息子が、上京してから。(と、いっても神奈川県)
都内に住む娘は、何かと息子の世話を焼いてくれている。
「野菜、食べてるやろか・・・・」と、心配していると。
おかずをせっせと作っては、息子に運んでいるらしい。
先日は、筑前煮とハンバーグ。ゴーヤーの梅肉和え、ほうれん草のおひたしを差し入れしてくれたとか。
「私の作った筑前煮、うまいっ!て食べてくれんねん~」
娘は、とっても幸せそう。
「ハンバーグ、ちょっと失敗して。卵入れへんかったら、固かった。」
レオピーに予め、それを言うと。
「「卵入れんかったら、固いんちゃうか?」って。」
「あのこ、そんな味の違い、分かるんやわ~」
ハンバーグの卵って、つなぎの為と味を良くする為やし。むしろ、固さってパン粉の量やと思うけど・・・・。
とは、思ったけど。娘があまりにも幸せそうなんんで、言葉を飲み込んだ。
「レオピーは、私の料理を、これからズーッと食べるねん」
そうして、私を横目でキッと睨み。
「レオピーは、これで私のものよ」
恐ろしわ~っ。