まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

鎌倉八幡宮に寄ってから

2024-07-11 08:59:41 | 街・風景

今朝も続いているけど昨夜からの強風、時折の雨。
もうなんだなんだの極端な空模様で。いい加減にしておくれよ、と言いたくなるが
涼しいからいいか。

8日月曜日は元同僚定例会。今回の幹事さんは場所を葉山に。
5人のメンバーは私を除いて京急沿線住まいで、幹事さんは車を出してくれる。
京急逗子葉山駅集合11時40分。
どうしようかなと。ふだん京急利用しないから乗って、たまには金沢八景駅で降りて
平潟湾でも眺めるか、と思ったけれどなんせ猛暑の日。やめた。
それなのに、八幡宮の七夕飾りのブログ拝見して、きれいだなあって。行かれるじゃん。
七夕まつりは7日までとあるけどいいや、ハスをみればいいや、と。決めたのよ。
猛暑の日、八幡宮まで行こうって。こっちの方がよほどに暑いのにね。

二の鳥居 この暑いのに酔狂だねえって笑われていそう

あっち見て

そこを見て

歩いたわ 段葛の桜並木の木陰を

お参りはここで済ませました はい

すぐに 源平池へと

やっぱりハスもいいなあ と そうだったわ光明寺のハスという手もあったんだわ
(HP見たら観蓮会は7月27日28日だった)

そろそろ時間だから鎌倉駅へと。
帰りはなんと鳥居前からバスに乗ったのよ、いいわいいわこの思いつき。
疲れた、暑いときは何と楽ちんなことか。横浜友にも教えてあげよう。

で、鎌倉駅からはJRに乗らず、またもやバスで逗子葉山駅まで。初めてのバス路線は
乗っていて楽しい。

定例会のお店。頼んだ天丼、てんぷらの数を見てくださいな。私は完食、二人は食べきれず。

 

 大女将さん 97歳

「いやんなっちゃうよ、いやんなっちゃうよ」「いつの間にかここまで来たよ」
と言いつつ現役バリバリです。

満面の笑みでポーズをとってくれました。

なかなかの小さな旅でした。

 

 

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Lucca(ルッカ)

2024-07-10 08:52:38 | 旅行

昨日は暑かったけれど、エアコンのお世話にならずに済んだ。
風があったからね、夜も網戸にして。やっぱり自然のままに寝られるって気持ちいい。
今日はどうだろう。

ライン返信の折に、横浜年下友から「ミュシャ」ヨーロッパで見たよね、って。
そうなのよ、私も確かに見た覚えがあり、ラミネート加工したしおりのお土産まで
記憶にあるの、探せば出てくると思うけど。でも曖昧だから書かないでいた。
が、二人して見た記憶があるというからにはやっぱり、だ。
そうなれば、二人でツアーに乗って行ったプラハしかない。プラハで見てたんだ、そっか。

どのくらい前からかは分からないけれど、坂道を下ったところに小さな店ができていた。
床屋さんのとなり。しげしげと見たわけではなくバス車内からのチラ見。毎日チラ見。
外観がとてもおしゃれ、でもおしゃれ過ぎない。狭い店内を見れば美容室だろうと分かる。
ところが美容室にありがちな、カットいくらとかの価格表がない。見事にいっさいない。
外観は「Lucca」の看板だけ。うーん、と唸った。自信あるのだろうね、きっと。

で、「Lucca」から思い出したね、50代後半横浜友とのイタリア旅行、三人の珍道中。
フィレンツェ滞在の折に1日自由行動の日があった。どうしようか。
あなたに任せると言われて張り切って。フィレンツェから行かれるシエナにしようかピサにしようか。
フィレンツェが内陸だからやっぱり明るい海洋都市ピサだな、なんて。
ここからは、以前にも書いたと思うけれど再度記憶をたどって。

私はその前に娘とピサに行っているから、欲張って城壁の街ルッカに立ち寄ってそれから
ピサだと計画する。
まずは切符を買わねばならない、フィレンツェの駅で窓口のオジサンに「ルッカ」と言って。
ルッカはフィレンツェから何個目の駅かしら、分からん。こうなったらと、指を使ってトントンと、
駅を指し示すポーズ。ワン、ツウ、スリ―・・・ルッカ?!と言って確かめる。ボディランゲージ。
いやあ無事に買うことができましたよ、ルッカまでの切符。ホーム確かめ電車に乗り込み、過ぎ行く
景色なんぞ見てたのかしら、今思えばよくぞそこがルッカ駅だと分かって下車したわね。
うん?でも私のことだから少しは予習して電車時刻調べたり計画立ててたよね、きっと、って。

 


それから街を見学、城門を通って広場に行き、グイニージの塔なんぞ上って。
なにもかも恐ろしいまでの無鉄砲な行動、やみくもに突き進んでいく。
もちろんスマホなどないから3人の知恵で、ってほんとか。ただの怖いもの知らず、無知。

 

(グイニージの塔屋上から)

で、街歩き終えランチも食べ、今度は終点ピサ行の電車に乗り込んで、とまあここまでがLucca。

ピサ駅でも真っ青になるハプニングがあったけど終わりよければすべてよし。笑い話の思い出。
でもでも何かあったらどうしてたんだろうね。冷や汗たらたら。
中年女だって後先考えずやるときはやるの。いいのか。

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茅ヶ崎美術館 『アルフォンス・ミュシャ展』ーアール・ヌーヴォーの美しきミューズー

2024-07-09 09:06:09 | 展覧会

茅ヶ崎美術館で開催中の『アルフォンス・ミュシャ展』ーアール・ヌーヴォーの美しきミューズー
期間は8月25日までだからたっぷりある。
あんまり好きじゃないな、なんて言いながら美しきミューズたちを見て回る。
ポスター、装飾パネルをはじめ、デザイン集、ポストカード、切手、紙幣、商品パッケージなどの
作品が展示されていて、ミュシャの精力的で多彩な画家生活がうかがわれる。

茅ヶ崎美術館のHP拝借

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた
芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家です。
ミュシャが描いた植物文様で彩られた優雅な女性像は今日まで多くの人を魅了しています。
チェコ出身のミュシャが時代の寵児となったのは19世紀末のパリでした。彼が描いた舞台女優
サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターが大評判となり、画家のみならず、
デザイナーとしても輝かしい足跡を残したのです。 しかし、祖国チェコ、スラヴ民族への愛は
変わることはなく、50歳でチェコに帰国したのちは祖国の平和を願いスラヴ民族の誇りを
作品に表しました。

多岐にわたる多数の作品からほんの少々 タイトルは調べられた作品のみ

ポスターと装飾パネルを

 

  

                        <サラ・ベルナール>

 <椿姫>

 

 <ハムレット>

 

 

 

 

<夢想>                        <ジョブ>

 

 

 

 

 

                        <ズデンカ・チェルニー> 

ポスターはやはり目を奪うものがあり装飾パネルは華やか。                     
私は、50歳で祖国チェコに帰国してからの作品の方が落ち着きがあって好きかな。

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茅ヶ崎美術館へ

2024-07-08 08:29:49 | 街・風景

もう28度29度はかわいいものね。
慣れちゃって、あっまだ30度にいってないわ、なんて。

昨日は玄関先だけの外出だったから、土曜日だったかしら、こまわりくんは
やけに混んでいた。私は入口そばの座席に座ることができてやれやれ。
途中のバス停から坊やとパパが乗り込んできた。老女二人も続いて乗り込んできて
車内はぎゅうぎゅう。ちょうど私の横に坊や、しっかりミニカーを握りしめている。
「江ノ電バス?」聞くとこっくりとうなずいて。老女たちは坊やの首に巻いている
保冷剤に目をつけて話しかける。パパが、そうです、なんて返事して。
私と老女二人の目は坊やにくぎ付け。私たちはかわいくて仕方ないけれど、
「固まっているわ、そうよね、おばあさんに見られているんだものね、ごめんね」
とひとりの方。パパは、嬉しいよねとしきりにフォローに入って。いいパパだ。
下車バス停が来るまで、初対面3人が坊や挟んで盛り上がった。そんなこんな。

 

美術館に行きたいな、と思えど美術館は遠し。
近場でどこかないかなと探していたら、あったあった「茅ヶ崎美術館」
好きなのよ、アクセスはいいし、高砂緑地の中の建物は素敵だし、ひとときを過ごすにはぴったり。
展覧会はとみれば『ミュシャ展』だ。そんなに好きじゃないが、ま、いっか、なんて怒られるね。
行って来ようって、3日水曜日。(このところの暑さを思えばまだましだったわ)

茅ヶ崎駅南口を下りてロータリーを突っ切っての道を歩く。
数件の居酒屋の前を通り抜け、こ洒落たマンションやカフェを横目で見て

帰り寄ろうかなと思った八百屋を見て

相変わらずステキだなと図書館の時計を眺めて(私が家を出たのが11時半)

すぐ先の高砂緑地入り口に

美術館へと

 

美術館はやや小高い場所に立っているが 道が何回もカーブしているので歩きやすい

 

 

こじんまりとした美術館で展示作品も見やすく 程よい人数の観客で美術鑑賞している感が大

2階のカフェはいつも満席 テラスに出て

さて帰ろうと

そこここにベンチがあるから くつろぐ人多しで

日本庭園の方への道をとって

ちょっと覗いたが その日は素通り。やっぱり八百屋も素通り。

ほんのわずかな時間の息抜き。

 

 

 

 

 

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夕暮れどき

2024-07-07 08:48:26 | 

昨日はいちだんと暑かった。
二階の寝室が、昼過ぎ34度になっていてびっくりを通り越して、あらまあってんで。
夜、それでも夫はエアコンをつけないで寝ているから、もうどうなっても知らないわ。
「暑いな」というので、見ると手の甲なんか汗が浮き出ているじゃないの。
そりゃあ朝までエアコン稼働よ。ケチにもほどがある。

娘は「暑さはやる気は削ぐわね」と言うから、
「あれ?夏は好きじゃなかったの」と揶揄うと「私がいう夏は扇風機レベルよ」だって。
そうだわ、わが家はエアコンどころか扇風機もなくうちわで凌いでいたのよ。
狭いけど風が通り抜ける廊下に茣蓙を敷いて、寝転んで昼をやり過ごしていたの。
もう無理、なレベル。

夏の夕暮れ、もう少し若いときはさびしくて。
陽が沈んでいく時の庭の光景もさびしくて。そんな感傷に浸っていて、夏の夕暮れは
好きじゃなかったのに。
今じゃ自分もそんな年齢だから、人生の黄昏どきか、とほんのひとときを愛でている。
なかなかにいいものよ。

 

庭も夕暮れ

*カシワバアジサイ

 

ユリも夕暮れどき

ふだんは特に感想も言わない夫もユリには「きれいだなきれいだな」を連発。
あなたも今がいちばんいいときよって。
そのうち茶色くうす汚れてくるんだから、なんてことは胸の内にとどめて。

毎日、ユリに目を奪われてアサガオのことはすっかり忘れていた。ごめん。

書いている途中、モリタサンがキューリとインゲンを持って来てくださった。
押し付けるようでごめんなさい、娘とお父さんにも調子に乗って人にあげないように
言われているのよ、だなんて。とんでもない、ありがたくいただきます。
モリタサン、また瘦せちゃって・・・
甲状腺取っちゃったから滝つぼみたいになっているでしょ、
と言うから笑っていいのやらいけないのやら。気を付けてくださいねと玄関先で。

 

 

 

 

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またもやスタンプで遊ぶ

2024-07-06 08:56:36 | くらし

昨晩、娘からのライン電話。
娘が忙しいのは分かっているから私からは電話しない。しないけど20日も間が空くと、
電話くらいくれたらどうだ、とは内心思っている。チュッパも写真嫌い電話嫌い
だから音沙汰なくてさびしい。ま、仕方ないかと自分に言い聞かせているの。

で、チュッパ林間学校2泊3日伊豆高原の話。
当日の朝は、娘が6時に起きたらチュッパは既に着替えて腕時計までしていたという
から笑ってしまった。帰ってきて「楽しかった、疲れた」の声だそうで。
友だちと部屋でいろいろ話したのがいちばん楽しかったと聞いて、こりゃじじばばの
出番はないなと改めて思った次第よ。

チュッパと私は違うとは分かっているけれど、欲がないのよ、と娘は嘆く。
林間学校の準備で新しいパジャマ買ってあげようかと言っても、今のでいいと言うし、
大磯ロングビーチに行こうかと言っても「どのくらいかかるの」と聞いてくるから、
「1時間半くらいかな」と答えると「じゃあいい」って言うんですって。
「私はわあーって喜んだのにね。お母さん、よくロングビーチに連れて行ってくれたね、
豊島園なんてもっと遠いのに行ったからびっくりだよ」と思い出話。
そんなことあったわね、とラインのあちらとこちら。
話は都知事選に移ったりして。投票しない人は決まっているけど、する人がね、だなんて。
仕事のバトル、チュッパとのバトル、頑張るわって終わった。40代はなかなか大変だ。

私だってそんな時期はあったけれど、厄介なことはいちおう終わって今はぐーたら三昧。
暇に任せて、身の回りでちまちまと生産的でないことを。
「スタンプ、ペタペタじゃなくて」と言われたけど、言った本人も五十歩百歩だからま、いっか。

6月のお絵描きも背景づくりだったので、それを使って家で復習。

七夕が近いから って

織姫が月に乗ってせっかく会いに来たのに こちらの彦星はなにやら関心なし

この背景でスタンプ押して涼しげな光景を作った
が そうだわ こちらを背景にして七夕風景をと 同じスタンプ使って同じような構図で

1枚目と感じが違うわね

あとは例によって 教室で描いた背景にスタンプペタペタ

このなんでもありのどうでもいい感じが 案外気に入ったのよ

私の奥底に眠っている願望が出るらしい 飛んでいる 寝転んでいるのスタンプを選ぶ

スタンプ選びにも自分の好みとかが出るから、たかがスタンプ侮るなかれ。

おまけ イラストに色塗りしたアサガオとアジサイを

さらにWordの写真加工も貼り付けて

Wordで作った今月のカレンダーもこっそりと

 

やっぱり暇だわ。

 

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ベテランのお二人 宮部みゆき『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』三浦しをん『墨のゆらめき』

2024-07-05 08:50:02 | 

私が利用しているコミュニティハウスの図書室には、新刊本や話題本がけっこう揃っている。
芥川賞直木賞作品はもちろんのこと、本屋大賞も10位までの10冊がずらっと並んでいるから
ありがたく嬉しい(予約しないから手元に来るのはいつになるか)
そんな中、大好きな宮部みゆきさんと三浦しをんさんの新しい作品が並んでいて、さっそく借りる。
ほんとに、ずいぶんお久しぶり状態で、失礼しましたと。

お二方とももうベテランの域ですね、直木賞選考委員ですものね。お久しぶりなこと、謝らねば。
最新作、面白かった、読むことが楽しかった、わくわくしながら読み進めたわ。
うーん、さすがの宮部さん、三浦さん。なんて、しっかり上から目線で褒めたたえる、えらそうよ。

「三島屋変調百物語」

江戸で人気の袋物屋・三島屋で行われている〈変わり百物語〉
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」をルールに黒白の間と名付けられた座敷を訪れた客が、
聞き手だけに胸にしまってきた怖い話や不思議な話を語っていく連作短編集。
2006年から宮部みゆきが精力的に書き継いでいる時代小説シリーズ。

九之続まで来ているから、1冊で4話語られているとしてもおよそ36話。
宮部さん、よくぞそんな怪奇な話を紡ぎ出して来たと思うわ。ほぼ全シリーズ読んでいるの。
それなのに、私、「三島屋変調百物語」の話はあまり好きではない。
理由ははっきりしている。
語り手が話す内容があまりにおどろおどろしくて不気味で、後味が悪くがすっきりしないから。
好きじゃないのよ、ホラーじみていたりあまりにファンタジーっぽいのは。
“変わり百物語”だからそういう話になるのは分かってはいる、それなのにね。
中には、これはよかったなという話もあるけれど。

宮部さん、インタビューに答えてご自身で、
「ひさしぶりにいい話を書いた気がします。このところえぐい話が続きましたから」
そうですよ、宮部さん。やはり不気味な後味の悪い作品はご勘弁願いたいです。

 

で、最新本『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続
4つのお話
「青瓜不動」身を寄せ合って暮らす女たちを守る不動明王の話。
「だんだん人形」圧政に苦しむ村と土人形の話。
「自在の筆」描きたいものを自在に描ける不思議な筆。
「針雨の里」人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。

どの話も恐ろしくはあるが底流に人々の温かい気持ちが流れていて、語る人たちにも共感でき、
なんとなくほっとするわけ。
中でも「青瓜不動」と「針雨の里」が特によかったわ。
「青瓜不動」
お奈津さんの強さ。彼女は農作物が育たない土地を、青い瓜を植えることで改良し、幾多の困難を乗り
越えて
生活の基盤を整えていき、「不幸せで、酷い目にあってきた女たち」が支え合い生きていく場を
作り上げていく。今の世にも来ていただきたいようなお奈津さんの行動力だ。

「針雨の里」
人ならざる者たちの里、そこの里に住む人たちの優しさがしみじみと伝わってきて泣きたくなる
ような話にじんときてしまった。どこか哀しい。

さて、おちかに代わっての聞き手小旦那の富次郎が、自らの人生について重大な決断を下すとある。
憧れていた絵師の道を行くのか、それとも父親や兄のような商売人になるのか。
はたして富次郎が出した答えとは?、なんて。
私は聞き手としては富次郎の方がそれらしくて好きだから、何もどちらにと選ばなくても
今まで通り絵と商売人の傍ら聞き手としての力をつけて行けばいいのにと思っているけど。

 

三浦しをん『墨のゆらめき』

都内の老舗ホテル勤務の続力(つづき・ちから。通称チカ)は、パーティーの招待状の宛名書きを
依頼するため、書家・遠田薫の自宅兼書道教室を初めて訪ねた。副業として手紙の代筆もしている
遠田に無茶振りされ、なぜか文面を考えることになるチカ。その後も遠田から呼び出され、
代筆の片棒をかつぐうち、チカは人の思いをのせた文字と書に惹かれていく……。

ホテルマンと書家、男二人の話とくれば、どうしても思い起す『まほろ駅前多田便利軒』
魅力的なキャラクターで正反対な二人の絶妙な距離感に、便利軒の二人が浮かんでくるわけで。
三浦さん、男二人の物語がうまい。ぐいぐい惹かれていくのよ。かっこいいのよ。

ともかく小気味よくて、理屈抜きにすいすいと読み進めていくことができる。
読み終われば、うん、小説を読む醍醐味がここにはある、なんてえらそうにつぶやくわけ。
それだけに、後半、遠田の自身の来し方の告白は、うんそこか?の感じで。私は面白くない。

「墨の揺らめき」というタイトルが示すように、書の魅力が余すところなく書かれていて、
書の展覧会に足を運んでみようかなという気持ちにさせてくれたわ。
あわよくば、書道教室で小学生に交じって、遠田にお習字を教えてもらいたくなったわ。

 

 

 

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舞岡 花のある道

2024-07-04 08:46:21 | 自然・風景

今日も暑そうだ。
気温が高いのはまだしも湿気が多いのが何ともで、ほんと不愉快。
って、毎日こんなこと書いていていいのかしらね。

去年までだったら、当たり前の行事としてお盆の墓参りに佐渡に帰っていた。
7月に入ると、いつ頃帰るの、なんてやり取りを同級生とかわして。
実家じまいをして帰る家のない身としては、ホテルに泊まるのかと思うと
どうもいまひとつ気が乗らない。自分の歳を考えれば、両親の眠る共同墓地にお参り
するのは今年あたりが最後になると思う、施設にいる叔母さんに会うのも最後になりそうだ。
8月は無理だとして、秋には行こうかとつらつら考えている。
自転車ギコギコで、あちらこちら訪ねていたのにそれもできなくなるんだなあ、なんて。

暑い季節になるとそんなことを考える。
田んぼが緑になってくると実家付近の田んぼ風景が浮かんでくる。
そうよ、早朝自転車ギコギコで回ったところね。

地下鉄舞岡駅で降りて地上へ。
実家付近とは景色が違うけれど、田んぼのもつ懐かしさは変わらない。
田んぼそばの小道には季節の花。

 

 

舞岡八幡宮(舞岡神社)の方へと

向こうのお家の横には何やらの花が 帰りはあちらの道を
その前に神社横の道の*イチジクを見に 
大好きなイチジク 唇の端が白く痛くなるなるほど食べた子どもの頃が思い出される
夫は見るのも嫌だというけれど

 

 

さて そちらの方へと

*アガパンサス

*アストロメリア

*百日草

*エキナセア 奥に*アナベル

 

引き返せば土手に*ヒルガオ

 

夏野菜と自家製の大きなコロッケを買って帰った。

 

 

 

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舞岡八幡宮 田んぼ風景

2024-07-03 09:03:31 | 自然・風景

 夜開いた今朝のユリ

鬱陶しいな。こんな日々がこれから続くのね、うんざりよ。
もう洗濯すら嫌になって。干し終わったけれど寝直したいわ。

歩く時間もだんだんと短くなってきた、ますますしぶしぶになってきた。
ブログにはちょこっと散歩と書いてある方、ちょこっととあるから私基準で1000~2000歩
くらいかなと思いきや、5000歩とある。えっそれでちょこっとかと。
私なら大威張りで、充分歩きましたとなるのにね。人の基準はそれぞれだなと、ん。

近所のタケダサンは1日1万歩を自分に課しているそうな。
買い物に駅まで歩く、それで2500歩。帰りも歩けば5000歩。1日2回行く時もあるそうで。
家での家事を色々すれば結構な歩数稼ぎになるって。
それでも1万歩に足らない時は、ウォーキングマシーンに乗り、家の中をぐるぐる歩きで、
ともかく1万歩にするそうだ。そうするとノルマ達成の満足感があるって言うからほんと律儀ね。
聞いている私は駅まで歩けば十分で、それ以上はおまけになるわ。いやあびっくり。
タケダサン、そんなに真面目じゃ病気になっちゃうよ、と言いたいが余計なお世話よね。

自分に甘くぐーたらな私は、乗りもの使って着いた先でちょっと歩けばそれでよしとしている。
6月30日この日は、舞岡で買い物して来ようと地下鉄利用。
田んぼ風景も、苗が成長して緑が美しいだろうからそれも見てこようなんて。

帰りに寄ろう
舞岡神社の方へと歩く

畦道を歩いて 舞岡八幡宮

 

 

 

 

やっぱりいいなあと田んぼ風景見ながら歩いて行くと

茅の輪が作ってある 時間が早いからか地元の人はどなたもいない
いいのかしらと思いつつくぐらせてもらった

階段を上る勇気はない ここて手を合わせて

この道を先へ行くつもりが もういいやと先のイチジクの木のところまで行って引き返す

私の散歩はこんなもんだ

 

この風景を見ただけで十分満足よ。

 

買い物も済ませてなかなかの半日。

 

 

 

 

 

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やっぱり ユリは夜開く

2024-07-02 08:58:01 | 

今朝、ユリが開花していました。
開花した、じゃなくて、6時前に起きて庭を見たらとっくに開花していました。
h様、やっぱりユリは夜開きました。

と、その前に(書かずにいられない)。
モリタサンからの留守電。よかったらキューリとインゲンもらってもらえます、って。
再生してすぐにいただきに行った。モリタサン上手だからおいしいのよ。
インゲンなんてモリタサンちのを食べたら、他のはなんだとなるくらい。
で、なかなか会わないからって少し立ち話。
「あなた、うちにヘビが出たのよ、行かなかった?!」ですって。えーーっ!
「階段のところにいたの、こんくらいのヘビよ」と両手いっぱい広げて見せて。えーーっ!
もう何でもいいから殺虫剤を無くなるまで振りかけたら、道路渡って前のうちの
庭に入って行ったわ、物置の横を通って・・・それからどこに行ったのかしらね、と言う。
もうナメクジどころの騒ぎじゃない。ぞがぞがしてきた。
2年くらい前かしら、うちの庭の隅にもいたの。びっくり仰天で。まさかそいつじゃないよね。
越して来た当時は、あちこちの家でヘビ発見の話を聞いたけど、いまだにか、よ。
聞いたからには、なにするにも庭はこわごわだ。

 

で、ユリ。ようやくでして、待ったわ。
去年球根1個購入して大輪の花が一つ二つ咲いて。
ほっておいたらそれが今年は2個に分球して、2本のユリ、品種は不明。


一昨日はこんな感じ 昨日は撮り忘れたけれどもう少し先っちょが開いていた。

 

今朝はお見事で。記念に四方八方から。

 

 

花びらが二重になっているのがめずらしい

 

 

まだ蕾がこれくらいあるから楽しみ。
それにしても香りがないユリなのよ。気が抜けるわ。

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