いよいよ明日で、入試は終わる。
長かったようで、あっと言う間に終わった気がする。
夕食が終って、息子はノートパソコンから音楽を聴きながら英作文の勉強。明日の試験に備えて、最終確認のようだ。
夫が見たら「
とキレるだろーなと思いつつ・・・・。
昔とは、勉強のやり方も変わってきているのだと、黙認。
息子はノリノリで、こんどは体を揺らしだした・・・・。
邪魔をしないように、私はソファーで読書した。
日本を代表するファッションデザイナー、芦田淳の著書「透明な時間」。
その中で紹介されたレバノン人の詩人「カリール・ジブラン」の詩に、深く感銘を受けた。
「子供について」
・・・略・・・・
アルムスタファは言った。
あたたの子は、あなたの子ではありません。
自らを保つこと、それが命の願望。そこから生まれた息子や娘、それがあなたの子なのです。
あなたを通ってやってきますが、あなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。
子に愛を注ぐがよい。でも、考えは別です。
子には子の考えがあるからです。
あなたの家に子の体を住まわせるがよい。でもその魂は別です。子の魂は明日の家に住んでいて、あなたは夢のなかにでも
そこには立ち入れないのです。
子のようになろうと努めるがよい。でも、子をあなたのようにしようとしてはいけません。
・・・・・略・・・・
この詩を読んで、涙が込み上げてきた。
息子が大学生になったら、私の子育ての8割は終わる。
その日が、もう目前なのだ。
息子の背中が、一段と大きく見える。この一年で、随分と大人になったと思う。
これからは、息子ばなれの第一歩が始まるのだ。
・・・と。
息子は、パソコンの画面で動画を見ている。何やらニヤついているではないかっ
あれは、息子の好きなニコニコ動画か?
しっかりべんきょーせーっ!
長かったようで、あっと言う間に終わった気がする。
夕食が終って、息子はノートパソコンから音楽を聴きながら英作文の勉強。明日の試験に備えて、最終確認のようだ。
夫が見たら「
何やってんねん!
そんなんで、頭に入るわけがないやろっ!」とキレるだろーなと思いつつ・・・・。
昔とは、勉強のやり方も変わってきているのだと、黙認。
息子はノリノリで、こんどは体を揺らしだした・・・・。
邪魔をしないように、私はソファーで読書した。
日本を代表するファッションデザイナー、芦田淳の著書「透明な時間」。
その中で紹介されたレバノン人の詩人「カリール・ジブラン」の詩に、深く感銘を受けた。
「子供について」
・・・略・・・・
アルムスタファは言った。
あたたの子は、あなたの子ではありません。
自らを保つこと、それが命の願望。そこから生まれた息子や娘、それがあなたの子なのです。
あなたを通ってやってきますが、あなたからではなく、あなたと一緒にいますが、それでいてあなたのものではないのです。
子に愛を注ぐがよい。でも、考えは別です。
子には子の考えがあるからです。
あなたの家に子の体を住まわせるがよい。でもその魂は別です。子の魂は明日の家に住んでいて、あなたは夢のなかにでも
そこには立ち入れないのです。
子のようになろうと努めるがよい。でも、子をあなたのようにしようとしてはいけません。
・・・・・略・・・・
この詩を読んで、涙が込み上げてきた。
息子が大学生になったら、私の子育ての8割は終わる。
その日が、もう目前なのだ。
息子の背中が、一段と大きく見える。この一年で、随分と大人になったと思う。
これからは、息子ばなれの第一歩が始まるのだ。
・・・と。
息子は、パソコンの画面で動画を見ている。何やらニヤついているではないかっ
あれは、息子の好きなニコニコ動画か?
しっかりべんきょーせーっ!
おらっ!