ゑびす屋その２

ゑびすやさんは本当にいい旅館でした。
昨年にお風呂を改築したばかりとか。

　　料理は写真だけでは実際のところは分らないけれど、お風呂が新しいなら期待がもてるかもって理由で「ゑびすや」さんに決めたの。

　でも、お料理もお風呂も良かったわ。

　蟹のお刺身に、ゆでガニ、焼きガニ。かにすきに雑炊フルーツ。平日は甘エビのお刺身サービスとはなっていましたが、こちらは甘エビ少々という感じ。

　でも、かにすきのお出汁がおいしかった。仲居さんのご説明によると、何でも蟹の甲羅と昆布からとったお出汁だそう。かなり濃厚です。

　その、仲居さんがおかしいのなんの。

年の頃は７０後半か８０代。とてもお元気な方です。

　焼きガニの焼き方を詳しく説明しながら、私達の会話に入ってくるの。それもフツーに。

　先日の、高知空港での旅客機胴体着陸の話をしていると、「そーや、そーや。あの機長は上手かった。私は初めから終わりまでずーっとみてたさけ。えらかったな、うんうん。」。「・・・・？」
（この仲居さん、仕事してないのかな）

　友人の一人が、車内で２０年ぶり位に大学時代の友人に出会い、自慢話を散々されて辟易した話では。
　「あ～。分る、分る。私もそんな人嫌いやで。」「美人が自慢というのはまだ許せる。でも、子供の自慢はいかんな～。うんうん。」

　そんな調子。

　もう、それがおかしくて、おかしくて。帰りの電車でもその話で笑い転げました。

　楽しい思い出をありがとうございました。是非、来年もお会いしたいわ。