Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今月は小物も衣替えの月でした / 10月のデスク飾り

2012-10-31 22:01:15 | 季節行事
10月から着物は袷に変わっていますが、それと同時に、和装の際に持つ
小物たちも袷仕様のものに切り替わっていました


夏の間は絽だった小物たちも、10月からはあたたかみのある縮緬地です。
こちらはお茶のお稽古のときに持っていくもの一式です。お茶はほとんどの
お稽古を着物で行っていますので、これら一式を持ち歩いています

数奇屋袋、懐紙入れ、足袋入れ、立て鏡、お化粧ポーチ、カード入れなど。
この他に三角袋もあります。すべて祇園の幾岡屋さんにて、同じ布を使って
誂えてもらいました


こちらは日本舞踊と長唄のお稽古で使っている、お道具入れの一式です。
三味線の撥入れ、手拭い入れ、舞扇入れなど。同じく幾岡屋さんでの誂え。

今は夏も冬もピンク系のお道具入れを使っていますが、あと5年くらいしたら、
年齢に合わせて、全て黄色系か白系のものに誂えなおそうと思っています。
それまで綺麗に使えているようであれば、きちんとお手入れをして、いつか
子供に譲ってあげたいと思います


これらのお道具を入れる籠巾着も、冬仕様に変わりました。夏の間は絽の
生地でできた巾着に白竹の籠でしたが、冬は縮緬地の巾着に、茶色い竹
の籠に変わります。いかにも冬らしい赤い総絞りの籠巾着がお気に入り

これももう若々しすぎるので、いずれ淡い色の巾着に仕立て替えをお願い
したいな~と思っています。

それとも、数年したら籠巾着を使うこと自体を見直した方がいいのかも…
今は「おでかけ」の時には利休バッグを使っていますが、ある程度の年齢に
なったらお稽古の時も利休バッグの方が無難でしょうか

いつか利休バッグを誂えようと思って用意してある生地がいくつかあるので、
近いうちに利休バッグのお誂え工房にお問い合わせしてみようと思います。



今日で10月も終わりということで、10月の間デスクを彩り、仕事中に癒しを
与えてくれたデスク飾りを、仕舞う前に撮影しました。


この時期はお花で言えば菊がたくさん咲く時期ですが、花より団子な性格
が出てしまい、食べ物を模した飾り物にしました。この時期に家々の庭先に
たわわに実る秋の果実、柿の形をした匂い袋です

片手にちょうど乗るくらいのサイズで、縮緬でできた柿型の袋の中に、とても
良い香りのお香が詰まっています。京都の老舗「山田松香木店」さん製。
こちらのお店は季節ごとに可愛らしい匂い袋を販売されているので、いつも
お店を見に行くのが楽しみです

柿の後ろに小さく写っているのは、秋の実りを集めた籠盛りです。全て縮緬
で出来ていて、こちらも見ていてほっこりとします。京都の「夢み屋」さん製。

また来年活躍してくれる時期まで、きれいにして大切に仕舞っておきます