おはようございます。
ふと、思いついて小田原の長興山の枝垂れ桜を見に行った。ブログ記事を調べてみると2011年以来、約10年振りの再会となる。2011年というと3月11日に東日本大震災が起きた年。そして今年は現在も新型コロナウイルスが世界中を震撼とさせている年。不思議なめぐり合わせだ。
箱根登山鉄道に乗り、小田原から三つ目の駅、入生田で下車。あの時も、駅の枝垂れ桜がよく咲いていたことを思いだした。
駅から5分も歩くと、長興山・紹太寺に到着する。ここにも枝垂れ桜がある。これを見て、帰ってしまう人がたまにはいるそうだが(笑)、その先の長い石段を登らなければ、銘木の枝垂れ桜は見られない。でも、このお寺には枝垂れ桜だけではなく、ミツマタや石楠花、花桃などが咲いていて、一休みしてしまった。
満開のしだれ桜。
さて、長い長い石段を登る。
途中でまむし草の花が。
10年前はすいすい登れたが、今は一気には行けず、途中で一休み。枝垂れ桜まで460m。墓所のある稲葉一族は代々小田原城主を務め、春日局もここの出である。
そして、ようやく辿り着いた。見事な枝垂れ桜が!
これは、お目当てのではなく、この下に見える古木が”長興山の枝垂れ桜”の銘木。満開だ!
下に降り、眺める。前回は茶店が開いていたが、この日はコロナのせいか、閉まっていた。
満開!
もう一度、丘の上の枝垂れ桜を見上げる。こちらの方が姿がいい。いずれ後継者になるだろう。
30分ほど花見をして、あとにした。帰路は石段ではなく坂道を。振り返ると、しだれ桜が。
前方には小田原の海が。
山には山桜が咲いていた。
入生田の小さな駅に到着。
では、また、10年後に。 でも、枝垂れ桜は間違いなく元気だろうが、ぼくはもう、生きていたとしても、あの石段は登れないだろう。そうか、駄目になるまで、毎年、来なければ。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
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