今日は冬至。冬至とは、一年でもっとも昼が短くて、夜が長いころのことです
どの国でも、農耕民族にとって冬至と夏至は一年の中で最も重要な日でした
初候である12/22~12/26は「乃東生ず(なつかれくさしょうず)」。
うつぼぐさの芽が出てくる頃だそうです。冬至には欠かせないのが、柚子湯、
かぼちゃ、大根、小豆粥ですね この時期に美味しいのはマグロ。お花の少ない
時期ですが、家々の垣根には千両や万両が赤い実をつけます。
次候である12/27~12/31は「麋角解つる(しかのつのおつる)」。
大鹿の角が抜け落ちて、生え変わる頃です。我が家にも北海道で買って来た鹿の
角がありますが、鹿の角は毎年生え変わるのでこの時期に森に入ると角が落ちて
いるのだそうです。この時期に美味しいのはカボチャ。旬は夏ですが、ほくほく
した食感が冬に良く合い、冬に不足しがちなビタミンたっぷりのお野菜です
末候である1/1~1/5は「雪下麦を出だす(せつかむぎをいだす)」。
降り積もる雪の下で麦が芽を出す頃です。雪が降り冬真っ盛りでも、地中では
春の準備が行われているのですね。ちょうどお正月にあたるこの時期、ご馳走を
食べることも多いですが、海のご馳走の伊勢海老を良く見かける時期です
いよいよ新年が近づいてきましたね