Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

クリスマスツリーの飾りつけ / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・11月)

2015-11-15 23:27:17 | おうちごはん
今日の午前中は雨が降って外に出られず娘が退屈していたので、少し早めですが
先日注文しておいたクリスマスツリーを一緒に飾り付けすることにしました

引っ越し前は家が狭かったことと、引っ越してからも去年はまだ娘が何でも口に
入れてしまう時期だったのでこれまでは買えなかったのですが、今年になって、
ようやく我が家のクリスマスツリーを買うことができました


直前までサイズはあれこれ悩んでいたのですが、昔から海外の家庭にあるような
大きなツリーに憧れていて、住宅事情を考えて小さなものにして後悔するよりは
大きいものにしてしまおうと、180cmサイズを購入しました

身長約90cmの娘と比べると倍の高さ。大きなツリーに娘の目も輝いていました
ツリーについてはまた12月に入ったら詳しくご紹介しようと思います。


初めてみるキラキラした飾り物に夢中になってしまった娘は、金色の長いボール
チェーンをひたすらツリーに巻きつけたり、触るとクルクル回るオーナメントを
ツンツン指でつついたりと、楽しそうに手伝って(邪魔して)くれました

ライトをつけると「ピカピカ綺麗ね~」と喜んでくれたので私も大満足です


午後には雨が上がって晴れ間が出てきたので、実家に行って雨コートと長靴を
着せてお庭のお散歩。干してあった傘を見つけて、得意そうに傘をさして歩いて
いました。近くに住む従姉にも遊んでもらって楽しそう

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりとディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:基本中級編・11月】


ほうれん草のソテー・ローマ風と、トマトとモツァレラチーズのブルスケッタの
2種類の前菜を盛り合わせにして。どちらもササッと出来るのにとっても美味しい
主婦の味方の前菜です


パスタは木こり風スパゲッティ(ボスカイオーラ)。乾燥ポルチーニの戻し汁を
入れて作っているので、風味が豊かでと~っても美味しいパスタになりました。
夫が気に入ってくれたので、また週末のランチに作っても良いかも


メインはチキンのソテー・ゴルゴンゾーラクリームのソース。ゴルゴンゾーラの
香りがだいぶ弱くなっているのでとても食べやすいソースです。余ったソースは
バゲットにつけて、最後まで綺麗に食べきりました


ドルパに向けてアクセサリー作り / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理中級・11月)

2015-11-14 23:25:46 | ドールドレス
今日は夫が午前中はお仕事、その後はお茶のお稽古へ行き夕方まで帰ってこない
土曜日ですので、私はお稽古をお休みして、朝から娘を連れて実家へ

午前中は途中で娘のインフルエンザやA型肝炎の予防接種にいったりしながらも、
12月のドルパに向けた準備を進めていました


販売予定のロマンティックドレスはほとんどが出来上がっているので、そちらに
合わせるアクセサリーを作っていたのです。1点1点、ドレスに合わせて手作りを
していますのでそれなりに時間がかかります

その他にも販売するドレスの組み合わせを決めたり、どれを午前の部に出すか、
などを話し合って、必要な資材の確認なども済ませました


今回のロマンティックドレスもそれぞれ素敵な生地を使っていますので、写真の
アップを楽しみにお待ち頂ければと思います

夜は早めに娘を寝かしつけて、夫婦でゆっくりとディナータイム

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・11月】


前菜はサーモンのマリネ、ピンクペッパーとタイム風味。本当は鰯をマリネする
メニューだったのですが、夫があまり生の青魚が好きではないので、サーモンで
代用することにしました。父の趣味の畑で育てたフェンネルの葉も添えて


パスタはガット・ディ・パターテ。じゃがいもが大好きな私にとってはこれ以上
嬉しいものはないというほど、じゃがいもの美味しさをしっかり味わえる一皿。
レシピの倍量の材料で作って高さを出して思いっきりじゃがいもを楽しみます


メインは若鶏のオレンジ煮。鶏肉の煮込み料理には色々とありますが、こちらは
シチリアらしくオレンジを使ってさっぱりと仕上げたもの。白ワインとオレンジ
だけのシンプルな味付けなのですが、本当に美味しいですよ


イタリア料理教室【基本中級編・11月】

2015-11-13 23:17:11 | イタリア料理
今夜は夫に娘の世話をお願いして、イタリア料理教室へ行かせてもらいました


今日も基本中級コースを受講します

先月のレッスンの際に来年7月からの新しい手打ちパスタコースの開設が発表され
ましたが、そちらに通うかどうかまだ悩んでいます。

手打ちパスタは出来る限り極めたいと思っているので、時間さえあれば、絶対に
通いたいのですが…娘を預ける夫の負担を考えると、難しいところです



11月に入り、レッスンのお部屋もクリスマス仕様になっていました。壁に飾って
あったシチリアの地図のタペストリーがとっても可愛くて、思わずパチリ


まずは前菜から作っていきます。今日は前菜が2種類。どちらも簡単に出来るので
ササッと作って一緒に盛り付けます

1品目は定番中の定番である「Bruschetta di pomodoro e mozzarella」。夏のあいだ
トマトが安かったころに自宅でも良く作って食べていました

トマトのブルスケッタというと通常はトマトとバジルとニンニクのみで作る
パターンが多いのですが、こうしてモツァレラが入るのも良いですね



トマトはヘタを取って湯剥きしタネを取り除いてから1cm角に切っておきます。
モツァレラチーズは水気を切り同じく1cm角にカット。バジルは手でちぎって。
全部をボウルに入れて、みじん切りのニンニク・塩コショウ・オリーブオイルで
マリネしたらしばらく置いておきます。

食べる直前に焼いたバゲットにニンニクを塗り、マリネしたものを乗せて上から
オリーブオイルをかければ完成です


2品目は「Spinaci alla romana」。ローマ風と名のつくお料理は色々ありますが、
ほうれん草のソテーのローマ風となると定番はニンニク・レーズン・松の実を
合わせたものです

お肉料理の付け合せとして出されることが多く、なかなか前菜として主役で出る
ことは無いのですが、日本のものとちょっと違う風味になります。ほうれん草も
イタリアのものは茎がほとんどなく葉が大きいので、短時間でサッと仕上げて。



まずはほうれん草を30秒ほど下茹でしたら、流水でアクを洗い流してから、3cm
ほどの長さに切りそろえて水気を切ります。



フライパンで松の実を炒って一度取り出します。フライパンにオリーブオイル・
バター・潰したニンニクを入れて火にかけ、オイルにしっかりと香りが移ったら
ほうれん草・レーズン・松の実を入れてサッとソテーし、塩コショウで味を整え
たら完成です


続いてパスタを作ります。今日のパスタは「Spaghetti alla boscaiola」です。
木こり風と訳しますが、日本でも最近では「ボスカイオーラ」で通じますね

ボスカイオーラの定義はとても幅広く、キノコを使ったものではあるのですが、
パスタだったりピザだったりしますし、味付けもトマトベースやクリームベース
さらにはオイルベースなど様々


ただ木こり風と名のつくとおり、森の中で取れる食材を使いますので、メインは
やはりキノコ 。通常数種類のキノコにパンチェッタを入れて作ることが多く、
キノコはお好みのもので良いのですが、今日はマッシュルーム・シメジに加えて
戻し汁を使いたいので乾燥ポルチーニを合わせます。


フライパンにオリーブオイルをひいて、みじん切りにした玉ねぎとニンニク・
鷹の爪を入れて火にかけ、しんなりするまでじっくり弱火でいためます。



オイルを少し加えて、拍子切りにしたパンチェッタと食べやすくきったキノコを
加えて炒めたら、漉した乾燥ポルチーニの戻し汁とトマト缶を加えて、10分ほど
煮込んでいきます。このタイミングでパスタを茹で始めるとちょうどです。

煮込み終わったら茹でたパスタを加え、みじん切りのイタリアンパセリを振り、
塩コショウで味を整えたら、粉チーズを加えて乳化させれば完成


最後にメインを作りましょう。今日のメイン料理は「Pollo alla gorgonzola」。
酪農の盛んな北イタリア・ロンバルディア州にある、ゴルゴンゾーラ村が発祥の
ブルーチーズ。日本でも良く食べられていますね

香りの好みが分かれますが、ゴルゴンゾーラチーズ自体が苦手な人でもこちらの
ゴルゴンゾーラクリームで仕上げるお料理は食べられると思いますよ

ゴルゴンゾーラにはゴルゴンゾーラ・ピカンテとゴルゴンゾーラ・ドルチェと
いう2種類がありますが、お料理にはピカンテのほうが向いています


ゴルゴンゾーラチーズを生クリームと牛乳で伸ばして作るゴルゴンゾーラソース
ですが、パスタソースとして使ったり淡白なお肉と合わせることが多く、あまり
お魚に合わせることはないそうです。

今日はさっぱりした鶏むね肉を使ってお料理していきます。鶏むね肉は肉叩きで
軽く叩いておきます。繊維を断つことでやわらかく仕上がりますよ。叩いてから
塩コショウを両面に振って小麦粉をまぶしておきます。


フライパンにオリーブオイル・バター・潰したニンニクをいれて火にかけたら、
オイルにしっかりと香りを移します。



皮目を下にして鶏むね肉を入れ、しっかりとしたきつね色になったら裏返して、
両面をソテーします。余分な油をキッチンペーパーで吸い取ってから白ワインを
加えてアルコールを飛ばします。



生クリーム・牛乳・ゴルゴンゾーラチーズを入れてチーズを溶かし、付け合せの
アスパラガスも一緒に入れて、蓋をして弱火で蒸し焼きにします。

蒸し上がったらみじん切りのイタリアンパセリとピンクペッパーを彩りに添えて
盛り付ければ出来上がりです

全て出来上がったところで、お待ちかねの試食タイムです


前菜の2品は、ほうれん草のソテー・ローマ風と、トマトとモツァレラチーズの
ブルスケッタ。彩りの組み合わせも綺麗なので、おもてなしにも向きそうです。
ほうれん草のソテーにはレーズンが入るので甘みが加わって美味しいです


パスタは木こり風スパゲッティ(ボスカイオーラ)。乾燥ポルチーニの戻し汁を
入れているのでとても良いダシが出ていて本当に美味しいです。きのこの香りを
存分に楽しめるパスタでした


メインはチキンのソテー・ゴルゴンゾーラクリームのソース。ゴルゴンゾーラは
苦手な方も多いですが、このソースは絶品。あまりに美味しくて残ったソースを
パンにつけて食べたかったほどでした

食後には紅茶を淹れて頂いてホッと一息。こちらのお教室に通い始めてから
もう2年半になりますが、本当にとても居心地の良いアットホームなお教室で、
このレッスンの時間が私のリラックスタイムになっています


【付下げの別誂え(フルオーダー)第4弾】《修正図案編》

2015-11-12 23:16:16 | 着物
先日から別誂えを始めている新しい一つ紋付きの付下げ「笹に雪輪小花」ですが
お願いしていた修正を加えた新しい図案が届きました


ぼんやりとイメージしていたものを図案に起こして頂くことで作りたい方向性が
やっと見えてきたこちらの着物ですが、その図案から雪輪の大きさや背景の笹に
ついてなどのいくつかの変更をお伝えして、出来上がってきたのがこちら

送って頂いた修正後の図案では雪輪は省略して○のみが描かれていたのですが、
以前の図案を使って画像を修正して、わかりやすくしてみました。


裾模様に大き目の雪輪が3つ描かれていたものを、雪輪の大きさを小さめにして、
数を5つに増やしてもらいました。中に描いたお花が小花中心なので、あまり雪輪
自体が大きくならないほうがバランスが良いかなと思ったので。

そして背景の笹には枝がついていて、その枝が全体的に直線的なかっちりとした
印象を与えていたので、あえて枝を外して頂き、笹の葉だけがリズミカルに並ぶ
ように描いて頂きました

最初の図案ではキリッとしていて格調高い仕上がりになりそうなものでしたが、
こうして変更を加えたことで、全体的に柔らかくて優しい印象の図案になったの
ではないかなぁと思います

私好みの図案になりましたので、これで進めていただくことに。この後は地色や
生地を決める楽しい作業が待っているので、また色々悩みながら、楽しみながら
決めていこうと思います


七五三

2015-11-11 23:06:25 | 季節行事
今週末、11月15日は各地の神社で七五三のお参りが行われます。本来なら旧暦に
従って12月に行うのでしょうが、いまは新暦の11月15日に行うのが主流です


数え三歳の男児と女児、五歳の男児、七歳の女児を祝って神社へお参りします。
関東では三歳のお祝いをするのは女児だけというところが多いですが、その他の
地域では三歳の男児もお祝いするところがあるのだそうです

もともとはこどもが三歳から髪を伸ばし始める「髪置きの儀」、男の子が五歳で
初めて袴をつける「着袴の儀」、女の子が七歳で大人と同じく普通の帯を締める
「帯解きの儀」に由来します

また、ほんの百年ほど前までは医療もあまり発達しておらず、こどもの死亡率が
非常に高かったことから「七つ前は神のうち」と言い、七歳までのこどもはこの

に命が定着しておらず、その命は神に属するものだと考えられていました

七歳になるとようやく社会の一員となって氏神様にお参りをして氏子入りをする
という風習があったそうで、それらが融合して現在の七五三になったとか

江戸時代の呉服屋さんの販促活動から広まったという話もありますが、いずれに
しても幼い子の成長を祝う、節目となる良い機会ですよね

子供の健やかな成長を願いながらあれやこれやと準備をするのも、親にとっては
子供への愛情をより深める時間です