Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

スイートポテトを作りました / 手作りお菓子でティータイム

2013-12-16 23:46:23 | 日記
今日の日中は娘が良く寝ていたので、簡単にできるお菓子を作っていました

小さくてお料理に使うには向かない安納芋がたくさんあったので、それを使って
スイートポテトを作りました。安納芋は甘みが強くて粘り気があるので、お料理
よりもお菓子作りに向きそうな種類ですね


皮をむいたお芋を耐熱皿に乗せて、ラップをかけてレンジでチン。蒸しあがった
お芋を熱々のうちにマッシャーでつぶして裏ごしします。生クリームとお砂糖を
加えて混ぜて手で形を整えたら、上に卵黄を塗って黒ゴマを乗せれば準備完了

200度のオーブンで20分ほど焼いたらスイートポテトの完成です


午後は出来たてのスイートポテトでティータイムを。お芋の品種のせいなのか、
思っていたよりもクリーミーにならず、いかにも「さつまいも」と言った感じの
出来上がりになりました。生クリームの量が足りなかったのでしょうか

スイートポテトは母が作ってくれるものが美味しいので、近いうちに聞いてみる
ことにします。


イタリア料理教室【シチリア料理編・12月】

2013-12-15 23:29:09 | イタリア料理
昨日の昼間は夫に娘の世話をお願いし、イタリア料理教室へ行ってきました


今まで夜に通うことが多かったので、いつもレッスンは多くても生徒は3名ほどで
受けていたのですが、今日は満席となり4名でのレッスンでした。こちらの教室の
生徒さんは主婦の方々が多いようで、昼間のレッスンは満席になることも珍しく
ないのだそうです

いつも通り、今日のメニューの説明や簡単な手順を教えて頂いてから調理開始。


まずは前菜の準備からスタート。前菜は「Peperoni ripieni alla siciliana」です。
日本でもピーマンの肉詰めがお夕食の食卓にあがることは良くありますが、器が
パプリカに変わるだけで、なんだかおしゃれな印象になるのは不思議ですね


パプリカはヘタを残したまま半分にカットし、種の部分を綺麗に切り取ります。
今回は赤パプリカを使っているので、赤と緑のコントラストがとても綺麗です。
いくつか作る場合は黄色のパプリカと合わせて使うと、色合いが良いですね


詰め物となるのはナス・ベーコン・玉ねぎ・卵などです。みじん切りの玉ねぎを
フライパンで炒め、一口大にしたナスも加えて火を通し、冷ましておきます。


少し冷めたら、一口大にしたベーコン、みじん切りのイタリアンパセリ、卵、
粉チーズ、パン粉を加えて混ぜ、塩コショウで味を整えます。


それをパプリカにたっぷり盛り上がるくらいに詰めてから、粉チーズとパン粉を
上からふって耐熱皿に並べ、周りにミニトマトとケッパーを散らしておきます。
アルミホイルで蓋をしてオーブンで170度で30分位焼き、アルミを外して更に30分
焼いたら完成です


次はメインの準備を進めます。メインは「Farsomgro」。シチリアの伝統料理で
クリスマスやパーティーのときにはメイン料理として登場することの多い、少し
手の込んだお料理です。牛肉に詰め物をしてボリュームたっぷりです

本来は仔牛肉を叩いて使うのですが、日本では手に入りづらいので牛薄切り肉で
代用しています。


詰め物は合いびき肉・みじん切りのニンニク・粉チーズ・卵・塩コショウです。
ハンバーグと同じような材料ですね




4~5枚の薄切り肉を少しずつ重ねて並べて、その上に詰め物を広げていきます。
さらにパセリの葉とスライスしたゆで卵を敷き詰めたら端からクルクルと巻いて
いきます。両端も漏れてこないようにきっちり巻いておきます。




それをタコ糸を使って縛るのですが、チャーシューを作る要領で、糸を切らずに
縛っていきます。お手本を見せて頂いたのですが、これがなかなか難しい...



ソースはお肉の焼き汁と野菜のエキスで作っていきます。人参・玉ねぎ・セロリ
などをカットしておきます。フライパンにオイルをしいて、お肉の各面をサッと
焼きます。両脇も忘れずに焼いたら、一度取り出します。



同じフライパンにカットした野菜を入れて炒めて、火が通ったらお肉を戻して、
赤ワインを入れてアルコールを飛ばし、トマト缶と水を加え、蓋をして40~50分
煮込んでいきます。


煮込み終わったらお肉を取出し、ソースをざるで漉して、水っぽいようなら少し
煮詰めて完成です。漉さずにミキサーでペースト状にしても良いのですが、そう
すると家庭料理っぽくなるので、今回はクリアなソースにしています


最後はパスタの準備です。パスタは「Linguine con baccala al pomodoro」。
お魚を使ったパスタはレパートリーが少ないので、どんな出来上がりか楽しみ。
まずはタラを1㎝角にカットします。


フライパンにオリーブオイルをしいて、みじん切りのニンニクと玉ねぎを炒め、
タラを加えてタラの水分が飛ぶまで炒めます。


白ワインを入れてアルコールを飛ばし、トマト缶とディルを加えたら、ソースの
完成です。茹でたリングイネを加えて、ソースを絡めて塩コショウで味を整え、
仕上げにオリーブオイルで乳化させたらパスタの完成


前菜もちょうど良く焼きあがったところで、お待ちかねの試食タイムです


今日は生徒が4人ということで、カウンターの上もお皿がたくさんで賑やかです


前菜はパプリカの詰め物シチリア風。何がシチリア風かというと、お肉ではなく
パン粉がメインになっているところで、シチリアではパン粉が使われるお料理が
たくさんあるのだそうです。ボリューム満点で、メイン料理としても使えます


パスタは鱈とトマトソースのリングイネ。今回は甘塩タラを使っていますが、
シチリアでは干し鱈を使って作るお料理だそうです。鱈の優しい甘みとトマトの
酸味が良くあって、とっても美味しい一品でした


メインはファルソマグロ。Farso(ニセの)magro(豪華な)という名前の通り
見た目は牛肉のボリュームたっぷりなお料理ですが、カットしてみると詰め物が
出てくるというものです。


いつも試食の時にはワインを出してくださるのですが、今日はクリスマスが近い
ということで、ロゼのスパークリングが用意されていました。残念ながら私は
車で通っているので飲めないのですが、気分が盛り上がって良いですね


ワインの代わりに、いつも通り紅茶を淹れて頂きました。今日は初めての4人での
レッスンでしたが、とても賑やかで楽しかったです。このお教室の生徒さん達は
皆さん良い方ばかりで、本当に素敵なお教室です。先生のお人柄ゆえですね

今月はまだ何度かレッスンに行く機会があるので、次回が楽しみです


クリスマスアレンジメント / おうちごはん(イタリア料理教室の復習)

2013-12-14 23:55:54 | おうちごはん
今日の日中は夫が娘の世話をしてくれることになったので、イタリア料理教室に
行かせてもらいました

せっかくのお休みの日ですが、私が「お料理教室に行きたいなぁ~」と言うと、
必ず文句も言わずに娘の世話を引き受けてくれるので、本当にありがたいです

実は1ヶ月ほど前から娘の顔の一部には乳児湿疹が出ていたのですが、この1週間
ほどで顔全体に広がり、昨日の夜から体全体にも広がってしまったので、心配に
なって病院に連れて行くことにしたのですが、予約が取れたのがちょうどお料理
教室に行っている時間だったのです

直前でお料理教室をキャンセルするのも申し訳ないしどうしようかと思っていた
のですが、なんと夫が娘を病院に連れて行ってくれると言ってくれたので、私は
予定通りお料理教室に行くことになりました

普段の様子や詳しい症状などは私にしかわからないので、詳細をメモにして夫に
渡しておいたのですが、私も様子がどうしても気になって、お料理教室が早めに
終わったので急いで病院に向かうと、ちょうど娘の診察中に到着しました
(お料理教室の詳細は別の記事にて)

私も診察室に入れて頂いて先生に詳しいお話をしたところ、診断結果は乾燥性の
湿疹が悪化したものでしょうとのこと。赤ちゃんは乾燥肌なので、このところで
急に乾燥がひどくなったため全身に広がってしまったようです

ワセリンやボディークリームのようなものを処方して頂いたので、それを朝晩の
2回を毎日続ければ良くなるそうなので、ひと安心しました。あまりにも急に悪化
したので、アレルギーやアトピーではないかと心配していたので...

娘の世話を引き受けてくれた上に病院にまで連れて行ってくれて、夫には感謝の
言葉をいくら言っても足りません。協力的な夫で本当に幸せです

帰宅してからは夫はお茶のお稽古とジムへ、私は娘の世話をしながらディナーの
準備を進めていました。


おでかけから帰宅した夫が、素敵なフラワーアレンジメントを持って帰ってきて
くれました。実は先日の結婚記念日にプレゼントしてもらったアレンジメントが
とっても素敵だったので、これからしばらくはそのお店にダイニングテーブルに
飾るアレンジメントを定期的にお願いすることにしたのです


今回はクリスマスが間近ということで、クリスマスをイメージしたものにして
もらいました。先日のアレンジメントがまだ元気なので、なるべく近い雰囲気の
ものを作って頂きました

赤い薔薇を中心に、絞りの入ったピンクベージュのカーネーション、ゴールドに
塗られた松ぼっくりなどで飾られています。卓上が華やかになって嬉しいです

そんなアレンジメントを眺めながら、娘を早めに寝かせて夫とディナータイム
今日は先日のイタリア料理教室の復習メニューです。


前菜はブロッコリーのスフォルマティーノ。少し前にイタリア料理教室で習って
自宅でも一度作ったことのあるメニューですが、父の趣味の畑でブロッコリーが
たくさん採れたのをもらってきたので、再度作りました

父の畑のお野菜はどれも甘みがあって美味しいので、前回のスフォルマティーノ
よりも断然美味しく出来上がりました


パスタはボッタルガ(からすみ)のスパゲッティー。冷製のからすみのパスタを
夏に習った時に購入したサルディーニャ産のからすみが残っていたので、それを
使って作りました。ペペロンチーノベースなので食欲が刺激されます


メインは豚肉のミルク煮込み。お教室ではソースをみじん切りにした野菜の形が
残ったままにしていましたが、今日はそれをミキサーにかけてペースト状にして
みました。ちょっとレストラン風です

ソースは良いダシが出ていてとっても美味しかったのですが、豚肉の煮込み方が
悪かったのか、お肉が少しパサパサしてダシが出切ってしまったような感じに
なっていました。何がいけなかったのか、今度先生にお伺いしてみなければ

食後は夫とデザートワインを飲みながら録り溜めた番組を見ました。娘が寝て
からのお食事と食後のこのリラックスタイムは、夫婦二人の時間がもてる貴重な
ひと時です。日々の生活に追われないよう、こうした時間を大切にしたいです


京都花街の事始め

2013-12-13 23:34:29 | 京都花街
今日、12月13日は「事始め」の日です。

毎年この日の記事には書いていますが、この日にお正月の準備を始めることから
「事始め」と言われ、年末のご挨拶回りをしたり、大掃除を始めたり、門松など
お正月に必要なものの準備を始める日となっています

特に京都花街の事始めは毎年報道されるほど有名で、華やかな行事です


(写真は報道系サイトよりお借りしました)

京都に5つある花街のうち祇園甲部の事始めはことのほか有名で、芸舞妓さん達が
揃って舞の流派「井上流」のお家元のお宅へご挨拶に伺う様子が、テレビや新聞
などでも報道されています

一人ずつ「おめでとうさんどす。相変わりませずおたの申します。」とお家元に
ご挨拶をして、お家元からは「おきばりやす。」というお言葉とともに、新しい
舞扇を受け取ります

このニュースを見ると、私自身もそろそろ年末だなぁという気分になってくるの
ですが、関東にはあまりこの行事がないのが残念ですね

季節の移り変わりを大切にする日本では昔から様々なものに季節感を取り入れて
きましたが、こうした昔ながらの節目となる年中行事も大切に大切に受け継いで
いくべきだと思います。

私でも伝えていけるものは、出来る限り娘に伝えていきたいです


出産祝いのプレゼント【その4】

2013-12-12 23:00:12 | 日記
嬉しいことに、またまた出産祝いのプレゼントを頂きました


こちらは、お茶のお稽古場で仲良くして頂いている私と同年齢の女性からです。
木でできたとっても可愛らしいおままごとセットで、色々なお野菜やフルーツ、
そして包丁とまな板がセットになっています

娘にはお料理が大好きな子になってもらいたいので、このセットで遊べる年齢に
なったら、一緒に遊びながらお料理の楽しさを少しずつ教えて行きたいです


そしてこちらは、同じくお茶のお稽古場でお世話になっている男性からのもの。
可愛らしいピーチピンクのオーガニックコットンでできたバスタオル・フェイス
タオル・ハンドタオル、そして白いタオル地にピンク色のパイピングが施された
ファーストシューズとスタイのセットです

ファーストシューズを用意していなかったので、とても嬉しいプレゼントです。
タオルもいくつあっても足りないくらい使いますし、赤ちゃんに安心して使える
オーガニックコットンなので助かります。色も私好みです

こうしてたくさんの方々からお祝いの品を頂いて、本当に幸せな娘です。大きく
なったら一緒にお茶のお稽古をするのが夢なので、お稽古場の方々に可愛がって
もらえるような子に育てていきたいと思います