裕がない。

帰って一服していたら激しい通り雨。早めに帰ってきてよかったわ。

 

 

 

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思い出フォト 大佐渡山地ススキを見ながらのトレッキング

2020-09-11 08:55:47 | 自然・風景

USBを整理していた時の写真。
私も元気溌剌、こんな時があったのね。膝もぴんぴんして痛みなんかなかった時だ。

佐渡暮らしを始めてから、友好の会に入って連れて行ってもらった数々の場所。
行ったことがないところばかりだったから、私にとって佐渡再発見だった。
だいたいが怠け者で根性なしだから、自分が4時間も5時間も歩くなんて信じられない。
それが、山野草に惹かれ導かれ仲間の人に引っ張られてどうにか歩き通すのだから、
人間、なにかに興味があるということは行動の原動力になるのね。

2012年9月16日。
父が1年前に亡くなっているから、
母の見舞いと彼岸に便乗して佐渡に帰った時のことだわ、きっと。
車で登山口まで、歩き通せばまたそこに車が待っていて下山できるという、
そんなら参加しようじゃないのコースhttp://www.sado-trekking.com/course/2_4.html

ありがたい。


登り始めは樹林帯の中を歩くので写真はない。
視界が開けてきた場所から広がる大佐渡の風景。

左 両津湾   右 加茂湖

ドンデン池

終点のドンデン山荘はすぐそこ。

ああ、こうやって呑気に思い出に浸ってはいられない、ほんとは。
梅雨の大雨夏の酷暑で、実家がカビだらけになっていないか気になってしょうがない。
いざ行かん!とは思っているのだけれど。

 

 

 

 

 

 

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道端に 空地に

2020-09-10 08:58:08 | 植物

昨夜は突然の雷鳴。
かなり大きな音が続き、被害がなければ潔く、もっと吠えてもいいぞの気分。
雨も落ち、上がった後は気温が下がって窓を開けて寝る。

今朝ベランダで洗濯物を干していてたら、空の高さを実感した。
やはり秋だ。

出番待ちだったそこここに咲いていた野草たち。
変わり映えしないとはいえ紹介せねば、ね。

 *メヒシバ

 *オヒシバ

 *オオバコ

 *エノコログサ

 *葛

 *センニンソウ

 *ジュズダマ

 *ワルナスビ

 ?

 *ヘクソカズラ


名前がなんだけれど 私が愛でてあげる

 実ができていた

 *ツユクサ


ガードレールにからまっていた

 

うかうかしていると9月も終わりになる、ってちと気が早いかしら。

 

 

 

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陽が沈む そして 叔母の話

2020-09-09 08:54:42 | 自然・風景

タイトル、ふたつには何の関係もないけれど。

このところ連日の日本海側フェーン現象による暑さが続いているので、
心配になって、エアコンなしで独り暮らしをしている叔母に電話した。

何日か前、具合が悪いので病院へ行ったとのこと。
点滴を打ってもらっている間に医師が「エアコンあるか」と訊いたそうな。
ないと答えると、いつもどこの電気屋さんで買っているのかとさらに訊いたんですって。
いつもの電気屋さん含めて3軒の電気屋さんにあたってくれて料金を提示し、
どこの電気屋さんにするか、と話を進めたそうな。点滴打っている1時間の間に。
「そこまでやってもらったから決めたっちゃ。今はエアコンあるよ」
と言うので私も安心した。
日ごろから、扇風機で大丈夫、と言って付けなかったから、こうやって強引に
話を進める方がいてくれてよかったわ。

長い間の叔母の担当医だから、叔母のことは何から何までよく分かっている医師なのね。
私も両親がお世話になっていたから、ついでに私もお世話になったことあるから、
お人柄はそれとなく察している。
他にもエピソードは多々聞いている、いい先生だわ。

昨夕、一杯やり終わった後見た空。

 

 

 

 

吹き抜ける風が心地よくて、昨夜はエアコンなしで寝た。

.

 

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高台公園から 街も動き始める

2020-09-08 08:55:29 | 街・風景

日が昇る時刻が遅くなって、ようよう明るくなり始めたころに窓を開けた。
網戸を通して入ってくる風が気持ちよくて、しばらくベッドにひっくり返っていた。
いやあ、涼しいってこんなに幸せな気持ちにするのかと。
ほんと大げさじゃなくてね。手足しっかり伸ばしてほんの少しの時を過ごしていたわ。

で、洗濯物を干して前向き気分延長上の行動。
高台公園へ行ってきた。ケヤキを見上げて街の光景を見て幹線道路の動きを眺めて。
ちゃっと行ってちゃっと帰ってきたわ。それだけでもそれなりに、よ。

入口には畑 収穫時は無人販売あり

 

 

 

 

 

 

 

 

半月 白い月

ぐるっと1周しておしまい。

 

 

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結論はそこへ 「だらだらがいちばん」

2020-09-07 09:00:20 | くらし

今朝は時折激しい雨、風がないから真直ぐに降る雨。
まあいいね、こんな日も。なんといっても庭が喜んでいる。
枝ごと切り取った*メラレウカはそのままほったらかし、通路塞いだままほったらかし。
枯れてきたら始末すればいいか、なんて怠け者のすること。
片づけるわけもなくただのほったらかしなんだから。見えなきゃいいやの世界。

8月に目の手術をしたマサチャンママに経過を聞こうとライン電話した。
無料のライン電話、料金気にせず心置きなく話せる。
「暑くて暑くてどうかなるが。来年もこうなら死んだほうがいいわ」
ですって。このところ佐渡の気温は、それこそやぼ(大変)だ。
羽茂の方は36℃超えたってよ、と興奮して報告してくる。
夏も比較的涼しい佐渡が、9月になってもそんなんじゃやってられない。
それだって、フェーン現象が発生すると何とも言えない暑さに直面する。

「あんた大変だったんだや。朝洗濯もん干しとったら、夫がちょっと来てくれ、
はよ来てかばん屋へ行ってみて来い、って呼ぶのよ」
で、かばん屋へ行ってみたら、そこのご主人がトイレに倒れていたんですって。
熱が39度越え、吐くやらなにやら。引っ張り出そうにも女二人の手には余る。
私もよく知っている人なので分かる、体格がいいんだから。

「救急車呼ぼうか、って言うてもそれはいいって言うから車取りに家に帰って、
夫に緊急診察してくれるよう病院に電話してもろたっちゃ。
向こうの看護師さんも救急車がいいんじゃないの、と言うけど、
本人がもっこ(頑固)だから言うこと聞かせんから頼む、って夫が」
もう聞いていて悪いが笑ってしまった。
そうなの、人の言うことは聞かない、自分が一番と思っているかばん屋さんだからね。



「なあ、なんでも完璧にやりたい人だろ、畑の仕事をその日のうちにせんなん、
って頑張ったんだね。私らだったら今日は暑いから今度にせんかっちゃって、
やらんでおくねかや。あのもんは根性あるから決めたことはやってしまうんだね。
自分に自信があるのも善し悪しだがね」って。
うん、体力気力知力すべてに自信がある人だ。

で、マサチャンママが車を取りに行ってご主人とやり取りしている間に、
娘のマサちゃんがかばん屋に様子を見に行って、
こりゃ駄目だとすぐ救急車を呼んだんですって。
なんてったて、躊躇しない忖度しないマサちゃんだからね。
救急士3人がかりでトイレから引きずり出して病院へと運んだそうだ。
それがよかったみたい。入院したって。



「熱中症だね、そんな具合が悪くなったら休めばいいのにね。よっぽど我慢
しとったんだね、39度だや考えられん。だらだらしとるのんが一番だわ、
無理せんでおかんかっちゃな。とにかく人に迷惑かけんようにしていかんなんわ」
と結論はそこへ。そこでいいのかしらとは思うけれど・・・いいわね。

えっ!マサチャンママの目はどうかって⁉
快調ですって、よおく見えるそうな。
「手術すれば治るものはいいね」
っていつも出口が見つからないことでグダグダ悩んでいるマサチャンママの結論。

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暑さにも負けず

2020-09-06 09:01:47 | 

来たものは仕方ないけれど、時速15キロなんて言わず100キロくらい出して
さっさと通り過ぎておくれ、まったく!消え失せろと言いたくなるわ。
どうか被害が大きくならないように、と願うしかない。

いくら何でもと気になっていた通路の*メラレウカの枝をのこぎりで切り落とす。
生育盛んでどんなに短く剪定しても、ぐんぐん新しい脇枝を出してふさふさにしてしまう。
夫にあげたいくらい。
家だけならいいのだけれどお隣さんの屋根にかかっているんだからいけないわ。

 

3、4本切って嫌になったら、あちゃあ、この1本を残してしまった。詰めが甘いね。
いっか、どうせ細い枝をまた切らなきゃいけないんだから、その時にするわ。

 (居間の前の違うメラレウカ)

こんなにみじめな庭でも、ちょろちょろと花を咲かせてくれる頑張り屋さんがいる。

ひとつ枯れても次から次へと花が開く

奥に見える2本目の*ジンジャーの花

*ツルバキア

1本2本 次々と

*ミニバラも

ほら花数増やして

*宿根アゲラタム

花じゃないけれど *ハツユキカズラ

もうこれで精いっぱい。オールキャスト。

 



 

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