Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古 (別誂え・若草色地薬玉柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・5月)

2016-05-21 23:44:46 | おうちごはん
GWと夫の土曜日出勤が重なりしばらく行けなかったのですが、今日は3週間ぶり
となるお茶のお稽古日なので、朝一番で着物に着替えてお稽古に行きました


こちらのお着物は、本当は端午の節句に合わせて着られるようにと別誂えをした
一枚ですが、今年は完全に端午の節句の時期を外してしまいました

こちらは端午の節句で連想する薬玉(長命縷)をモチーフにしたもので、薬玉を
更に美しく花で飾った花薬玉です。平安時代には男女の間で贈り物とされていた
ことから連想して、初夏に相応しく爽やかな地色に花薬玉を描いた小紋、そして
平安時代を思い起こさせる図案を描いた帯を合わせて


モチーフ自体も子供の着物に使われることが多いこともありますが、かなり柄が
大き目になってしまったので、そろそろ私が着るのも難しいかなぁと思うように
なってはいるのですが、まだそれほどの回数は着ていないので、あと数年は着て
おきたいなぁと考えています


着物は牡丹唐草地紋の生地を若草色に染め上げて、そこに菊や桜や楓や橘などの
季節の花々や美しい飾り紐をあしらった華やかな花薬玉を描いた別誂えの小紋。

帯は黒い塩瀬。前帯の関西腹に源氏香、関東腹に貝桶と合わせ貝で、お太鼓には
几帳と投扇興という、平安時代のモチーフたちを描いた別誂えの染め名古屋帯。

帯揚げは菱形地紋のある白い綸子地にピンクで葵柄が絞り出されている輪出し。
帯締めは明るい蜜柑色の組紐。

今日のお稽古は5月に入って風炉に変わって初めてのお稽古でしたので、四方卓を
使った薄茶点前をさせて頂きました。

お菓子はこの時期にふさわしく「めだか」が描かれた「伊勢屋」の上用饅頭。
お軸は「薫風」と文字の書かれた下に墨で菖蒲の絵が描かれている短冊でした。

夜は早めに娘を寝かしつけて、夫とゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・5月】


前菜はチャンボッタ。お教室ではナス・パプリカ・じゃがいもで作りましたが、
今日は具沢山にしようと思って、ズッキーニ・セロリ・しめじ・人参も入れて、
たっぷりの量で作ってみました。とっても美味しかったです


パスタは空豆とペコリーノチーズのフジッリ。ちょうど空豆がたくさん売られて
いたので、たっぷり使って作りました。パスタやチーズの黄色に、空豆の緑色が
良く映えて、見た目にもとても綺麗なパスタです


メインは豚ヒレ肉のウンブリア風。あいにくピクルスはきゅうりのものしか家に
なかったので、彩りは緑系のみになってしまいましたが、お味はさっぱりとして
とっても美味しく出来上がりました


今日はデザートにココナッツミルク・プリンを作りました。ココナッツミルクに
牛乳・お砂糖・ゼラチンを加えるだけの簡単さですが、この時期にぴったり