昨日の生地にも書いた新しい付下げですが、自分で選ぶものの最終段階である、
地色を決める作業に入ります

公庄様へは事前にだいたいの色味をお知らせしていましたので、それに近い色で
4色ほどの濃淡の地色見本をお送り頂きました
今回は地色が橙色系ということで、少し間違ってしまうと着られる年齢がかなり
狭まってしまうため、地色を決めるのにはかなり慎重な判断が必要でした
リスク回避のために一時は淡い色に心が傾きかけたのですが、以前に別の工房で
別誂えをして頂いた橙色の小紋と見比べて、一番濃い色でもそれよりは少し薄い
ようでしたので、それなら大丈夫と、一番濃い色を選びました
橙色といってもはっきりした色ではなくてひと色落ち着いた色味を選んで頂いて
いるので、華やかながらも礼装らしい落ち着きのある仕上がりになりそうです
これで私のほうで出来る作業は全て終わりましたので、あとは出来上がりを待つ
けとなります
とはいえ、また下絵が書き上がったらこれで本当に良いかという最終確認もして
頂けますし、地色を染めた後には柄の色使いについてのご相談などもさせて頂く
ことになっているので、安心してお待ちしようと思います
地色を決める作業に入ります


公庄様へは事前にだいたいの色味をお知らせしていましたので、それに近い色で
4色ほどの濃淡の地色見本をお送り頂きました

今回は地色が橙色系ということで、少し間違ってしまうと着られる年齢がかなり
狭まってしまうため、地色を決めるのにはかなり慎重な判断が必要でした

リスク回避のために一時は淡い色に心が傾きかけたのですが、以前に別の工房で
別誂えをして頂いた橙色の小紋と見比べて、一番濃い色でもそれよりは少し薄い
ようでしたので、それなら大丈夫と、一番濃い色を選びました

橙色といってもはっきりした色ではなくてひと色落ち着いた色味を選んで頂いて
いるので、華やかながらも礼装らしい落ち着きのある仕上がりになりそうです

これで私のほうで出来る作業は全て終わりましたので、あとは出来上がりを待つ
けとなります

とはいえ、また下絵が書き上がったらこれで本当に良いかという最終確認もして
頂けますし、地色を染めた後には柄の色使いについてのご相談などもさせて頂く
ことになっているので、安心してお待ちしようと思います
