正月2日にトーハクで国宝松林図屏風に初もうでしたので、松の内に、もうひとつの松、国宝雪松図屏風に初もうでしたいと思っていた。それが5日に実現できてうれしい。年末にも、三井記念美術館のこの展覧会に行っているので、楽茶碗の方は軽く流して、応挙の雪松図屏風をじっくり鑑賞した。思いのほか、観客も少なく、ゆっくり観ることができた。
ぼくは、雪の風景がもともと好きだから、この絵は、はじめて観たときから、西田幾多郎じゃないけれど”純粋経験”(笑)でぞっこんだった。解説文を読むと、さらに、なるほどと思う。右隻の松は老松で表現が直線的で力強い、左隻の松は若木で曲線的でやわらかな表現、と対照的構図。下方に撒かれた金砂子の、きらきらした感じは、積もった雪が太陽の光を受けて、反射する様だということは聞かないでも分かる。写生的態度を基礎に、伝統的な装飾画法を融合させた応挙の最高傑作という。
お馴染みの国宝屏風というと、去年、カキツバタの咲く頃、観た根津美術館の燕子花図屏風と梅の咲く頃に登場する、MOAの国宝紅白梅図屏風だ。そうそう、ぼくの13年展覧会ベストテン第1位”京都展”にお出ましの”洛中洛外図屏風上杉本”も国宝だった。いずれは国宝屏風の制覇を。
絵ハガキを買ってきましたので、ご披露します。
右隻

左隻

ポスター

そのあと、浅草に行って、初もうで。おまけに歌舞伎まで観てきてしまたんでごわす。その話しはのちほど。
浅草、ちょっとだけよ。

今朝、いい富士山が出ていたので、これから江の島へ。鎌倉・江の島七福神めぐりの〆もついでに。
頭を雲の下にしてですが。今朝の富士。
ぼくは、雪の風景がもともと好きだから、この絵は、はじめて観たときから、西田幾多郎じゃないけれど”純粋経験”(笑)でぞっこんだった。解説文を読むと、さらに、なるほどと思う。右隻の松は老松で表現が直線的で力強い、左隻の松は若木で曲線的でやわらかな表現、と対照的構図。下方に撒かれた金砂子の、きらきらした感じは、積もった雪が太陽の光を受けて、反射する様だということは聞かないでも分かる。写生的態度を基礎に、伝統的な装飾画法を融合させた応挙の最高傑作という。
お馴染みの国宝屏風というと、去年、カキツバタの咲く頃、観た根津美術館の燕子花図屏風と梅の咲く頃に登場する、MOAの国宝紅白梅図屏風だ。そうそう、ぼくの13年展覧会ベストテン第1位”京都展”にお出ましの”洛中洛外図屏風上杉本”も国宝だった。いずれは国宝屏風の制覇を。

絵ハガキを買ってきましたので、ご披露します。
右隻

左隻

ポスター

そのあと、浅草に行って、初もうで。おまけに歌舞伎まで観てきてしまたんでごわす。その話しはのちほど。
浅草、ちょっとだけよ。

今朝、いい富士山が出ていたので、これから江の島へ。鎌倉・江の島七福神めぐりの〆もついでに。
頭を雲の下にしてですが。今朝の富士。

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