Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

ひとりブランチ / ライムヨーグルトムースを作りました / オール手作りメニューでアフタヌーンティー

2013-05-26 23:28:53 | 日記
今朝もお出かけ日和な陽気でしたが、残念ながら夫はお仕事。しかも、平日と
同じ時間の出社とあって、恨めしそうに青空を見上げていました(苦笑)

今朝は一人きりですが、いつものブランチを準備しました。


今日は先日作ったかぼちゃのスコーンをメインに、オリーブオイルでじっくりと
焼いたズッキーニ・人参・かぼちゃ、アメリカンチェリー、ラディッシュと
トマト、そしてブルーベリージャムを乗せたヨーグルトを添えて。

いつものプレーンスコーンにならばジャムを添えるのですが、今朝はかぼちゃの
スコーンなので、クロテッドクリームを作ってみました。やはりスコーンは王道
であるクロテッドクリームが良く合いますね

ブランチのあとは、お洗濯やお掃除やお片づけを済ませました。次の用事までに
時間があったので、今日はヨーグルトムース作りに挑戦してみました


クロテッドクリームを作るのに生クリームを買ったのですが、少量しか使わない
ため余ってしまい、残りをどうしようかと考え、デザート作りに活用しました。
ちょうどライムがあったので、レモンの代わりにライムの絞り汁を使いました。
ライムの爽やかな香りとヨーグルトの酸味が良く合います

その後は車でお稽古場へ向かいました。電車のほうが何かと便利なのですが、
お休みの日には電車に乗るのには向かないぐうたらな格好をしておりますので、
誰にも会わずにお稽古場に到着できる車移動は、便利でやめられません(笑)

今日も南座で演奏する「元禄花見踊」をお稽古して頂きました。4分の1くらいは
暗譜して行ったので、このペースであれば本番までに暗譜&早弾きまで間に合い
そうです。ちょっとひと安心


お稽古が終わって帰宅してからは、久しぶりに自宅でのアフタヌーンティー
用意をして、ゆっくりと本を読みながら楽しみました。ちょうど、スコーンも
パウンドケーキも作ってあったので、サンドウィッチを明日のお弁当も兼ねて
用意して、ライムムースも添えると、完璧なアフタヌーンティーメニューに

アフタヌーンティーとして一人で食べるには多い量ですが、今日はこれをお夕飯
がわりにしてしまおうと思います。夕方からは何もせずにこれを少しずつつまみ
ながら、のんびりゆったり過ごしました

夫が聞いたら「ずいぶんと優雅な一日だねぇ(笑)」と言われそうですが、今は
私がリラックスして過ごすことが赤ちゃんにも一番良いと思うので、何事も無理
せずゆったりと過ごそうと思っています


パウンドケーキを焼きました / 近くのバラ園へ / お茶のお稽古 / お稽古場の懇親会

2013-05-25 23:26:01 | 日記
今日は久しぶりにお洋服でお稽古にうかがうので、今朝はゆっくりめに起き出す
つもりだったのですが、早い時間に目が覚めてしまったので夫が起きてくるまで
何かしようと思い、お菓子作りを始めました


以前トースターでも焼けると聞いていたので、挑戦したかったパウンドケーキ。
今日はレモンをまるごと一個使ったレモンケーキにしました。基本材料を混ぜた
ところにたっぷりと絞ったレモンの果汁とすりおろした皮を混ぜて型に流します


トースターでアルミを被せて焼き加減を見つつ40分ほど焼いて、最後に焼き目を
付けたら焼き上がりです。小さなパウンド型に2つ作ったので、一つは自宅用に、
もう一つは明日の三味線のお稽古へお茶菓子で持っていくことにしました


粗熱が取れるまで網の上で冷ましてカットしてみると、中までしっかり焼けて、
しっとりとしたパウンドケーキになっていました。焼き加減もちょうど良くて、
初めてにしてはなかなかの出来上がりです


今日のおでかけのおともにしようと、カットしたものをひとつずつラッピングを
しました。こういう作業ってとっても楽しくて、時間を忘れてしまいます

ようやく起き出した夫がジムに行っている間、私も実家へ行っておしゃれ着類の
お洗濯をしつつ、ワンコとたっぷり遊んで、お化粧を済ませて帰宅しました。
お互いに帰宅してからは、簡単にランチの準備を。


今日も暑かったので、ランチには冷たいお蕎麦と先日作った肉じゃがの残りを。
麺好きな私たちは休日のランチは麺類になることが多いのですが、これから暑い
時期になると、冷たいお蕎麦や薬味たっぷりのお素麺が増えそうです

食後は少しだけゆっくりしてから、車でおでかけしました

家の近くにはいくつかのバラ園があるのですが、まだ行ったことのないバラ園が
ちょうど今週末あたりが見頃だということで、夫が行こうと誘ってくれたのです


とても大きな公園の一角、広い池の奥にこぢんまりとしたバラ園があります。
小さいながらきちんとお手入れされていて、ちょうど今日が開花のピークだった
ようで、たくさんの家族連れや立派なカメラを持ったおじさまが来ていました




所狭しと咲き乱れるバラからはとても良い香りが漂って、深呼吸するたびに体の
中までバラの香りで満ち溢れるよう。実家の庭にもたくさんのバラがあったら
良いのですが、育てるのが難しく、ツルバラ以外はなかなか量が増えません


とっても綺麗なバラのアーチの前で記念に写真を撮ってもらいました。やっぱり
バラ園にはお洋服ですよね。いつもお稽古の日にいくため着物でおでかけばかり
だったので…(苦笑)



これでもかというほどもこもこと花のついたバラもあって、とても可愛いです。
「このバラに埋もれたい~」と言ったら夫に「トゲに刺されるからね」と冷静な
ツッコミを入れられましたいつか花だけにしたバラの中に埋もれてみたい



たくさんのバラの前で立ち止まっては花や香りを楽しんで、少し疲れたところで
ベンチに座って休憩しました。一面に広がるバラを見ながら、今朝作ったケーキ
と水筒に入れて用意した温かい紅茶でひと休み。ゆったりした素敵な時間です

少し経ってバラ園を後にして、お茶のお稽古へ向かいました。今日はお稽古後に
社中の懇親会があるので、夕方にお稽古をするお弟子さん方が集中したようで、
お稽古場はいつにも増して混んでいました

お腹が目立ち出してからは、初めてお洋服で社中の皆様とお会いしたのですが、
見た目ですぐにわかったようで、たくさんの温かい祝福のお言葉を頂きました。
「お二人の赤ちゃんなら先生方にとっては孫のようなものよ」とおっしゃって
くださる方もいて、こんなにたくさんの方に祝福して頂けて、とても幸せです

今日のお稽古は瓢棚を使った薄茶のお点前でした。瓢棚は勝手付の板を瓢箪の形
にくりぬき、それを棚板にしたもの。お稽古場では初夏によく使われています。
お菓子は杜若を模した包装がされた「唐衣」という銘のもので、「鼓月」製。

お軸は「清風生八極(せいふう はっきょくに しょうず)」と書かれた色紙。
茶花は「せせらぎ籠」という花入れに、山紫陽花と縞葦が活けられていました。

お稽古が終わってから、参加者はお稽古場のある駅周辺のお店へ移動しました。
年に一度ほどのペースで開催されている懇親会ですが、今回は新しいお弟子さん
方も多数参加してくださって、いつもとは少し違った顔ぶれが新鮮でした


お店は駅のそばにある、とってもカジュアルなイタリアン。全国各地から集めた
という地ビールの品揃えがウリのお店です(妊娠中で飲めないのが残念…)。
イタリアから取り寄せた石釜で焼くピッツァが看板メニューだそうです。








お料理は季節野菜のサラダ、鴨のカルパッチョ、揚げ物2種類、マルゲリータ、
パスタ、生ハム&オリーブ、レアチーズケーキ&フルーツと盛りだくさん


楽しそうに飲む夫を横目に、私はもっぱらグレープフルーツジュースと烏龍茶を
飲んでいましたが、それでも美味しいお料理たちと楽しい会話で、とても素敵な
時間を過ごすことができました

お稽古でお顔を合わせたことはあってもお話をしたことのない新しいお弟子さん
とも楽しくおしゃべりができて、これからのお稽古が更に楽しくなりそうです


カボチャのスコーンを焼きました / おうちごはん(鮭としめじのバター醤油蒸し)

2013-05-24 23:25:03 | 日記
ようやく仕事の忙しい時期もピークを過ぎて落ち着いてきたので、今日は定時に
仕事をあがらせてもらって、夜はお家でゆっくり過ごしました。明日が休みだと
思うと、仕事から帰ってからでも時間がたっぷりあるような気がしてしまいます

ここ数日お料理ができなかったので、冷蔵庫の中には今すぐに救出が必要そうな
お野菜がたくさん…その中でも必死に助けを求めているかぼちゃがいたので、
救いの手を差し伸べるべく、かぼちゃを使ったスコーンを焼くことにしました


いつものスコーンの材料に蒸したカボチャを加えて、カボチャ以外の材料の量を
微調整しただけのシンプルなもの。今まではプレーンのスコーンしか焼いていな
かったので、そろそろレーズンや胡桃入りを作ってみようと思っていましたが、
ちょうど良くかぼちゃが余っていたので使ってみました


焼き上がりは上々いつもよりも黄色くて、甘~い香りのスコーンが出来上がり
ました。パンプキンシードを飾って。このスコーンは週末のブランチに食べる
つもりです。

スコーンを作っている合間にたくさんとったお出汁を使い、夕飯を作りました。


今夜のメニューは鮭としめじのバター醤油蒸し、肉じゃが、キャベツとお揚げの
お味噌汁、という和食一汁二菜でした。今までは一汁三菜を基本に作っていたの
ですが、一品減らすだけで手間はずいぶんと違いますね

赤ちゃんが生まれたら、その日に作るのは一汁二菜もしくは一汁一菜にして、
常備菜となるものを数品週末に作り溜めしておくようにしようと思っています。

小さい子のいる共働き家庭で、しかもお互い定時では帰れない場合だと、色々と
生活に工夫が必要になってきそうです。それでも、健康を考えて手作りのものを
用意したいので、夫と相談しながら自分達のペースを作って行かなかれば

夫自身も家事全般できて、手作り品を好む人だからこそ、ひとりで抱え込まずに
済むのでしょうね。なんでも出来る夫の存在が、本当にありがたいです


面白い本に出会いました→坂本司 著 「和菓子のアン」

2013-05-23 23:23:53 | 日記
4月に京都旅行へ行った際、いつもならば新幹線内で読むようにと文庫本を一冊
持っていくのですが、その日はなぜか忘れてしまって、何時間も手持ち無沙汰に
なるのは辛いなぁと思って、ホームの売店でふと手にとった本があります。

突拍子もないタイトルと、可愛らしい表紙の写真のみで選んだものなのですが、
意外や意外、読んでみるとじわっと面白くて、旅行中カフェで読んだりホテルで
読んだりと、大活躍した一冊です


坂本司著の「和菓子のアン」という本です。少しだけミステリー的要素もあり、
ぐいぐい引き込まれるわけではないのですがついページをめくってしまいます

物語はとっても平凡な主人公の梅本杏子(通称・アンちゃん)が、デパ地下内の
和菓子店「みつ屋」で働き始めることから始まります。将来の夢もなく、普通に
高校を卒業したあと進路も決めずにどうしようかと考えていたところ、お菓子が
好きでデパ地下の雰囲気が大好きな彼女は、デパ地下内にあるとある和菓子店で
アルバイトを始めることになりました。

干菓子や上生菓子を扱う「みつ屋」には個性的な店長や店員達が集まりますが、
そこに訪れるお客さんとのやりとりから歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い
魅力に目覚めていくという物語です

私も茶道を習っているので、ある程度季節の和菓子やその由来についての知識は
あるつもりでいましたが、この本を読むと新たな発見があったり、色でそんな
ことを表現する方法があるとはと驚いたり、和菓子の業界用語を知ることが
出来たりなど、和菓子に縁のある人にはとても面白い本だと思います

洋菓子と違ってテーマ性がはっきりしている和菓子は、その味や見た目だけでは
なく、由来や隠された意味なども含めて楽しめるものですよね

この本を読んで、和菓子の世界がより面白いものに思えました


【小紋の別誂え(フルオーダー)第3弾】《友禅編》

2013-05-22 23:30:18 | 着物
先月の京都旅行にて地色を確認してきた別誂えの薬玉柄の小紋ですが、柄ゆきが
重いために糊置きや染めに時間がかかっていたのが、やっと友禅の作業も終盤に
入ったようです


まだ友禅の作業途中で蒸しをしていないので、柄の発色が抑えられていますが、
派手すぎず地味すぎず、とても良い仕上がりになりそうです。地色は八掛を先に
染めて頂いたものをこの目で確認したのでわかっていましたが、小紋用の生地が
染められたのをこうして見てみると、艶のある生地を使ったので更に美しい色に
なったように思います

光の加減もあるのでしょうが、細かな七宝の地模様が綺麗に浮き上がっていて、
思っていた以上に生地と地色の相性は良さそうです

御簾霞にはそもそも金糸目の糊を置いて頂いていますが、また仕上げるときには
金彩を施して下さるので、画像で見ているよりも引き立ってくると思います

金彩も終わって反物が手元に届くのももうすぐですね。本当は今月中に着ておき
たい着物でしたが、諸事情により製作が遅れたので、来年の5月まで持ち越すこと
になりそうです

あ、でも薬玉という可愛いモチーフなので、赤ちゃんの行事(お食い初めなど)
に着ても良いかもしれませんね