Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(千總・鶸色地御所解柄小紋) / 30週検診 / おうちごはん(プチ懐石料理:2016年5月)

2016-05-28 23:58:45 | 着物
今日は振替稽古の日だったので、お昼頃から着物に着替えて、午後一番でお茶の
お稽古へ行ってきました


袷の時期最後のお稽古は総柄小紋の中でも特に好きな図案の「御所解き」柄を。
深い鶸色が新緑の緑色が深まってきたこの時期に良く合うかなぁと思います


もともとは水色系の御所解き柄を探していたころに、百貨店で取り寄せて頂いた
水色の御所解き柄の小紋の色違いとして一緒に取り寄せて下さった反物で、2反を
比較したところこちらの方が私には似合いそうだったので購入を決めました


着物は大きめの七宝の地模様のある生地を落ち着いた鶸色に染め上げ、白上げを
中心として優しい色合いで細やかな御所解き柄が描かれた「千總」の総柄小紋。

帯は落ち着きのある橙色の塩瀬地に、華やかな飾り紐とともに、牡丹や萩の花を
あしらった蒔絵の文箱を描いて頂いた、別誂えの染め名古屋帯。

帯揚げは白い綸子地に、鮮やかな山吹色の絞りで梅柄が表現されている輪出し。
帯締めは白~鶸色のグラデーションになった組紐。


そろそろお腹がかなり大きくなってきたので、産前に着物を着られるのもこれが
最後でしょうか。もしまだ大丈夫であれば、来週最後に単衣を着たいなと思って
いるのですが、どうでしょう

今日のお稽古は杉棚を使った濃茶点前をさせて頂きました。珍しくお自服にて。
お菓子は青楓に波紋などで「水辺」を表現した水饅頭?で「清月堂」製のもの。
お軸は「清風生八極(せいふう はっきょくをしょうず)」と書かれた色紙を。
茶花はオオヤマレンゲのつぼみが活けられていました。


お稽古を終えると夫とバトンタッチをして、すぐに着替えて夕方からは病院へ。
娘を連れて30週検診を受けに行ってきました

検診では私の体重管理は問題なく、赤ちゃんの体重は推定1500g程度で週数相当と
問題はなかったのですが、その時の赤ちゃんの向きのせいでそう見えるだけかも
しれないけれど、赤ちゃんの頭が下がっているように見えるから気を付けて、と
いうお話がありました

お腹の張りなどはあまり感じていないので大丈夫だと思いますが、あまり無理を
しないように気を付けて過ごしたいと思います

今回の検診中も娘はとっても良い子で待ってくれていて、検診と採血が終わると
「ママお腹に赤ちゃんいるの?」と聞きながらお腹を撫でてくれました

最近は少しずつお姉ちゃんになるという意識が働いているのかなあぁと思える
ような行動も見られるようになって、頼もしく感じています

夜は早めに娘を寝かしつけて、夫と2人でゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【プチ懐石料理教室:2016年5月】


今月も新しい食器は準備せず、今まで揃えたもので間に合わせてしまいました。
また出産後に落ち着いて時間の余裕が出てくるようになったら、毎月のお料理に
合わせた食器を揃えていきたいなぁ


前菜は「蒸し鶏と焼き万願寺の梅肉あえ」。茗荷の香りや万願寺のほろ苦さと、
梅肉のさっぱりとしたお味が良く合います。きゅうりの花は父の趣味の畑から、
大きくなる前の雌の花をもらってきました


先附は「鯵の藤造り」。今回はと~っても手抜きをして、百貨店のお魚売り場で
鯵を三枚おろしにしてもらい、ついでに皮も引いて頂きました。何も言わずとも
腹骨や中骨まで綺麗にして下さったので、切って盛っただけです(笑)


煮物は「穴子の柳川風」。こちらも百貨店のお魚売り場で開きになっていたもの
なのですが、骨の処理が完璧にされていたので、熱湯をかけてぬめりを取って、
骨切りをして煮込んだだけで、とっても簡単にできました


揚物は「丸茄子と織部南瓜の揚げ出汁」。本当は海老を使う予定だったのですが
買い忘れてしまって、彩りとして赤系がないと寂しいので、急遽冷蔵庫にあった
蟹カマで代用しました。茄子も南瓜もとっても美味しくて夫にも好評でした


ご飯は「ひじきご飯」。具材を一度下煮することで臭みがとれるので、とっても
優しいお味の美味しいご飯が炊きあがりました。これは娘がとても気に入って、
おにぎりにしたらパクパク食べてしまうほど


水物は「グレープフルーツの白ワインゼリー寄せ」。こちらはレッスンでは試食
のみでレシピなどは頂かなかったのですが、グレープフルーツをハチミツ漬けに
したものに、白ワイン・砂糖・ゼラチンでゆるめに作ったゼリーを添えて