今日は出産以来初めての、家族行事・お茶会以外での着物での外出です
西が「都をどり」なら東は「東をどり」ということで、新橋芸者衆の晴れ舞台、
「東をどり」を見に新橋演舞場へ行ってきました
毎年都をどりを見に行くのには、前年に新しく仕立てた千總の小紋を着て行って
いたのですが、今年は都をどりを見に行けなかったので、この東をどりで着物を
おろすことにしました
去年作った卵色の「竹に福良雀」柄の千總の小紋は、去年の東をどりでおろして
しまっていたので、今年は先日仕立てあがってきたばかりの水色の御所解き柄の
千總の小紋にしました。春~夏になると水色が着たくなるのは、綺麗な空の色の
せいなのでしょうか
着物は落ち着いた水色のサラっとした縮緬地に、朱色をポイントカラーとして、
抑えた色合いで御所車をメインに御所解き柄が描かれた、「千總」の総柄小紋。
帯は地紋があるすっきりとした白地に、優しい色使いで大きめの華七宝柄が織り
出された唐織の名古屋帯で、私の大好きな西陣の老舗「藤原織物」のものです。
帯揚げは菱形の地模様のある白い綸子地に、ピンクで葵柄が表現された輪出し。
帯締めは着物の色に合わせて、水色地にピンクのポイントカラーがある組紐を。
今日も新橋演舞場はたくさんの着物姿の方がいらして、とっても華やかでした
パンフレットを購入して、ロビーで皆様の着物姿に見とれつつ、まずはお茶席へ
お邪魔しました
今日のお点前は君二郎さん。以前、ちよ美ちゃんのお披露目会にも着て下さって
いた芸者さんです。半使は千代奈さん。もしかしたらちよ美ちゃんと同じ置屋の
子なのでしょうか今度聞いてみようと思います。
今年のお菓子はとらや製の「菖蒲饅」。毎年違う華やかな小箱に入っているので
今年はどんなデザインかなとワクワクします
ちょうどお茶席が空いているときに入ることができたので、君二郎さんの堂々と
したお点前と、千代奈さんの初々しいお運び姿を、ゆっくり拝見できました
お茶席をあとにして客席へ移動。ちよ美ちゃんがとても良い席を用意してくれて
いたので、前から8列目のど真ん中という、一番見やすい席でした
東をどりは今回で90回目という節目の年にあたるため、一番最初は「青海波」と
いうご祝儀舞が舞われました。波に様々な貝殻が描かれた色違いの着物を纏い、
ご祝儀らしく格調高い踊りでした。のりえさんの立役は恰好良かったです
始まってすぐではありましたがここで30分の幕間。ロビーにご挨拶に出ていると
思っていたちよ美ちゃんが出ていなかったので、出番前ではありますがご挨拶を
しに楽屋までお伺いしいました
ちょうど床山さん(カツラ担当の方)のお部屋から出てきたちよ美ちゃん。出番
直前の忙しい時間なのでささっとご挨拶だけ済ませて、客席に戻りました。
二幕目以降は「にっぽんの四季」と題して、春・夏・秋・冬のそれぞれの時期を
テーマにしたストーリーが組み立てられていました。その前にプロローグとして
3人の芸者さんが桜の枝を持って踊るのですが、そこにちよ美ちゃんが登場
まだ2年目なのにこの3人しか出られない場面に選ばれているなんてさすがです。
この1年でまたぐっと上手になった踊りを間近で見せてもらいました
春の場面は秀吉の「醍醐の花見」をテーマにしたもの。桜花の舞い散る春爛漫の
景色の中、北の政所や淀君や千姫とともに花見に興じる秀吉の姿を描きます。
夏の場面は「滝の白糸」をテーマにしたもの。舞台の上でも実際に水を使って、
滝の白糸の水芸を披露していました。少し暑くなるこの時期に、目でも涼しさを
楽しませてもらいました
秋の場面は「陸奥の旅」と題し、東北地方の民謡をいくつも取り込んでいます。
ここでもちよ美ちゃんは選ばれた数人のみでの花道での踊りを披露しています
冬の場面は「夜の梅」をテーマにしたもの。役者藤十郎と幼馴染の料亭のお内儀
お梶の艶やかなやりとりを踊ります。
そして最後には、華やかな黒紋付きのお引きずりに身を包んだ芸者衆による毎年
恒例のフィナーレで幕を閉じました
芸者さんたちの華やかな姿と踊りを拝見して、久しぶりに伝統芸能の世界に浸る
ことが出来た、とても素敵な一日でした
見ているとうずうずしてきて、やっぱり踊りも三味線も大好きだなぁと再認識を
してしまいました。早くお稽古に戻れる日が来るといいな
西が「都をどり」なら東は「東をどり」ということで、新橋芸者衆の晴れ舞台、
「東をどり」を見に新橋演舞場へ行ってきました
毎年都をどりを見に行くのには、前年に新しく仕立てた千總の小紋を着て行って
いたのですが、今年は都をどりを見に行けなかったので、この東をどりで着物を
おろすことにしました
去年作った卵色の「竹に福良雀」柄の千總の小紋は、去年の東をどりでおろして
しまっていたので、今年は先日仕立てあがってきたばかりの水色の御所解き柄の
千總の小紋にしました。春~夏になると水色が着たくなるのは、綺麗な空の色の
せいなのでしょうか
着物は落ち着いた水色のサラっとした縮緬地に、朱色をポイントカラーとして、
抑えた色合いで御所車をメインに御所解き柄が描かれた、「千總」の総柄小紋。
帯は地紋があるすっきりとした白地に、優しい色使いで大きめの華七宝柄が織り
出された唐織の名古屋帯で、私の大好きな西陣の老舗「藤原織物」のものです。
帯揚げは菱形の地模様のある白い綸子地に、ピンクで葵柄が表現された輪出し。
帯締めは着物の色に合わせて、水色地にピンクのポイントカラーがある組紐を。
今日も新橋演舞場はたくさんの着物姿の方がいらして、とっても華やかでした
パンフレットを購入して、ロビーで皆様の着物姿に見とれつつ、まずはお茶席へ
お邪魔しました
今日のお点前は君二郎さん。以前、ちよ美ちゃんのお披露目会にも着て下さって
いた芸者さんです。半使は千代奈さん。もしかしたらちよ美ちゃんと同じ置屋の
子なのでしょうか今度聞いてみようと思います。
今年のお菓子はとらや製の「菖蒲饅」。毎年違う華やかな小箱に入っているので
今年はどんなデザインかなとワクワクします
ちょうどお茶席が空いているときに入ることができたので、君二郎さんの堂々と
したお点前と、千代奈さんの初々しいお運び姿を、ゆっくり拝見できました
お茶席をあとにして客席へ移動。ちよ美ちゃんがとても良い席を用意してくれて
いたので、前から8列目のど真ん中という、一番見やすい席でした
東をどりは今回で90回目という節目の年にあたるため、一番最初は「青海波」と
いうご祝儀舞が舞われました。波に様々な貝殻が描かれた色違いの着物を纏い、
ご祝儀らしく格調高い踊りでした。のりえさんの立役は恰好良かったです
始まってすぐではありましたがここで30分の幕間。ロビーにご挨拶に出ていると
思っていたちよ美ちゃんが出ていなかったので、出番前ではありますがご挨拶を
しに楽屋までお伺いしいました
ちょうど床山さん(カツラ担当の方)のお部屋から出てきたちよ美ちゃん。出番
直前の忙しい時間なのでささっとご挨拶だけ済ませて、客席に戻りました。
二幕目以降は「にっぽんの四季」と題して、春・夏・秋・冬のそれぞれの時期を
テーマにしたストーリーが組み立てられていました。その前にプロローグとして
3人の芸者さんが桜の枝を持って踊るのですが、そこにちよ美ちゃんが登場
まだ2年目なのにこの3人しか出られない場面に選ばれているなんてさすがです。
この1年でまたぐっと上手になった踊りを間近で見せてもらいました
春の場面は秀吉の「醍醐の花見」をテーマにしたもの。桜花の舞い散る春爛漫の
景色の中、北の政所や淀君や千姫とともに花見に興じる秀吉の姿を描きます。
夏の場面は「滝の白糸」をテーマにしたもの。舞台の上でも実際に水を使って、
滝の白糸の水芸を披露していました。少し暑くなるこの時期に、目でも涼しさを
楽しませてもらいました
秋の場面は「陸奥の旅」と題し、東北地方の民謡をいくつも取り込んでいます。
ここでもちよ美ちゃんは選ばれた数人のみでの花道での踊りを披露しています
冬の場面は「夜の梅」をテーマにしたもの。役者藤十郎と幼馴染の料亭のお内儀
お梶の艶やかなやりとりを踊ります。
そして最後には、華やかな黒紋付きのお引きずりに身を包んだ芸者衆による毎年
恒例のフィナーレで幕を閉じました
芸者さんたちの華やかな姿と踊りを拝見して、久しぶりに伝統芸能の世界に浸る
ことが出来た、とても素敵な一日でした
見ているとうずうずしてきて、やっぱり踊りも三味線も大好きだなぁと再認識を
してしまいました。早くお稽古に戻れる日が来るといいな