Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ゆっくりブランチ / 髪をセットしに美容院へ / お茶のお稽古 / 明日の準備

2012-10-20 23:47:59 | 日舞&三味線
いつも土曜日はお休みをして、日曜日にお仕事に行くことの多い夫ですが、
明日の私の舞台を見に来てくれるため、珍しく土曜日に会社に行きました。
お休みの日に仕事に行く夫を、ブランチを作って応援しました


卵と牛乳をたっぷりと染み込ませたふわふわ~なフレンチトーストをメインに、
じっくり焼いてオイルをかけたナスとマッシュルームと自家製パンチェッタ、
トマトに摘みたてバジルをのせたものと、フルーツ入りヨーグルトを添えて。

今朝は空気がとっても爽やかで、いつもは寝起きのあまり良くない夫ですが、
秋の空気と出来立てのブランチで、とってもご機嫌な朝を迎えられたようです。
「爽やかな朝、愛妻のつくる朝食…」と一人で悦に入っていました(笑)
喜んでもらえてよかったです

夫を見送ってからは自分の時間。明日の舞台に向けて、準備の一日です。

まずは午前中、母に新居まで来てもらい、明日着る予定の黄色い別誂えの
訪問着に合わせる帯や小物の相談に乗ってもらいました。こちらの訪問着は
新年にある初釜でも着る予定なので、その時にはまったく別の取り合わせに
なるよう、2種類の帯&小物を選びました

着物関係のものはほぼ新居に持ってきてしまったので、着物や帯や小物を
持って私が実家へ行くよりは、母に来てもらったほうがラクなのです。実家と
近いってこういう時に本当に便利ですね車で5分の距離に感謝

母が帰ってからはお化粧をして着物に着替えて、美容室へ行ってきました。
明日の朝だとバタバタしてしまうので、今日のうちに髪をセットしてもらって、
今夜一晩もたせるつもりです


今日の着物はかなり前から着ているものです。たしか学生時代「二十歳を
超えたのだからそろそろ嫁入りの準備を」と言われ、母に連れられ呉服屋
に行って訪問着・小紋・帯や小物など、かなりの量を誂えてもらったことが
あり、その時に作った小紋のうちの一枚です。

そのあともしばらく嫁に行かなかったものですから、独身時代からかなりの
回数着ている着物です。帯は結婚前に母から譲られたもので、母が20代
のころによくお茶のお稽古で締めていた帯だそうです。30年以上経った今
でもなんの問題もなく使えるところが、着物のすごいところですね


着物は少しくすんだ淡いピンクの縮緬地に、灰色の染め疋田で表現された
デフォルメされた菊模様と、桜のようなお花が描かれた小紋。
帯は錆朱の縮緬地に、銀糸で松竹梅の丸紋が織り出された名古屋帯。
帯揚げは白い綸子地に赤い絞りの輪出し。
帯締めはピンク~白のグラデーションになった組紐。ポイント柄入りです。

まずは美容室で、だいたいのイメージをお伝えしてセットしてもらいました。
いつも行っている実家の近所の美容室が和装のヘアが上手なのですが、
今日は残念ながら急遽お休みという事だったので、初めて行く美容室で
きちんとできるのか不安でしたが、スタイリストさんが頑張ってくださって、
すっきりしつつも可愛いアップヘアにしてくださいました

美容室を後にして、お茶のお稽古へ。
いつも夫と一緒に行っているので、お会いする方に「今日はお一人」と
聞かれてしまいます。もう2人で1セットのイメージなのですね(笑)

お稽古は大板を使った中置きの薄茶点前でした。先週お稽古させて頂いた
中置きのお点前とは柄杓の置き方が少し違う程度でしたので、今回は少し
スムーズにお点前ができました

お菓子は「きんもくせい」という銘の綺麗な色のお菓子で「伊勢屋」さん製。
お軸は「時雨洗紅葉(しぐれ こうようをあらう)」と書かれた短冊でした。
茶花はキツネノマゴ、水引き、刈萱、紫苑、釣船草が生けられていました。

お稽古が終わって帰宅してからは、適当にお夕飯を済ませて、時間のある
限り三味線の自主稽古をしました。3ヶ月前の流派の舞台よりも悪い演奏を
するわけにいきませんので…

夜になって大きな音を出すのが憚られる時間になってからは、明日の準備
に時間を費やしました。持ち物の整理やまきものの準備、着物の仕付け糸
をとったり着付けしやすいように畳の上に小物をセッティングしたり。

明日は6時半起きで準備をするので、今日はもう寝ます