先週は夫の仕事の関係でお稽古をお休みしましたので、今日は朝から身支度して
着物を着て、朝一番でお茶のお稽古へ行かせてもらいました
今月はお茶会もあってわりと着物を着る機会の多い月なのですが、やはり今日も
お気に入りの一枚を選んでしまいました
こちらの着物もだいぶ前に買ったものになりますが、「美しいキモノ」でモデル
さんがお召しになっていたのを見て、一目で欲しくなって、お世話になっている
百貨店の担当者さんにお願いしてすぐに千總から取り寄せて頂いたもの
白地ですが柄に使われている色がとても華やかで、当時まだ20代半ばだったので
柄から一色を取り八掛けをはっきりした色にして頂いたのですが、そろそろ少し
落ち着いた色味の八掛けに変えたほうが良い年齢になりました
それか、柄がかなり華やかなので、このまま十年ほど寝かせておいて娘に譲って
しまうかですが…気に入っている着物なので悩むところです
着物はシボの高い白い縮緬地に、とっても華やかな色使いで一面に御所解き柄が
ところ狭しと描かれている、本当に可愛らしい「千總」の総柄小紋。
帯は現代物ではなかなか見かけない明るい橙色の塩瀬地に、四季の花々を描いた
蒔絵模様も美しい文箱を優美な飾り紐とともに描いた、別誂えの染め名古屋帯。
白や黒ではない地色の染め帯が欲しくて地色にこだわって誂えました
帯揚げは白い綸子地にオレンジに近い山吹色で桔梗が絞りで表現された輪出し。
帯締めは綺麗な鶸色~白のグラデーションになった組紐。
今日のお稽古は貴人点ての薄茶点前をさせて頂きました。貴人点ては名前の通り
貴人(天皇や皇族)に対してのお点前ですので、お稽古以外ではすることのない
お点前ですが、年に数回は必ずお稽古します。
お菓子は苔の上に落ちた色鮮やかなもみじを模した「冬紅葉」で「伊勢屋」製。
お軸は「乾仰遍照霊光(けんぎょう へんじょうれいこう)」と書かれた墨蹟。
茶花は外側の白と内側の赤の2色の花びらが可愛らしい「葵上」椿でした。
今日も娘のお昼寝タイムを利用して、ダイニングテーブルに飾るアレンジメント
作りをしていました
今日は淡いピンクのバラをメインにして、クリーム×ピンクのトルコキキョウ、
少し濃いピンクのカーネーションと薄ピンクのスプレーカーネーション、そして
少し変わった黄色い花を合わせて
夜は早めに娘を寝かしつけて、夫婦でゆっくりとディナータイム
今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本編・12月】
前菜はマグロとアボカドのタルタル。アボカドの緑とマグロの赤でクリスマスの
時期にも良く合う色合いの前菜です。タルタルというと細かく切った(もしくは
叩いた)具材を合わせるのですが、こちらは見た目を優先して角切りに
パスタの代わりにピッツァ・マルゲリータ。日本でも定番のピザですが、自宅で
作るのに一番作りやすいピザでもあります。我が家のオーブンは最高300度までの
温度しか出ないので、ピザ釜のようにパリッと仕上がらないのですが…
メインは魚介のスープ。ブイヤベースとほぼ同じようなお料理です。魚介類から
しっかり良いダシが出ているので、具材を食べるというようりは、このスープを
パンにつけて食べるのがメイン。メゾンカイザーのバゲットを用意しました