Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

公園遊びとクッキー作り / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理中級・7月)

2016-07-10 23:09:25 | おうちごはん
今日は朝から良いお天気。お弁当を準備して、公園へ遊びに行ってきました


もう私は臨月だということで、一緒に公園に行っても娘と遊びまわるわけにも
いかないので、木陰にシートを広げた後は、遊ぶ夫や娘をのんびりと眺めたり
声をかけたり。ゆっくり過ごさせてもらっています


一緒に遊べなくても3人で公園に行くのが娘は嬉しいようで、この公園タイムは
娘にとってもかなりリフレッシュになっているよう

ある程度遊んだあとは木陰でゆっくりランチをして、帰りの車で娘はお昼寝。
私たちも娘と一緒にお昼寝をするのが最近の定番です


娘が起きてからはおやつを食べさせて、朝のうちに私が仕込んでおいた生地を
使ってクッキー作りをしました

実は娘の小麦アレルギーの数値がかなり下がっていてお医者様から負荷検査の
許可を頂き、今月から数回テストを行っていたのです

今のところうどん1/4玉を食べても大丈夫なので、徐々に量を増やしていって
今月末には除去解除になる予定です

そのため今まで娘には小麦に近寄らせなかったのですが、負荷検査と並行して
小麦に接触する機会も少し作ろうと、クッキー作りをすることに



ココアとプレーンの2種類の生地と可愛い抜き型を用意して、娘に型抜きをして
もらいました。ママのお手伝いができるとあって張り切る娘


とても楽しそうに型抜きをしてくれて、可愛らしいくまさんとうさぎさん型の
クッキーが出来上がりました。こちらはご飯を食べきった際のご褒美として、
毎日少しずつ食べさせていくつもりです

夜は早めに娘を寝かしつけて、ゆっくりディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:シチリア料理中級編・7月】


前菜はナスとリコッタチーズのスフォルマティーノ。リコッタチーズはいつも
通り手作りをしたものです。ほんの少し入れたバジルの香りがナスにとっても
良く合っていて美味しいです


パスタはマグロとミントのリングイネ。いかにも暑いシチリアらしいお料理。
イタリア料理教室に通うようになってから、ミントを使ったパスタが大好きに
なってしまった私。夏はミントのパスタがいくつかあるのでうれしいです


メインは豚肉のスカロッピーネ、マルサラ風味。イタリア特産の甘いマルサラ
ワインを使った一品です。甘めの仕上がりですがさっぱりとしていて、まるで
ナッツのような香りがするのがお気に入り


実家でのんびり / 36週検診 / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・7月)

2016-07-09 23:07:46 | おうちごはん
今日は土曜日ですが先週に続いて夫が一日中お仕事の日でしたので、朝から娘を
連れて実家へ遊びに行ってきました


あいにくお天気があまり良くなかったので、お外遊びはやめて、室内でゆっくり
遊ぶことに。おままごとをしたりブロック遊びをしたりしていましたが、途中で
娘が本を持ち出したので読むのかな?と思ったら、ピアノの譜面台に本を置いて
まるで楽譜を見るようにしてピアノを弾き始めました

ピアノが大好きな娘なのでそろそろ習わせ初めても良いかなと思いながらも、
習い事は本人が自分で選んで集中してできるようになる5~6歳まではしなくても
良いと考えているので、悩ましいところです


お昼ご飯のあとは少し眠そうだったのでお布団を敷いてあげると、私のドールを
連れてきて一緒にごろごろ

最近はお人形遊びに興味を示し始めた娘。我が家でお人形といえばこれしかない
のでかなり高価なお人形遊びになっていますが、ある程度の大きさと重さがある
からなのか、まるで赤ちゃんをあやすようにして大切に遊んでくれています


娘のお昼寝タイムを利用して、私は病院へ36週検診を受けに行ってきました。

検診では、私も赤ちゃんの成長も順調なのですが、すでに赤ちゃんの頭が骨盤の
なかに降りてきているということで、出産は予定日よりも早まる可能性が高いと
いうお話を受けました

娘の妊娠中もこの時期に同じようなことを言われていたので、私の体質的なもの
なのでしょうか。なるべく早めに色々な準備を終わらせた方がよさそうですね

夫の帰宅に合わせて私たちも帰宅し、夜は娘を早めに寝かしつけて、のんびりと
ディナーを楽しみました

今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・7月】


前菜はナスのバルケッタ。ナスの中身をくりぬいてモツァレラチーズやバジルと
一緒にトマトソースをかけてオーブンで焼いたお料理で間違いのないお味です。
ナスが苦手なお子様でも食べてくれる一品です


パスタは手打ちパスタガルガネッリ、豚肉とフェンネルのソース。今回は生地を
少し固めに作ったので、茹で上がってもそれほどぺちゃんこにならずに出来たの
かなぁと思いますが、こういう中が空洞になった手打ちパスタは難しいですね


メインは若鶏のナポリ風ソテー(ディアボラ)。我が家では唐辛子を控えめに、
ピリ辛程度で作るのが定番です。今日は彩りにカプレーゼを添えて


昨日は小暑・やや暑熱を催す

2016-07-08 23:24:09 | 季節行事

昨日は小暑。じめじめとした梅雨がやっと明けて、本格的な夏が訪れます

初候である7/7~7/12は「温風至る」。
熱気を含んだ夏独特の風が吹く頃です。7月7日には七夕がありますね。関東では
まだ梅雨明けしていないので、この日に晴れ渡った星空を見上げた記憶があまり
ないのですが、一度満天の星空に流れる天の川を見てみたいものです

7月9日には、浅草の浅草寺でほおずき市が開かれます。私の母や祖母はこの日を
「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼んでいます。この日は功徳日と言い
この日の観音様参りは、四万六千日参詣したのと同じご利益があるとか

次候である7/13~7/17は「蓮始めて開く」。
夏の花である蓮が咲き始める頃。蓮の花は朝開いて昼頃にはもう閉じてしまい、
なかなか満開の蓮の花を見に行く機会がないのが残念です。日中に見てもお花の
内側から薄く発光しているかのように見える色合いはとても美しいですね

7月15日は関東では東京盆とも呼びます。もともとは7月15日に行われていたお盆
ですが、今はほとんどの地方が新暦にあわせた8月15日に行うのに対して、東京
では新暦でも7月15日に行っています

末候である7/18~7/22は「鷹乃学を習う」。
鷹の雛が飛び方を覚え、巣立ちに向けた準備を始めるころです。この時期に一番
有名な行事といえば「土用の丑の日」ではないでしょうか。夏の土用の期間とは
立秋前の18日間を指し、その時期の丑の日が「土用の丑の日」。

年によってはひと夏に2回の土用の丑の日があって、一の丑、二の丑と呼びます。
この日に鰻を食べるのは今では恒例ですが、その習慣は江戸時代から。暑い夏に
栄養たっぷりの鰻を食べて、夏バテを防止したいものですね


今日は七夕 / 保育園の七夕まつり

2016-07-07 23:19:38 | 季節行事
今日は七夕でした。皆様はなにか七夕らしいことをされましたか

今夜は娘の通う保育園でも七夕まつりがありましたので、夕方娘の浴衣を持って
保育園へ行き、娘を着替えさせて一緒に参加してきました


浴衣が大好きな娘は私が到着するのが待ちきれなかったようで私が浴衣を持って
お部屋に入ると「ママ遅いよ~」と半泣き状態。急いで着替えさせるととたんに
ご機嫌になり、たくさんの人に見せびらかしていました


最初は大きなお部屋に集まって七夕のお話を聞いて、そのあとは全員園庭に出て
盆踊りを楽しみました。娘は恥ずかしかったのかなかなか踊ろうとしませんが、
最後の方は少しだけ踊って盆踊りを楽しむことができました


最後に麦茶をもらって1時間ほどで七夕まつりは終了。例年はまだ仕事をしている
時間なので、産休のおかげで娘との楽しい思い出が増えました

そもそも七夕とは、日本にもともとあった「棚機」という行事と、織姫と彦星の
伝説と、奈良時代に中国から入ってきた「乞巧奠」が合わさって出来たもの。

「棚機」は「棚機女(たなばたつめ)」として選ばれた乙女が、清い水辺にある
機屋にこもって衣を織り、それを神様に供えて秋の豊作を願う行事でした

織姫と彦星の伝説は中国から入ってきたもので、正しくは牽牛と織女と呼ばれる
男女が、年に一度、7月7日の夜にだけ会えるという物語。

「乞巧奠」はその織女にあやかって、7月7日の夜に庭先に設えた裁断に針や糸を
供えて機織りや裁縫、芸事などが上達するようにと願う行事です

平安時代には主に星祭りとして宮中でも七夕行事が行われるようになり、里芋の
葉に溜まった露で墨を刷り、その墨で梶の葉に和歌を書いて願い事をしました。


江戸時代になり庶民の間にも七夕行事が広まるようになると、梶の葉の代わりに
五色の短冊に願い事を書いて笹に吊るす現在の七夕行事の形が出来てきます。


茶道では七夕の趣向というと、定番なのが梶の葉、糸巻き、カササギなどです。
梶の葉は上で説明した通り。糸巻きは乞巧奠に由来します。ではカササギは
いうと、こちらは織姫彦星伝説に由来します。

天帝の娘である織姫(織女)は、働き者の牛使いの彦星(牽牛)と出会って結婚
するのですが、仲が良すぎたせいか、お互いに機織りや牛使いの仕事を放りだす
ようになってしまい、天帝の怒りに触れてしまいます

怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離して、会えないようにしてしまったの
ですが、織姫は泣き暮らすばかりで、彦星も悲しみで仕事が手につかないまま

泣き続ける娘を不憫に思った天帝は、年に一度7月7日の夜だけ2人が会うことを
許しました。7月7日の夜だけは天の川に橋が架かり、行き来できるのです

その天の川に橋を架けるのがカササギです。カササギはとても知能の高い鳥で、
人間でいえば3~4歳程度の知能を持っているのだとか。カササギが翼を広げて、
何羽も連なって架け橋を作り、その上を織姫と彦星は渡るのだそうです

百人一首の中でも「鵲の渡せる橋に置く霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」と
詠われていますね

ですから、この時期に和風の趣向のもので抽象的な鳥の柄があれば、カササギを
表しているのだと考えるのが一般的なのだそうです

茶道を習っていると、こういう行事ごとの知識なども自然と教えて頂けます


祇園甲部みやび会「お千度」

2016-07-06 23:05:46 | 京都花街
7月7日、京都最大の花街・祇園甲部では、「お千度」という行事が行われました

祇園甲部の舞の流派は京舞「井上流」ですが、そのお家元である井上八千代師と
門下生で構成される「みやび会」という組織があります。みやび会では毎年7月に
「お千度」と呼ばれる、芸事の向上と夏の無病息災を願って八坂神社まで詣でる
行事が行われています


(画像は報道系サイトからお借りしました)

井上流の門下生はほとんどが芸舞妓さんですので、祇園甲部の芸舞妓さん総出で
行われるとても華やかな行事

みやび会の皆さんは毎年新調される揃いの浴衣を着て参拝します。皆さんで同じ
浴衣を着ているのですが、それぞれの年代で着こなしが違うのが楽しいのです
今年の浴衣は涼しげな団扇柄でした。


(画像は報道系サイトからお借りしました)

舞妓さんはもちろん浴衣も肩上げをしていますが、出たての若い舞妓さんは赤い
可愛らしい夏帯を、少しお姉さんになると薄いピンクの夏帯、芸妓さんになると
白い夏帯、もっとお姉さんになるとグレーがかった夏帯など、帯や小物も様々に
年齢にあわせて変えていらっしゃいます

美しい芸舞妓さん方の涼しげな浴衣姿を拝見できる、貴重な機会です