Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

千總の水色地御所解き柄小紋が仕立て上がりました

2014-05-02 23:20:24 | 着物
1月末に購入し、その後八掛けの別誂えを経て、仕立てに出していた千總の水色地
御所解き柄の小紋ですが、ようやく仕立てあがって手元に届きました


落ち着きのある爽やかな水色の縮緬地に御所車をメインとした御所解きの文様が
総柄で染め上げられています。基本は白上げ、そこに朱をポイントカラーにして
紫と緑でアクセントを加え、スモーキーな淡いピンクの色合いを添えています


落ち着きがありながらも可愛らしく、今から15年くらいは着られそうです。娘に
譲るとしても、娘が20代半ばになったくらいからかな今の私の年齢で着るのに
ちょうど良さそうな着物です


別誂えで作って頂いた八掛けは同系色の少し淡めの色で、表地にはない艶のある
生地にして頂きました。表の柄とは少し色調を変えて、表の生地を使いまわした
ように見えない工夫がされています

春先や少し暑くなってきたこれからの時期に着るのにちょうど良い地色なので、
5月後半にある新橋花柳界の「東をどり」の鑑賞に着て行こうと思っています

実は5月6日にお茶会があるのでそちらで着ようかと思っていたのですが、日程を
考えると端午の節句をテーマにしたお茶会になる可能性が高いので、以前端午の
節句に着るように別誂えをした若草色の薬玉柄の小紋をおろすことにしました。

今月末にはもう一つ購入した、同じく千總の紫地御所解き柄小紋が仕立てあがる
予定です。そちらは色合いも秋に良く似合うので、秋のお茶会にでも着ていこう
かと思っています。その頃には着物でお稽古復帰もできていたらいいなぁ

この数年、千總が御所解き柄をたくさん出してくれているので、私も白・水色・
鶸色・紫と、それぞれ違う御所解き柄を購入してきました。そろそろ御所解き柄
から卒業して、また違う系統の総柄小紋を探すつもりです