Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今日は誕生日 / おうちごはん(イタリア料理:基本編・2月)

2015-02-08 23:03:15 | おうちごはん
今日は私の誕生日でした。

いつもは土日でも朝7時前に娘が目を覚ますのと同時に起きて、ご飯を食べさせて
おむつを替えて着替えさせて…と一通り終わるころに夫が起きてくるのですが、
今朝は夫に任せて、私は少しだけゆっくり寝かせてもらいました


お誕生日プレゼントは別にもらっているのですが、夫はそれとは別に可愛らしい
アレンジメントをお気に入りのお店で注文してくれて、昨日渡してくれました


春が待ち遠しくなるような、明るいオレンジと柔らかい黄色をベースにしたお花
だったので、お部屋のカーテンや家具などにもぴったりと合っていました

いつもなるべくお部屋には花を欠かさないようにしていますが、こういう明るい
色のお花があると、お部屋全体が華やかになりますね

日中は娘の雛人形を飾ったり絵本を読んだりといつもの土日とあまり変わらない
過ごし方をしたのですが、今夜は夫がお料理を作ってくれました

以前は土日のお料理は夫が作ってくれていたのですが、私がイタリア料理教室に
通うようになってからは、自分でレッスンの復習をしたくて、毎週土曜日は私が
担当するようになっていましたが、今日は夫がおもてなしをしてくれます

今日は昨年2月に私がお教室で習ったメニューに夫が挑戦しています。

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本編・2月】


今日はちょっと良いシャンパンを。ワインやシャンパンのことは私はあまり良く
わかりませんが、夫いわくとても美味しくて人気の高いシャンパンで、生産量が
少ないため手に入れるのが少し大変なものだということでした


前菜はトスカーナ風白インゲン豆のサラダ。味付けはワインビネガーとオイルと
塩コショウだけなのですが、豆を茹でるときに入れるニンニクとローズマリーの
風味にツナの味が効いていて、とっても美味しいお気に入りのサラダです


次はパルミジャーノチーズのリゾット。今日はブロードを取らずに作ったので、
少しだけ風味が弱い感じがしますが、じっくり炒めた玉ねぎの旨味が行き渡って
いるので、チーズの味も引き立ってとても美味しい一皿に


メインはミラノ風カツレツ。日本でも大人気の定番メニューを、今日は黒豚肉を
使って作ってもらいました。お肉自体にほんのりと甘味があるので、衣に混ぜた
チーズが効いて、ペロッと食べてしまいました



そして食後に後片付けを夫に任せてゆっくりしていたところ、キャンドルに火を
灯したバースデープレート付きのデザートも出してくれました

「Gramercy New York」のケーキです。4種類を買ってきてくれていたのですが、
やはり誕生日にはこれでしょう、ということで、イチゴのショートケーキを

スポンジがとっても柔らかくて美味しいのと、クリームが少なめなところが私の
好みにぴったりでした

娘がいるのでディナーに出かけたり出来なくても、こうして家で楽しませようと
してくれる夫。いつもどうもありがとう

綺麗なお花にこだわりのシャンパン、作ってくれたコース料理に、買ってくれた
憧れの食器たちでのお食事で、とっても楽しいディナータイムでした


お茶のお稽古(白地紅白八重梅柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理中級編・12月)

2015-02-07 23:56:05 | 着物
今日の午前中は娘の保育園で保護者会があったので、娘を実家に預けて、一人で
行ってきました。実は来週「おたのしみ会」という学芸会のようなものがあるの
ですが、そこで娘のクラスでも親と一緒に出し物をやるそうで、保護者会の後で
その練習があったのです

午後からは夫がお稽古へ行っているあいだに、娘と遊びながらディナーの準備を
済ませて、夫が帰宅してから着付けをしてお茶のお稽古へ


2月に入って立春も過ぎたということで、この時期に相応しい着物を、と思って、
こちらの着物を選びました。季節限定の柄なので年に一度しか着る機会がないの
ですが、とても気に入っていて毎年出来る限り着るようにしています


いかにも早春らしいモチーフを、大胆な柄のサイズと並べ方で描いた、とっても
華やかな一枚。可愛らしい柄なので本当は袖を1尺5寸程にしたかったのですが、
生地が足りず1尺3寸で仕立てました

赤い着物はいつも帯合わせに悩むのですが、今日も無難な色を合わせています。


着物は地模様のある綸子地に、地色を全て覆い尽くすかのように、濃淡のついた
大ぶりな紅白の八重梅が、たっぷり金彩を使って描かれている可愛らしい小紋。

帯は地模様のある清雅な白地に、優しい色使いで大きめの松竹梅の花の丸が織り
出されている唐織の袋帯で、私の大好きな西陣の老舗「藤原織物」のものです

帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に赤い絞りで蝶々が表現された輪出しを。
帯締めは黄緑~黄色へのグラデーションになった組紐。

今日のお稽古は更好棚を使って、久しぶりに貴人点てをさせて頂きました。この
お点前を受けられるのは現在だと皇族の方々くらいしかいらっしゃらないので、
お稽古以外でお点前をすることはないのですが、毎年必ずお稽古します

お菓子は桜色と緑のコントラストが美しい棹物で「笹屋湖月」製の「東の山」。
お軸は「紅梅深按色(こうばい あんしょくふかし)」と書かれた短冊でした。
茶花は「西王母」椿とアズキユキヤナギが活けられていました。

夜は娘を早めに寝かしつけて、ゆっくりとディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・12月】


前菜はカリフラワーとパンチェッタのスープ。牛乳や生クリームを使っていない
スープなのでさっぱり食べられるのですが、セモリナ粉でつけたとろみがあり、
体がとっても温まります


パスタはカルボナーラ・カタネーゼ。カルボナーラなのに辛くてトマト味という
ちょっと変わったパスタですが、これはこれで私はとても好きな味です。ロング
パスタでもとっても良く合うソースですね


メインは仔羊のアグラッサート。ラム肉大好きな私たち夫婦にはとっても嬉しい
一品です。ラム肉というとソテーやグリルばかりですが、こうして煮込むものも
あるということを知れたのが一番の収穫でした

今日からいくつか新しい食器を使っています。今月に入ってからいくつか憧れの
食器を買ってもらっているので、後日ご紹介したいと思います


実家で私のひな人形を飾りました

2015-02-06 23:55:16 | 季節行事
今日は大安でしたので、実家では私の雛人形を和室に飾ってくれたようでした。
実家では毎年、節分を過ぎた最初の大安の午前中に飾ることになっています

雛人形を飾る時期と仕舞う時期については地方によって違って諸説ありますが、
雨水に出して啓蟄に仕舞うと良縁に恵まれるというお話も


この雛人形を飾るのも、もう何回目でしょうか。2月生まれの私のために、母方の
祖母がその年の雛祭りに間に合うようにと、生まれてすぐに買いに行ってくれた
思い入れのある雛人形です

昔は生まれるまではきちんと性別がわからなかったものですから、本来であれば
節分を過ぎて生まれた女の子の初節句は翌年でも良かったのですが、それでも、
初めて迎えるお節句にお人形もないなんて可哀想と思ったのでしょう

すぐ浅草橋の人形店に行き、こうして立派な七段飾りの雛人形を用意してくれた
のだそうです。時間がなかったため、お雛様の冠につける家紋は、後から送って
もらったのだとか


お内裏様もお雛様もとっても上品で優しげなお顔で、何年見ていても見飽きない
大好きな雛人形です

いつか家を建てたら和室を作って、そこにこの雛人形と娘の雛人形を並べて飾る
ことが出来たら良いなぁと思っています


会社のフードイベント【テーマ:パイ】

2015-02-05 23:54:24 | 日記
我が社では年に数回、世界各地の同じ部署で、同じテーマに沿ったフードを同じ
日に食べるフードイベントが行われています


今回のテーマは「パイ」。ということで今日東京オフィスでは、アップルパイが
振る舞われていました。夕方の仕事が一段落した時間帯に大きなアップルパイが
会議室に準備されていて、みんな喜んで食べていました


パイ生地はサクサク、フィリングのリンゴはシナモンがしっかりと効いていて、
とっても美味しいアップルパイでした

日本でパイといえばスイーツ系がメインですが、海外だとお食事系のパイも豊富
なので、他の国ではどんなパイを用意したのかチェックするのも、お国柄が良く
出ていて面白いものです

次回のフードイベントは何かなといまから楽しみです


立春・春の気初めて立つ

2015-02-04 23:52:49 | 季節行事

昨日の節分が終わって、一夜明けた今日は立春ですね。初めて春の兆しが現れて
くるころです。この季節から数えて初めに吹く南寄りの強い風が「春一番」

初候である2/4~2/8は「東風凍を解く(とうふうこおりをとく)」。
東風とは春風のことで、中国由来の陰陽五行思想では、春は東を司るのだとか。
この時期に雪解けの土から顔を出すのが蕗の薹。春一番の山菜で、独特の苦味や
香りがありますが、天ぷらなどにすると美味しいですよね

次候である2/9~2/13は「黄鶯睍睆く(うぐいすなく)」。
春告鳥とも呼ばれる鶯が、美しい鳴き声を響かせるころです。緑色の可愛らしい
姿と美しい声で愛されていますが、その姿を模した鶯餅も出回る時期ですよね。
また、鶯と対で語られる梅もそろそろ咲き始めます

末候である2/14~2/18は「魚氷に上る(うおこおりにあがる)」。
暖かくなるにつれ湖に張っていた氷も解け、魚が跳ね上がるころです。各地では
渓流釣りが解禁され始めて、釣り好きの方たちはまだ冷たい水をものともせずに
お出かけになるのでは渓流で釣れる岩魚などの川魚が美味しい時期ですね